→ShingolB←

越前甲

何回か向かってはいるものの、激藪で阻まれたりしてピークに立っていなかった。訪れる時期が悪いのだな。

4時半スタート。まだ暗いが空は青空らしい、雲ひとつなく星が綺麗だ。三日月も美しい。
このまま晴れが続いてくれればいいが…
今日はまぁ何というか筋力トレーニング状態。
トレースはバッチリあるし藪はなくどこでも歩けるし登るには歩きやすい雪質だし、と何にも考えるところがない。脳筋状態。
これはあんまりだ。トレースを離れよう。
普通のコース取りは主稜線までトラバースをしていくのだが、手前の尾根を登ってみた。地図的には行けるだろう。しかしかなり急登。
左の谷はデブリだらけだし右は崖。
途中で樹林が途切れるため雪崩れるとやばい。急いで登って岩峰を超えるとあとは緩やかに主稜線に合流した。
あとは稜線に沿って登るのみ。
振り返れば朝日が雲海の上に出てきた。

西から黒い雲がかぶってくるが…

思っていたよりも雲が出てくるのが早い。

ピークに到着。3時間かかっていない。近っ。藪がないとこんなに簡単なのね…

大日方面はすでにガスの中

大日に向かいたかったが、そういうコンディションにはならないらしい。
そうとなればさっさと撤収。
準備して滑走へ。
稜線はガリガリモナカなので慎重に高度を落とす。
樹林が出てきたら中を滑る。
まあまあいい雪。どうせなら無木立北斜面も楽しみたい。
樹林の切れ間で簡単にピットチェックした。今週の降雪分に関しては弱層とはなっていないようだ。
雪の生きている北斜面をヒャッハーする。少し重いが楽しい。しすぎて尾根復帰が少し遅れてしまった。50カニくらい歩く。
このあたりで後続スキーヤー二人とスライド。上部の情報交換。
ここからのトラバースと国道までの斜面は重雪地獄だった。粘りつくような板掴み妖怪。
怪我をしないように適当に滑って国道へ。
国道は高速ボブスレー。3人のスキーヤーとスライドした。
車に戻ればまだ8時過ぎ。ツボ足の方が準備中だった。

合計距離: 8550 m
最高点の標高: 1317 m
最低点の標高: 414 m
累積標高(上り): 1035 m
累積標高(下り): -1033 m
平均ペース: 8.15 km/h
総所要時間: 03:33:12
Download file: _2021-02-07 082037.gpx

補給はお茶200ml、レモンティー100ml。
温泉が開いていない。まっすぐ帰ろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です