OMM Phantom 25CLの初期型を複数回使っての印象を。
まず現行型の状況をさるHPからのコピペで。
Phontom 25CLマイナーアップデートのお知らせ
2018年5月上旬より細部がアップデートされ、益々使い勝手が良くなっております。
①荷重字の安定感とステーの突き抜けを防止するU字のボトムクッション強化。
②4点支持のショルダーハーネス下部のコードの補強 より強く。
③内部背面にペグやトレッキングポールを固定できるループを搭載。
④プラパーツの変更。より大きく操作しやすいいものに変更→この変更で旧製品と見極めることができます。
⑤より強く軽くしなやかな素材にダイニーマXから Lightweight Tsunooga ripstop (Made in Japan)変更になっております。総じてこの変更点でよりマニアックな性能の部分を日常的に安心して使える強度を持ったモデルに進化していると思います。
自分のはマイナーアップデート前の初期型なのだが、状況としては、
①実際にカーボンフレームが突き抜けてしまった。
④この部分のプラパーツは割れてしまった。
つまりそれなりに初期型には不具合があったということ。
①に関してはもうフレームを使用することは難しいかなという状況。なくても普通に背負えるので別に困らない。修復はまだ試みていない。
④も一応使用に困らないので問題なし。ただし、このポケット。何を入れるのがいいのかな?
他には、前面のメッシュネットとドローコードの間の縫製が弱く何箇所もちぎれてしまった。荷物を収納する大事な部分ではあるので自分で補修した。
またすぐに別の部分がほつれてくるのだが…
これもマイナーアップデートで改善されているとの情報を見たことがある。
compressor padも併用している。
コードを通して本体が薄くなるようにコードを締めると、重心が後ろに流れずに動きやすくなる。パッキング量が少ないときも荷物が暴れなくていい。
モノを入れるためのポケットと思わないほうがいいかもしれない。主に手袋などの軽量の装備とゴミ箱として使うことが多い。
走ることに関しては、腰回りがフリーになるのは有利。
売りである背中に張り付くような安定感はちゃんとあるのでよい。
ただしパッキングで厚みが増すようだと体幹の回旋で軸が揺さぶられるようになってしまうので注意が必要。
できるだけ縦長になるように薄くものを配置してコンプレッションすべきであろう。
日帰り軽装登山はこれ一択になっている。ぼろぼろになるまで使い倒そう。