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山での位置確認 FieldAccess2など

最近の登山中の位置確認手段について

 

 

関連する装備は

1 iPhone6でFieldAccess2を使用

2 コンパス

3 Mac TrailNoteで作成した12500分の1の地図

4 Suunto AmbitのGPS

おまけ AR山ナビ

 

 

順番に説明

1 iPhone6でFieldAccess2を使用

あくまでも紙地図のバックアップである

アプリで現在地を確認したら紙地図で大きく見てさらに確認するようにしている

iPhoneは防水ケースに入れて小さなタッチペンで使用 スキー用手袋でも操作可能 タッチスクリーン対応手袋も試したが操作が安定しないので却下

IMG_0937山での状態 ペンが使いやすいようにしている IMG_0938普段の状態

ソフトはapp storeで860円で購入

IMG_6405

行く山域の地図を予め事前キャッシュで保存  国土地理院の地図そのままである

IMG_6395事前キャッシュ画面 IMG_6396領域の設定 IMG_6397読み込み中 IMG_6398読み込み結果

これで通信なしでの地図を参照できる

任意の入手したGPSログ(GPX)を読み込んでおく

iPhoneでヤマレコを開いてダウンロードできる

IMG_6401iPhoneでヤマレコ画面を開きGPSログ(GPX)をクリックすると IMG_6402開き方を問われるので「次の方法で開く」を選び、

IMG_6403FieldAccess2を選ぶと IMG_6404読み込み画面になるので「開始」する

IMG_6399読み込んでrename IMG_6400ログを表示したところ 現在位置を表示しながら使用できる

山では機内モードに、プライバシーの位置情報サービスではこのアプリを常に許可にしている

位置確認は頻回にはしないが、常にアプリはいったん終了させる 開いておくとGPSを探し続けてバッテリーを消費する

ログの記録は行わない

精度は不明である 同じ位置で止まっていても位置はブレ続ける 比較対象がないので精度が高いのか低いのか分からない 少なくとも尾根違いは分かるだろう 表示されているコンパスはあてにならない 東西南北がわかる程度だろう

そういう意味では平原ではあまり使えないのかもしれない

登山では7-8時間はこの環境で使用、しかも大抵は小さな音量で音楽を鳴らしながら歩いている これまではせいぜい-10度くらいまでで防水ポーチに入れてザックに留めている

これでバッテリーは100%から80%くらいまでしか減らない 少なくとも日帰りでは困ることはなかった

なお、ログを記録した際はバッテリー切れまでいったので、以後はログ記録は使用していない

ログは後述のSuunto Ambitで実施している

仮にビバークすることになっても位置確認をした後に電源を落として体温で保持すれば数日は問題ないだろう 必要な時に電源を投入したらよい

一番困るのはバッテリーの残があるにも関わらず低温で停止する可能性があること

スキー場で何回も経験があるのでこれがまずい

体温で温めるしかないが

バッテリーはバックアップのバッテリーを持っていくのが安心か

そうなるともともと常備している予備の電池を装着して充電できるタイプの充電器が便利だろう

実はこの2月に届く予定の「ライターガスで発電する端末」をkickstarterで注文(投資)している

これが届くと一回のガス充填で10回のiPhone充電が出来るという

その他にもUSB接続の機器が充電できる AMBITはUSBで充電するので使える

やや発熱するらしいので懐炉代わりにもなるかもしれない

しかし今の所全く完成していない

これはポシャってしまう気がする

返金されるのかが心配だ

 

 

2 コンパス

Suunto社のもの

常に地図とともにパンツの右ポケットに

時々分かっているピークから地図上で位置確認をしてみるが、それなりの精度ではある

あくまでも登山道上でないと2座の同定が必要になるが

 

 

3 Mac TrailNoteで作成した12500分の1の地図

OSXのstoreから無料でダウンロード出来る

地図は国土地理院の二万五千分の一の地図を読み込んで表示してくれる

任意のGPXデータを読み込んで表示してくれる

自分は老眼が進んできており25000分の1では見づらいので12500分の1で地図を印刷している

枚数が増えるのが難点だが何せ見易い

範囲が広くて全体像を見渡したいときは25000分の1も印刷している

12500分の1の地図はA4で約4km×2kmの範囲が入る 新穂高-槍ヶ岳-上高地で8枚くらいになった

縦横は任意 GPXデータがあればコース上の標高を表示できる

印刷したものは100円ショップで買ったA4クリアファイルに入れて持ち運ぶ

上にマジックで書き込みも出来る 使い捨てれる

IMG_0939

写真は25000分の1で立山を周回した時のもの 青線赤線は印刷された予定コースで、コースタイムを書きんだ

ソフト自体は印刷するだけで画面を保存したりはできない

 

 

4 Suunto AmbitのGPS

もう第3世代が発売されているのに1を使っている

IMG_6406

時計として、高度計として、距離計として、気温計として、GPSロガーとして

他の機能としてコンパスと位置情報の表示(測位系の表示)があるが残念ながらログ記録中は使えない

満充電から二日間の行動のログを取ったら残りは30%程であった

GPXデータを読み込ませてルートガイドさせることも出来るが、地形図を表示するわけではないので心許ないしログ記録中はやはり参照ができない

手に着けていると気温は体温を加味したものになるので意味がない

夏は腕に着けるが冬はザックに吊るしている いつか無くしそうで心配

いずれGPS専用機を買うことになったら不要になるかもしれない

 

 

おまけ AR山ナビ

iPhoneアプリ

山に向けると位置情報から山名を表示してくれる 何気に便利

IMG_6407

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