今日は久しぶりの釈迦岳へ。
土砂崩落後に仮の橋ができていたのは以前に確認済。今はよりしっかりした橋がかかっているらしい。
ただ、建前上はまだ登山道は開放されていない。
8時頃に寒冷前線が通過し、その後は晴れるという。
昼過ぎにピークでいいかと逆算し、9時過ぎに市ノ瀬をMTBでスタート。
まだしとしとと降っているが強くはない。
上半身は雨具、下半身は太ももまでの長いゲイターで漕いでいく。
のんびり漕いで、それなりに汗をかいて登山口に到着。
登山口はこんな感じ。
鬱蒼としていて先が思いやられるが、草が多いのはここだけ。
あまり急いで登っても早く着いても晴れてこないだろうと、ゆーっくり登る。汗を乾かそう。
幸い空気はとても涼しい。追加の汗はほとんど出ない。
癒やしの森。
笹刈りがされており、枝打ちもされている。これはGW頃に「仕事」で入った方のおかげか。道に落ちている枝を周囲にポイポイしながら登った。
雪上はひんやり冷たい。特にここは風の通り道だからか。
まだ花の季節ではないが、これはどこでもあるな。
1800mあたりは時々雪で道が途切れるが、これまたしっかりリボンでマーキングされている。
しかしガスがはれてこないなぁ…
最後の稜線に出て湯ノ谷を覗き込むが…
ずっとガス。もう白いものしか見えない。
しょうがないので時間稼ぎがてら本峰まで進む。
細長い池塘があるところ。
ピークへの登り口になりそうなヤブの弱点を探すが見つからない。
裏側まで行ってしまったので、引き返しがてら無理矢理ヤブに突っ込む。漕ぐこと数十m、一番高いところに着いた。
が、看板など見当たらず。GPSで三角点確認しつつ進んで発見。
よく見ると近くのヤブにわずかにトレースがある。そちらに進むと10mくらいで登山口近くの残雪に出れた。なんだ、こっちから行けばよかった。
前峰で腰をおろして晴れ間を待つ。15分ほど待ったろうか。
もう寒くなってきた。今日はあまりしっかりした防寒具を持ってきていない。
ギブアップして帰ることにした。
帰りは速い。
橋はしっかりしている。崩落地は今後どうするのだろうか。コンクリート固めにするとしたらとっても味気ない。指尾山の裏半分が人工物で覆われるということになる。
しかし砂防的には必須の林道なのでしょうがないのかなぁ。
速やかに通過してあとはダウンヒル。快適に市ノ瀬到着。
最高点の標高: 2051 m
最低点の標高: 828 m
累積標高(上り): 1706 m
累積標高(下り): -1707 m
平均ペース: 8.67 km/h
総所要時間: 05:34:23
Rabの極薄手の長袖hoodyが思いの他いい感じだった。柔らかくて通気性があってすぐ乾く。
買ってから忘れていた下半身のトレントフライヤーを使った。ま、予想どおりの使い心地。