一日目
朝、仕事場に顔を出してから準備をして出発。
飛越トンネルから黒部五郎岳というのも考えたが、時間も遅いので白山とした。
それも禅定道巡りとして。
市ノ瀬12時28分出発。
市ノ瀬のキャンプ地には高校生がいっぱい。登山部の合同?訓練のようだった。
林道を上がり白山禅定道へ。
天気は曇りで風は涼しい。雨が降る感じではない。
ここから上の作業道に合流するまでの道は気持ちが良い。涼しくて川の流れが聞こえて、鬱蒼としている。街を離れて山に入る感じがいい。
上の作業道を左に行くと釈迦道、まっすぐ横断が白山(旧越前)禅定道。
稜線に取り付くまで急な登りが続く。が、ここも薄暗く川からの風が涼しい気持ちの良い斜面。
2人とすれ違った。
稜線に出るとなだらかな登り。この後、別当坂分岐まではアップダウンの多い稜線歩き。
13時25分六万山13時28分
13時54分指尾山13時58分
14時23分剃刀窟14時24分
15時14分別当坂分岐15時26分
観光新道に降りる人3人とすれ違う。この先にある岩場と小さな谷を挟んで見える小さな尾根先端の岩場は見栄えが良い。好きな景色の一つ。
しばし急な登りを行くと小屋が見えてくる。
16時35分殿ケ池非難小屋
外を少し眺める
釈迦岳 別山 町並みに光が見えるようになってきたが写真では分からない
最高点の標高: 1985 m
最低点の標高: 810 m
累積標高(上り): 1272 m
累積標高(下り): -97 m
平均ペース: 2.07 km/h
総所要時間: 04:07:06
誰もいない貸し切り。板間には虫の死骸が多数あるのでまずは掃き掃除。マットと寝袋を出して就寝準備OK
が、上半身のinsulationがない!
テントシューズを間違えて持ってきた。それはそれで役にはたつが明日の朝一ピークが寒そうだ。しょうがないのでOMMのレインを着ることにする。寒いのでシュラフに潜り込む。
夕食はカレーラーメンと塩胡椒ビーフと持って上がったビール、満足。
その後は読書、高野秀行と角幡唯介の対談。
冒険とは、とかノンフィクションとは、と語り合っていて楽しい。
角幡氏は登山家に嫉妬しているというが、まさかどこそこの北壁初登頂とかを狙っているわけではないだろうし、そもそも冬季黒部横断とか出来るのだからそれで十分だと思うけどー
知らないうちに就寝。
二日目
夜中になって激しい風と雨、何度も目がさめる。
2時に目覚ましをかけていたが、雨の中起きる気がしない。こんな雨の中ではご来光は無理だろう。
二度寝、三度寝し、しっかり目が開いたのは6時過ぎ。
取り敢えず朝飯。まずは目覚ましコーヒーと思ったが、ガスバーナーが終わってしまった。パンがあるので大事には至らないが、これはうっかり。
今日は色々と準備不足だ。トイレットペーパーもケースの中身は空っぽ。うーむ。
パッキングして掃除して出発。
上も下もレイン装着でスタート。
天気はガス、雲混じりの曇天。雨はない。予報ではこの後は良くなるばかりなのだが。
殿ケ池非難小屋7時5分
7時49分黒ボコ岩7時50分
すでに寒いので砂防新道から4-5人の登ってきていて同じペースでこのままピークまで同行。
7時55分五葉坂
8時10分白山室堂8時17分
8時49分御前峰8時53分
ザックは重いのでデポってピークへ。
ピークは6度。風が当たるところでは寒すぎる。なにせinsulationないから…
時々晴れ間も出てくる感じで、下を見ると1500mほどに雲がかかって下は見えない。
寒いので写真を撮ってすぐに撤収。
室堂のストーブで少し温まって、レインの下を脱いで出発。
9時14分白山室堂9時38分
9時48分弥陀ケ原エコーライン分岐
9時53分黒ボコ岩
10時24分殿ケ池避難小屋
11時21分別当坂分岐 4分休憩
この当たりで二人組とすれ違う。
「オオヤマレンゲ」は見なかったか?と。すいません無粋なもので分かりませんと答えて終了。
ググるとこの当たりで見られるようだ。
注意散漫、好奇心なし。少し反省。お花の名前も勉強しないとね。
12時5分剃刀窟
12時29分指尾山 8分休憩
12時57分六万山 4分休憩
この当たりで茎も白いお花 銀竜草(ギンリョウソウ)が散在。調べてわかった。可憐なような不気味なような…
13時45分市ノ瀬
帰りはいつものように白峰温泉と田舎そば。
最高点の標高: 2625 m
最低点の標高: 809 m
累積標高(上り): 755 m
累積標高(下り): -1931 m
平均ペース: 2.38 km/h
総所要時間: 06:41:23