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うろこ板テスト

先週の3っの忘年会もなんとか大きなダメージを食らうことなく終了した。

昔みたいに毎日午前様になっても翌日は元気にお仕事…なんてことはできないぜ。

 

一昨日ショップに電話して確認すると、うろこ板のビンディング取り付けが終わっているという。

ということで昨日引き取りに行ってきた。

ビンディングはDynafit TLT speed radicalの今シーズンのもの。

うろこ板はテレマークのものって印象はあるが、techビンディングなら意味はあるでしょう。

色がグリーンになったことや回転防止の留め金が増えていたりとマイナーアップデートがあった。

家に帰って開放値の設定など実施。

もともと持っているクトーが片方のビンディングに入らない。

固定ネジを緩めて金具の位置をずらしてみたりするがうまくいかないので、えいやっとペンチで金具を開いて無理やり調整した。

こういうのは多少はしょうがないことだろう。

ベースワックスも実施。うろこの部分にもクッキングペーパーで薄く引き伸ばして塗ってみた。準備は万端。

 

うろこの性能を試してみないとってことで、多少は雪があるだろう加越国境に向かった。

今日は朝まで金沢市内に拘束されているので遅出は仕方がない。

早出できれば乗鞍スカイラインに行っただろうが…

行ったついでに416号線の福井側終点まで行ってみた。

いつもの横倉の神社横の駐車場前で通行止めとなっていた。

ちなみに見渡せる範囲に雪は全くない。悲しい。

 

やっぱりおいの水谷あたりしかないかってことで到着すると見慣れた車と今まさに出ようかというピンクヘルメットさん発見!!

モモちゃんでした。

ご挨拶して見送った。

こちらはゆっくり準備して20分遅れくらいで出発。

 

最初からシールなしでうろこの性能を試してみる。
所々雪が切れている。シールならそのまま歩くかなぁ

車が走るいわゆる林道の斜度ならなんの問題もなし。

しかしちょっと急になると厳しい。ずりっといく感じがシール装着時よりも明確に滑るのでつらい。

結局ヒールリフト1つ分までは何とか歩けるかなってことを確認した。

 

途中の林道ショートカットからやや急な部分も混じってくるのでシールを装着。

ずっと使っていて慣れていることもありまた今回もG3を選んだ。今回違うのはGripタイプを選んでみた。

 

alpinist+ Grid

のりがだめと酷評されているG3。しばらくは大丈夫だろうが、今シーズン中にのりの調整は必要だろう。

その際に真中にはられているシールも除去かな。うろこ部分はシールのくっつきがやっぱり悪い。

最近のG3シールは先端部分の雪に接しない部分はプラスティック系の素材が使われている。

スーパーファットに昨年購入したものは肉抜きがされていない(今シーズンのalpinistという商品に相当する)。

こういう素材にすることでglide抵抗は少し低下し軽量化にも寄与しているのだろう。

雪面への食付きはやはり良かった。そのかわりglide性能はstandardなものよりも落ちている印象ではあった。

 

ということで登行に関しては、

アップダウンのある緩やかな斜面(林道アプローチなど)はうろこ性能で問題なし。シール不要で軽快。

急斜面はシールを装着し上りでしっかりgrip、シール滑走はほとんど滑る感じがない。

 

さて滑走。

本日の雪は一部ザラメ化したモナカ系。

緩やかな林道ではうろこで制動がかかります。だめですね、これは。

普通に斜度のある斜面では特に変化は感じないものの、今日は藪スキーだったのであまり参考にはなりません。

163cmとあえて短い板としましたが、操作性はわからずじまい。残雪期まで待たないといけないですね。

ヒールを固定した状態での登坂はやっぱりしにくいので、一旦ヒールフリーにする手間はあります。

カニ歩きは減ることでしょう。

 

ということでテスト終了。

護摩堂山への最上段の林道まで歩いて、あまりの藪のひどさにそこで終了としたのでした。

モモちゃんは林道からコルまで詰めて登山道で護摩堂山まで行った模様。

合計距離: 5783 m
最高点の標高: 1017 m
最低点の標高: 664 m
累積標高(上り): 478 m
累積標高(下り): -484 m
平均ペース: 4.70 km/h
総所要時間: 02:17:24
Download file: _2018-12-23 110810.gpx

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