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初雪山

昨日は初雪山へ。初雪山は2回め。
一度目は上路の集落から白鳥山-犬ヶ岳(避難小屋泊)-1270-初雪山と周回して大平の集落に下山した。

この時に北斜面は滑走している。

今回は西尾根から大地山経由での山行。取り付きは小川ダムとした。
このルートの場合は主稜線までは林道を経由して621の尾根に入り、650から右に伸びる小さな尾根から800の主稜線に合流するようなルートが効率がいい。
つまりはYSHR先生のルートの再現だ。
Nishidenさんによれば夢想塾からの登山道はより急でスキーの登行には向かないとのことだった。
他のルートとしては北の滝淵の発電所から1223に取り付くルートをmaco氏が歩いている。林道歩きが多くなってしまう。

登りの注意としては
・大地山までは右に雪庇、それ以後は左に雪庇。
・多くのアップダウンは可能な限り巻きルートをつくり無用な登り返しを少なくする。

実際歩いた感触としては、838付近と950付近には地図で表現できないアップダウンが多く巻きルートを作るのは面倒であった。
およそ581さんが、一部は自分が先頭で歩いた。
帰りにボブスレーした感触としてはほんのわずかのカニ歩きで済んでまあまあ良いルートが作れたかなと思う。

980あたりを巻く581さん

大地山を過ぎてから1223まではシールのまま進んだ。
帰りは1223にシールで登り返して1090の鞍部まで滑り込み、大地山にシールで登り返す予定。

雪庇の感じ

1223以後は1247、1293、1431を581さんが巻きルートを作成。

このあたりはずっとガズの中

間の二重山稜部分や窪みのある部分も微妙にアップダウンがあって嫌らしい。
1400をすぎると雲海の上にでたようだ。視界がある。

喜々として登る581さん

1530の雪庇を超えるところを注意し電波塔にたどり着いた。

雲の上

ひと休みし滑走へ。

1431までは雪は生きていて少々楽しめる。
そこからはガリガリモナカをうまくいなしつつボブスレーで1223手前まで。
シールで30m登り返し再び鞍部まで滑走。
またシールで80m登り返して大地山を踏んだ。

大地山から980までは重雪モナカだが、斜度があるのでうまく体を落として滑走。
谷に思いっきりストックを突いて回し込んで飛ぶって感じ。
しばしトレースボブスレー。
900からの細尾根でNishidenさんがスキーが引っかかってハマっていたので救出。
再び800までボブスレー。左に折れてからは細尾根重雪ヤブ少々って感じで、更に苦しい滑りになる。
もう滑っているのかジャンプしてるのか分からなくなるが、どんどん飛んで落としていく。
植林地は隙間が少ないぜ。もっと間引きしないと太い木が育ちませんぞ。
ということで林道に着地。

発電所 右の斜面を登った。
短太板は偉大
合計距離: 15211 m
最高点の標高: 1610 m
最低点の標高: 251 m
累積標高(上り): 1894 m
累積標高(下り): -1031 m
平均ペース: 4.07 km/h
総所要時間: 09:30:08
Download file: 20210123.gpx

オレンジジュース500ml、コーラ250ml、コーヒー450ml
ゼリー3、パン2、一本満足1、ハム・ソーセージ

上半身:ファイントラックドライレイヤーウォーム、パタゴニアペラペラウールベース、ノローナウールミドル、ノローナ赤ハードシェル

下半身:ファイントラックドライレイヤーウォーム、モンベルジオラインLWタイツ、ノローナ黒ハードシェル

ファイントラックドライレイヤーウォームは今日のような0度前後では暑い。

道具の検証。

新規導入しているPlusOneWorksのザックShumari50
夏にも使えるしテント泊にも使えそうないろいろ機能入りのザック。
スキーツアー専用ではない。

良い点
背面アクセス、ゴーグルポケットが大きい(雨蓋収納並み)、アバランチポケットがサイドアクセスで出し入れしやすく大きくてアイゼンピッケルシールも収まる
悪い点
表のスノーボートやワカンなどを固定するバンドはひらひらして邪魔。要らないか?、切ろうか? 生地が保水しそうでそもそも重め。50L入る?

もう少し使ってみないと何とも言えないかな。
581さんはオートルート40を使うようになっている。定番だけあって使いやすそうだ。

肩から斜めがけするカメラバッグは今回2回め。
ザックのショルダーベルトにぶら下げている非常時用のアルパインヌンチャクでザックに固定したらフラフラ動くこと無く安定した。
着衣の変更の際に外すのが少しだけ面倒だが。
おかげで腰回りは何もつけなくなって楽。カメラも緩衝材と防水で安心。

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