詐欺か革新か!？

IPフォンのサーバー展開を売りにした詐欺容疑で取り調べられている会社が出ているけれども，

ここで紹介するサービスは果たして詐欺か革新か?

以前から本土Europeで少しずつ広まってきているとの噂は出ていたけれども日本でも展開が始まるそう．

FONというサービスです．

http://computers.news.livedoor.com/detail?id=56264

専用の無線ルーターを開放することで，「会員」がそのアクセスポイントを自由に使うことが出来るというもの．

つまり世界中に会員が増えるほど容易にアクセスすることが出来るということです．

これなら海外だろうが日本だろうがシームレスに無線LANに接続することが出来ます．

これにskypeを組み合わせると世界中どこでも無料電話です．すばらしい．

初期投資額（ルーターが1980円らしい）を考えると，これは件の詐欺とは程遠く，革新的な接続手段であることは間違いない．

もはやどこのプロバイダーもほとんど定額性なので，どれだけつないでもつながなくても収益は同じ．

さらに携帯端末などを介して接続するよりは安くて簡便（自宅でも外でも同じ設定で接続できますから）な無線LANを共有するのは利に叶っています．

問題はこれがビジネスとして儲かるのか?

有料会員と無料会員（無線LANアクセスポイント提供者）のバランスがうまくいくかどうかです．

自分なら無料会員*1かな．