昨年の10月18日に到着したapple watch2。
あっという間に1年が過ぎた。
1年の使用のレビューを残してみようと思う。
そもそもの購入動機はフィットネスもしくはワークアウトの管理を行うことだった。
登山をきっかけにダイエットや運動能力の向上が必要と感じたのだが、その管理には何かきっかけが必要だった。
まずはそのワークアウト管理について。
純正のワークアウトアプリは必要最小限の機能ではあるものの、脈拍数の管理・随時速度・オーバーオールでの速度が一覧できてわかりやすい。
以前に用いていたSuunto Ambit 1(山ではまだ使用中)と対応するチェストバンド(脈拍計測用)では概算での最大酸素摂取量などのデータもweb上で表示してくれたので、運動強度を数値化することが可能だった。
そこまでの機能はapple watchにはない。そういうことまで求めると専用のランニングウォッチの方が良いだろうと思う。
日々の気軽な運動の目安にはapple watchは最適と言えよう。
またワークアウトアプリは色んなものがある。
試してみたのはRuntastic PROとZonesの二つ。
前者はiPhoneとの併用が必要。スタート動作がもたつく感があり。一度使用をやめたら(iPhoneからアプリを消したら)、再インストールでiPhone側には履歴が残っているもののapple watch側では履歴がなくなり、その間のワークアウト記録が消えてしまった。残念。
トレーニングモードではインターバル走などを設定してくれるので、トレーニングとするには便利かも。
後者は心拍数でZoneを分けてくれて、脂肪燃焼や無酸素運動などと分類してくれる。運動強度と目的に併せて心拍数の目標を変える目安にはなっている。
が、心拍数での大体の強度が分かるようになったため、そのうち使わなくなった。
この1年の間にOSのアップデートに伴って純正ワークアウトアプリがさらに使いやすくなったことも影響して、最終的には純正アプリしか使わなくなった。
この1年(10月~10月の13カ月)で2090kmの走行に付き合ってくれた。
なお、それほど強度を上げないでだらだら走っているし、ウォームアップ込みなので、総合するとおよそ5分40秒/kmほどのペースで走っていることになっていた。
最速でも4分54秒/km(5km走で)と平凡。
ランの記録を上げたければ、それなりのトレーニングを意識した走りにしないとだめなんだろうな。
次はメッセージ系について。
Eメールの着信案内。まぁ便利。watch上で中身を読む気にはならない。
LINEの着信案内。まぁ便利。watch上で中身を読む気にはならない、というか読み込みに時間がかかりすぎるのでiPhoneを開いた方がまし。
massangerの着信案内。まぁ便利。watch上で読む気にはならない。
そういうことですね。読み上げてほしいとも思わないし。
電話系。
着信、応答、通話共にワークアウト中はとても便利。使える。ただし話している内容はダダ漏れになるが。
マップ系。
Googleさんが撤退したので純正ソフトのみ使用している。
siriも絡めて行き先案内をしてもらうことが多いが、徒歩か車かを選ぶのが面倒。振動で曲がることを知らせてくれるのは助かる。
音楽系。
基本iPhoneで再生し接続したイヤホンに付属するスイッチで操作するのであまり関係はない。が、走りながらsiriさんに音楽を探してもらうときは幸せを感じる。
apple watchにも音楽を取り込めるが、iPhoneと共に使うことしかないのであまり意味がないかも。
呼吸。
使わねー。心が乱れているときに深呼吸をしている時間もない(汗
写真。
使わねー。
天気関連。
走る前に気温、天気の確認に使うので便利。特に日の出日の入り時間はその前後に走ることが多いので助かる。
スケジュール関係。
リマインドとして音や振動を用いないとあまり役には立たない。
が、「10分後に何々をする」というようなリマインドをsiriを交えて使うと幸せに行動できる。
タスク管理のOmniFocustも連動しているが、ルーチンワークのチェックには便利。
お財布機能。
最高です。
職場に併設しているコンビニでの支払いは全てapple payでしている。suicaなら現金チャージしておけば余計な利子は伴わない。
通勤ランの時は実は財布を持っていかない。お金を使うのはこのコンビニだけなので財布は不要。
IFTTTやwork flowなどのプログラム系。
少々試してみたがまだ使いこなせていない。
走って帰るときに自宅が近づいたら「もうすぐ着くよ」メッセージを送るとかをスイッチ化できたりするのだが。
それを使っても自分で夕食をチンしたりしているので意味がないかと…(泣
登山で使えるか???
GPSを記録を取るという観点ではだめ。ワークアウトの歩行は地図に経路が書き込まれたものが保存出来るが、画像としてのみ。GPSをとしては(どこかにデータがあるのだろうけれども)取り出すことができない。
また、ワークアウトとしてもバッテリーの保ちは7-8時間が限度。長い山行では役に立たない。
さて、apple watch3が発売されて気圧計やらが装備されているとか…
登山をするものとしては興味津々。しかし結局はバッテリーが命。
わざわざ山に接触充電可能なバッテリーを持っていくかと言われると面倒。