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ボードでお手軽BC 白馬乗鞍岳

先週の山行でスキーブーツが壊れてしまい修理中。

とはいえ好天にじっとしているのも嫌なのでボードでBCすることとした。ボードに乗るのは今シーズン初で最後になるだろう。

登り返しなどが多いルートは嫌なので白馬乗鞍からあわよくば舩越の頭くらいを目標にした。本当は小蓮華としたいところだが、ワカン(スノーシュー持っていない)でボードを背負って歩くのはちとつらい。

ちなみに今回の山行はGWに雪倉岳あたりに行きたいななんて思っていたりするので、その下見でもあり、重い装備を背負っての行動予行でもあったりする。

7時50分くらいに駐車場到着。

ゆっくり準備して8時45分くらいにゴンドラへ。ロープウェイは9時5分くらいに乗車。

終点には既に20人ほどの人の群れ。天候は晴れ。日差しも気温も暖かくベースだけで歩き始める。

昨夜はとある会合で痛飲しており体は重たい。最初からワカン装着。

左手に向かうと山荘を過ぎての自然園。半分はそちらに。

そして右に尾根に取り付くとそのまま天狗原方面。こちらも半分。

ボードを背負っているのは数人。

しかしボードというものは重たい。そして風に煽られるとさらにブレてつらい。

ちなみに今のボードは人から未使用品を譲り受けたもの。調べてみると3kg前後。bindingの重さはあるが、スキーとそう変わらないではないか。

重いといってはいけないのか…

天狗原の中ほどで休憩、風も強く寒くなってきたのでハードシェルを着用。

急登を登りきるとさらに強風。

体力的には問題なかったが、大池に下りてさらに登り返しの稜線を強風に煽られながら歩くのは勘弁なのでここで終了。

岩陰に板だけデポってケルンを詣でた。

ケルンでは60Lほどの荷物を背負ったツボ足二人組が休憩していた。ワカンのトレースを利用させてもらっていたので、お礼を言う。

これから小蓮華尾根に向かいどこかで雪洞を掘って泊り、明日白馬岳を目指すとのこと。天候が崩れるから無理かもねーとも。気をつけて行ってきてください。

一応白馬乗鞍のピークと思しきところも踏んでくる。ログを見るとずれているが…

このあたり一帯は岩とハイマツがところどころ顔を出していて、一度大きく踏み抜いた。足がすぐには抜けなくて焦った。

ついでに大池も覗き込んでみた。山荘も池も埋まってるわー

山荘を過ぎたところに蓮華温泉を目指しているパーティーが歩いていた。

舩越の頭には10人ほどが見える。自然園から直接登ってくる人影も3-4人あり。

しかしみるみるうちに雲がかかってきて(風も強かった)コンディションは悪くなっていった。

ケルンで休憩して写真を撮って岩陰に戻り滑走準備。

今シーズン初ボードがBCでいいのか? 昨シーズンも1-2回しか滑ってないが?と思いつつも滑り始めると特に問題なし。

ちゃんと体は覚えてた。さすがに長年滑っているだけのことはあるらしい。

念のためウィペットは短くして両手で構えつつ滑るが、ハードパックされた上に1-2cmのザラメが乗っているような状態で安定。

普通の緩んだゲレンデのような様相だった。神社まで気持ちよく滑走。そこから下はぐさぐさの雪で消化試合となりました。

一度板をつかまれて大きく転倒。危なかった。

15年はつかっているmont-bellのスキーパンツが破れてしまった。そろそろこれは引退か? それとも藪漕ぎ必至の山行にとっておくか…

ゴンドラ近くなると風が生ぬるくて暑い。春です。

車に戻り携帯の電源を入れると好日山荘からブーツが治って帰ってきたとの連絡。

帰りにブーツを回収した。

これでGWはスキーツアーできる。ボードの滑走は楽しいが重い板を担ぐのはもうこりごり。

天狗原から山荘を見下ろす。

岩岳八方方面。

だだっ広い。

船越の頭が見えてきた。稜線にあんな風に雪庇が出来るんだ…

大池横の小ピーク。歩く人達あり。

ケルン。雪が少ない。

神社前から振り返る。こんな緩く見えるところでも時には雪崩があるのか…

今日の相棒、F2 eliminatorちゃん。スーパーカービング板。

この辺りはぐさぐさの湿雪。重いだけ。さらにこの後ロープウェイ始発手前の谷筋で手漕ぎ移動を強いられることに。

合計距離: 11678 m
最高点の標高: 2513 m
最低点の標高: 894 m
累積標高(上り): 723 m
累積標高(下り): -1712 m
平均ペース: 3.37 km/h
総所要時間: 04:00:18
Download file: Move_2017_04_16_09_28_04_トレッキング.gpx

teton bros. wool lite hoodyもはや定番。下はモンベルのスキーパンツ。

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