持っている冬用ハードシェル
上半身
Norrona lofoten gore-tex pro jacket 濃紺
Norrona lofoten gore-tex active anorak 赤 (現在のシリーズにはない)
mont-bell ダイナアクションパーカ 黒
下半身
Norrona lofoten gore-tex pro pants
Norrona lofoten gore-tex pro light pants
mont-bell ライトアルパインパンツ
ハードシェル考
冬用ハードシェルをそんなに沢山の種類を使った訳でもないので、やや不十分な視点と思う。ほとんどNorrona lofoten考。
同じnorronaでもlyngenは素材の厚さやデザインが異なるだけであって互換性あり。
lofoten gore-tex pro pantsは恐ろしく分厚くて重いので、もし次に買い換えることがあるなら強度は落ちるがlyngenにするだろう。
ヘルメット装着でフィットさせやすいフード
ヘルメットは山行開始から終了まで常に使用するので調節する部分は一度設定を決めたら触らないことにしている。
そのため勝手に緩んでしまうような調節はダメ。調節はごつい手袋を装着していても簡単にできる方がいい。
Norronaは後ろのゴムを引っ張るだけなので割と簡単だが、緩めにくいので設定したまま触らないでいる。ゴムがいっぱい余っているのでひっかかりそう。切ってもいいと思っているが踏み切れない。
藪枝で割けない強度
Norrona lofotenのactive GTXを使ったジャケット・アノラックは生地が薄い。
下手くそなせいもあるが、滑走時に転んで3箇所も破れて自分で修復した。カッコ悪いカギ傷が目立つ。それなりの強度が必要だと思う。
パンツもlight pantsの方はGTX proながら薄手の生地。
lightじゃない方はものすごく分厚くて重い。その分絶対に破れる気がしないくらい強い。
大きなventilationは必須
できればハードシェルは脱いだり着たりしたくない。ずっと着続けていたい。しかし汗かきなので、多くのventilationがあると助かる。
active GTXのものはアノラック形状だが、胸の部分は大きく開くし、脇もかなり大きく開く。換気には十分。
しかも3つの開閉タブが付いているので任意のところを任意の幅で開くことができて素晴らしい。
脇のzipを全開にして手首から腕をzip部分から抜いて出すと、ベスト状態でハードシェルを着ることができる。暑いが脱ぎ着するのが面倒な時の裏技。
GTX proのジャケットモデルは比較すると開く範囲は狭い。しかし分厚く堅牢だ。
気温でこの2つを使い分けている。
mont-bellのダイナアクションパーカはGTX proで分厚く、換気は控えめ。厳冬期ツボ足用と思っている。
上下の連結は助かる
雪の侵入は不快。Norronaは上下の連結が2種類の方法でできる。
1つ目はスナップボタンで。ジャケットのスカートにスナップボタンが付いておりズボンと連結できる。
上側のジッパーはジャケット内部で締める。下は6箇所のスナップボタン固定。
パンツのビブパーツと併用できる。
lofotenとlyngenには同じようにスナップボタンが付いている。上下混在で使用できる。trollvegenにはスナップボタンは付いていない。trollvegenはアルパイン用だということだろう。
2つ目は別売りのスカートを使うと上下をジップで連結できる。隙間がほぼ無くなる。つなぎのようなもの。ビブとは併用できない。
後者は着脱が不便なのであまり使っていないが、極寒時の激パウダーの場合は威力を発揮する。
ダイナアクションパーカはアルパイン用途なので、このような構造はない。シリセードすると雪がどんどん入ってくるが、皆さんどうしているのだろう?
ハンドゲイターは一長一短
母指を通す穴のついたハンドゲイターは雪の侵入がなくとてもいい。その代わり手袋との装着順序が難しい。
素手にならない前提ならベース手袋の上から通せばいい。アウター手袋の着脱が安定する。つまりは常に装着したままで操作しやすいベース手袋が必要ということ。
最近は薄手のワークマン軍手をベースに使っている。ハンドゲイターとの収まりもよく丁度よい。
エッジガードはごつめでね
アイゼンでの登行がしょっちゅうあるので、アイゼンガード・エッジガードはしっかり目で。
mont-bellのライトアルパインパンツはガードがないのが残念。何箇所か小さな穴が空いてしまった。それを補ってあまりあるフルジップアップの装着のしやすさだが。
route581さんは自作でエッジガードを貼っていた。正解だと思う。