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Garmin GPSMAP 66i (人柱?)

2019年2月にGarmin inReach miniを導入した。携帯電話の届かないところでのコミュニケーションの用途と自動的に現在位置を衛星経由で通知する用途であった。
1年使用の報告はこちらに記載した。特に奥深い山での宿泊を伴う山行時の家族の安心感に有用だった。

しかし昨年夏の立山周回時に紛失してしまった。これは本当に痛恨だった。
すぐに気付いていればそのGPS機能で場所が分かったものを、紛失に気付いたのが数日後だったので既にバッテリー電源が切れているのだろう、信号をキャッチしなくなっていた。
無くしたであろう場所は大体想像できたので探しに行ったが、そんなの見つからない。
あぁもったいない。かなり凹んだ。

しょうがなく一旦衛星契約を切り、ココヘリに再加入し安全を確保することにした。

その後の妻の反応が良くない。
これまで山行のたびに「今から登山開始」「ピークに着いたよ」「下山したよ」とタイムリーに連絡できていたのが無くなって不安らしい。
特に携帯電波捕捉が悪い場所に下山する場合には、携帯での連絡が遅くなってしまい気掛かりが増えるそうだ。
確かに申し訳ない。

そこで奮発することにした。現在用いているGPSMAP 64scjは安定動作しているものの故障もそのうちに起こり得るだろう。
GPS機能のバックアップという意味も兼ねてログ機能もある上位機種のGPSMAP 66iにした。

本家サイトから通販で申し込みした。数日で到着。

inReach機能の設定には慣れているしすぐに終了。
再度衛星契約実施。
嬉しいのは本体で日本語が扱えること。へんちくりんな英語のメールは伝わりにくいのでデフォルトメッセージを日本語に直した。
またGPSログ機能もGPSMAP 64と大差ないので、こちらのセッティングも問題なし。
GPSMAP64scjと比べると一回り大きく少し重い。
バッテリーは内蔵式でそれがへたったら交換しかないのだろう。
その代わり動作時間は倍くらいになっている。
inReach miniは腕時計のGarmin instinctから簡便に操作できたが、この機種は連携できなくなっている。

準備もできたのでさぁ山行に投入してみよう。
先日のガラ頭の山行がその予定だった。
が、前日に動作確認しようと思ったら衛星を捕捉しない。
GPSMAP 64scjは普通に捕捉しているので衛星側とか環境の問題ではない。
HPに書いてある様々な情報どおりにいろいろ復旧を試みるが全くだめ。

昨年にGarminのHP自体が完全にdownしたが、中国から狙われてるんじゃないか? (←あぁ陰謀論的…)

結局、サポートに電話して回収修理対応となった。

さて、やっとここからが本題。
いったいどういうトラブルだったのか?
サポートに問い合わせてみた。

どうやらソフトウェアが4.40にアップデートされたことでみちびき系衛星(QZSS)の読み込み・捕捉の不具合が生じたようだ。
昨日、4.50にバージョンアップされて改善されたと連絡があった。

これで今週の山行には投入できる。
GPSMAP2台持ちかつ衛星連絡手段かつココヘリ。
さらに携帯でのGPS・連絡手段。
意識さえしっかりしている状態なら安全は確保できるだろう。
あとはバッテリーとケーブルをしっかり準備することが大事。

衛星情報が見えるようになって現在地も日付も正しくなった!

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