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船旅

船旅はとても久し振りだ。

まずこの新潟-小樽航路は大学2年の夏依頼。30年前か…
学部サッカー部の西日本対抗戦でベスト4に入ったのだが、東西頂上対決の場が札幌だった。
OBから寄付金を募ってバイト代もつぎ込んでみんなで札幌に行った。

新潟-小樽航路は30年前とは全く違う。当時は雑魚寝フロアがあってみんなで雑魚寝。好きなところで寝ていい(笑)
風呂なんてもちろん無かったし、小綺麗なレストランも無かった。
携帯電話もまだ無い時代だったのでwi-fi回線は?なんて悩みも無用だった。
小樽について朝市⁈の中の早朝から営業している飯屋でイクラ丼を食べた。
そしてボラれた(笑)
周りには血気盛んそうな漁師がいっぱいいて、とてもクレームを言えるような雰囲気ではなかった。
ビビりながらみんなで店を出た。

肝心の試合のことは全く覚えていないが、札幌ビール園で宴会したことやテレビ塔を観光したことなどどーでもいいことばかり覚えている。
大都会の札幌のど真ん中をジャージで歩いてたっけー

ススキノをジャージで(笑)闊歩して、エッチなお店を見つけてはおおおーって盛り上がったり…
アホな学生時代です。

青函連絡船はかなり馴染み深い。父の実家が函館なので小学生-中学生時代に10回近くは乗っただろうか。
当時は寝台車で青森まで行き津軽海峡は連絡船で超えるのだった。
寝台車はとても楽しかった。子供には最高のアメニティ。
連絡船はわずか4時間ではあったが、落ち着きのない子供にはなかなか苦痛だったし、酔って吐いたことも何回かあった。
その後はトンネルが出来て連絡船自体は縮小したようだがまだあるらしい。
青函トンネルは通ったことがない。

函館の主要な観光地は地図不要で車で案内できるほど詳しい。
第2の故郷だ。
ただ北海道全体はさほど詳しくはない。
高校の時に親友と網走やサロマ辺りまで電車で回ったが、高校生の旅なんてまだまだ子供の旅だった。
それでも阿寒湖とか色々行ったなー
懐かしい。
その友人も最近は激しく山に登っている。
関東にいるのでなかなか会えないが、いつかコラボしないといけないな。

船旅の良いところは時間の流れ方がゆっくりなこと。無駄な時間のようでいていろいろなことを見つめ直すことができて有意義だ。

再来年の誰もdutyのない家族旅行は、ゆっくり船旅もいいかもしれない。この年以降はみんなが少しずつ家から離れていく。きっと全員が揃う最期の家族旅行になるだろうから。

港を離れていく。

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