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御前岳 偵察

仕事の関係で早立ち出来ないので御前岳偵察山行に。

参考にしているのは、Dr.7さんの記録、ヤマレコyottyさんの記録(1499mまで1818m周回)。

 

偵察の目的は尾根への取り付きと渡渉箇所もしくは橋の場所の確認。時間に余裕があれば北側の尾根への渡渉地点なども偵察したい。

 

 

9時19分養魚場。ここからスキーシール歩行。トレースが2本ある。大分前のものらしい。

横谷分岐部が見えてきた。奥の高いところは1818m北ピークか。

9時40分横谷分岐。所要時間21分。まっすぐ行けば以前行った籾糠山方面。左に折れて橋を渡った。

奥に見えるのは栗ヶ岳。

渡渉地点が無いか探しながら歩くが、そもそも対面が急な崖状で1021-1499mを含む尾根に上がることができない。ので、渡ってもあまり意味がない。

1021-1499mに向かう台地。すぐそこだが渡るところがない。横谷方面の林道を大きく回ってやや上流で渡渉できるらしい。今回は未確認。

栗ヶ岳を見ながら進むが、右に渡渉できそうなポイントは見当たらない。

対岸はとうぞう谷左岸。林道があるように見えなくもない。地図には記載がある。

少しいくと左上と右下に分岐する。

右下はとうぞう谷とはげくら谷の出合の方に降りていく林道であった。

左がはげくら谷、正面がとうぞう谷。出合部。向こうに林道があるように見える。ここに橋があると最高なのだが。

林道ははげくら谷側に伸びている。堰堤が見える。

近づくと左斜面からデブリあり。

9時52分。ここで以前のトレースが一旦消えて対岸にまた見えていた。どうやらこの堰堤下を渡渉したらしい。

上の林道(国土地理院地図に記載されている林道)も気になったが、下からは見えない。谷の奥の方に地図上は橋があるはずだが、どこにも見えない。一旦戻って左上の林道を歩いてみる。と、すぐに行き止まり。やはり地図上の林道は崩壊してしまっているらしい。

下に先程のデブリ地帯と堰堤が見える。

そんなに深くなさそう。

ということ堰堤したを渡渉。水はチョロチョロでブーツのまま渡れそう。

無事に対岸へ。10時4分。

対岸に渡るとしっかりと林道があり、すぐにとうぞう谷側の堰堤方面への分岐があった。こちらには行かず写真の左から尾根を巻いていく方面に入る。トレースもそちらに続いている。

同じ場所から左を見上げたところ。林道が続く。

はげくら谷の上を通過していくが、やはり地図上の橋は見当たらないし、そもそもそのあたりは雪土岩のデブリ地獄となっていた。地図ではこの写真内に左から道がないといけない。写真のなかほどでGPSでは地図上の林道に合流した。

大きく彫り込まれた道を右に周りまた左に回るとほどなく目標の尾根が見えてくるので取り付くこととする。トレースは林道に沿って先に進んでいった。10時18分。

尾根に取り付くが、木々は多く雪は1mほど。藪はほとんど隠れている。

かなり急で頻繁にジグを切って登っていく。

1110mあたりから御前岳が見える。

アップ。手前に見えるのは1672m地点か。

地図ではいったん1130m付近で緩やかになるが、ここに少ピークがあり左から巻き気味に歩いた。

末端に三叉の伐採された杉があった。

11時1分。時間かかりすぎ。

ここからまた急登。

写真右下は1021m地点からの尾根。三角形に見えているところには雪割れがあるが、あのあたりが1499mの上のふたこぶ部分か。一番高いところが1818m南ピーク。

右に視点をうつすと今度は1480mを含む尾根。1480mあたりに大きな木があるが、そこから上は雪割れもあり難渋しそう。最後の斜面はかなりきつそう。右にトラバース気味にいくしかないのか? そもそも雪庇が張り出していそうだ。乗り上げたすぐ左が1818m北ピーク。

さて、自分のいる尾根を進むと左からの支尾根と合流する手前に3っの大きな伐採された杉があり、そこに雪庇的に段差を形成していて乗り越えるのに時間を要した。左から巻いて行くほうが良かったのだろうが、そこそこ斜度はありそこでも何度かずり落ちる羽目に。

ようやく抜けて支尾根との合流地点1290m付近。11時39分。ここで大休止。

時間もそこそこだし、とても稜線までは無理。

ここでようやく籾糠山がちょろっと見えた。中央にさきっぽだけ。昨年登った尾根は右端。

一応12時までと決めて少し歩き12時7分1337m地点で本日は終了。

滑走準備をして12時23分出発。

支尾根の方が緩やかそうに見えることと、林道の続きがどうなっているか見たかったので、1290mから支尾根方面に滑り降りることとした。

藪もそこそこ木の間隔も狭く、雪は重いザラメ。安全第一で林道まで降りた。

林道合流12時40分。

林道にはトレースがまだ先まで続いていた。

きっとはげくら谷を詰めて登るDr.7の記していたルートなのだろう。

林道は板が走って軽快。

12時45分渡渉。

12時58分横谷分岐。

13時12分養魚場前。作業をしている方が2人、犬が1匹。コリーだと思うが、人懐っこくて前足で2分位抱きしめられた。

 

合計距離: 9465 m
最高点の標高: 1339 m
最低点の標高: 710 m
累積標高(上り): 974 m
累積標高(下り): -963 m
平均ペース: 5.15 km/h
総所要時間: 04:18:01
Download file: _2018-03-04 132905.gpx

約700mの登り、距離9.5km。4時間15分。

本番は御前岳まで1500mの登り、距離17kmほど。9時間ほどの行程かな。

渡渉地点で薄暗い6時くらいとすると、養魚場6時発で14時着か。

何とか現実味を帯びてきたかな。

 

先行トレースはこの方々だったよう。2月3日に猿ケ山で出会ったgoedonさんの御一行。

堰堤下には橋があるはずなんですね。しかし渡渉は出来るのでよしとしましょうか。

 

オレンジジュース600ml、ホットレモンティー50ml、パン2個。

DPS tour1、マエストラーレ。

下半身はMammutのソフトシェルパンツにmont-bellのジオラインMWタイツ。滑走時はmont-bellのフルジップのオーバーパンツ着用。

上半身はteton bros.のpower wool lite hoody。開始時とやや標高上げたところでOMM aether smockをwind-shell代わりに使用。そのまま滑走も。

もう服装は春です。

今日は何があっても良いように、ピッケルもアイゼンもロープもガチャ類も持ってきたので重たかった。

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