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針ノ木岳・蓮華岳

針ノ木は二百名山、蓮華は三百名山。

日付

2021年8月21日

メンバー

ソロ

天候

山行当日の天気図
実際の天候は、朝のうちは曇り・霧雨・雨の繰り返し→2200mを超えてガスのみ→曇り。

アクセス

車で扇沢無料駐車場まで。

装備

  • ベースレイヤー : アークテリクスTシャツにオクトスアームカバー
  • ミドルレイヤー : Karrimor pertex quantum air
  • アウター : mont-bell トレントフライヤー上下
  • パンツ : Montura
  • 帽子 : sunday afternoon adventure hat
  • 靴下 : merino
  • 手袋 : 作業用ウレタン薄手軍手
  • ザック : Exped BlackIce 30L
  • ブーツ : ツオロミーブーツ

エネルギー

水分沢水1000ml+お茶500ml+黒コーラ500ml、パン2

地図・標高

合計距離: 15709 m
最高点の標高: 2819 m
最低点の標高: 1425 m
累積標高(上り): 2188 m
累積標高(下り): -2190 m
平均ペース: 2.48 km/h
総所要時間: 09:23:47
Download file: 20210821針ノ木岳・蓮華岳.gpx

コースタイム

コースタイム

登山口 0519 − 0605 大沢小屋 0607 − 0811 針ノ木小屋 0818 − 0902 針ノ木岳 0925 − 0952 針ノ木小屋 1011 − 1109 蓮華岳 1111 − 1202 針ノ木小屋 1236 − 1358 大沢小屋 – 1442 登山口

コース状況

登山口 − 大沢小屋 : トラバース主体。藪は濃い目だが整備されている歩行面。渡渉はあるが浅く容易。
大沢小屋 − 針ノ木小屋 : 雪渓は残っているものの使用不可。夏道のみ。
稜線 : 整備良好。
針ノ木小屋 : 宿泊要予約。テントは予約不要だが14-5張りほどか。トイレ100円。

ギャラリー

記録

公共交通機関を使わずに行けてスキー山行では行くことのない名山、という括りで山行を考えている。

今回はテント泊も出来そうな仕事の状況だった。高瀬ダムアクセスで烏帽子小屋でテント泊し野口五郎岳、可能ならば不動岳から船窪・七倉を踏んで下山の予定だった。

金曜夜に白馬の道の駅で車中泊して、今朝、高瀬ダムに向かった。扇沢に向かう道から左に折れてしばらくで林道通行止め。しまった調べてなかった。
車の古いナビでは通行止め表示が出ていた。AMで情報を拾ったのだろう。優秀だ。
翻ってgoogle map。何も表示がない。うーん、iPhoneだけでナビするのは危険なのか…
(追記:夜間通行止めであったよう。翌22日から全面開通となった。)

しょうがないので転戦を検討。
今から行けるテント泊山行は…

下調べの段階で、この山域で予約なく自由にテントが張れそうなのは針ノ木小屋と船窪小屋くらいだった。

針ノ木から入って船窪まで歩く?
不可能ではないが、何かあった時のエスケープとしての七倉下山が出来ない。

そこでとりあえず思いついたのが、針ノ木in柏原新道outの周回コースもしくは針ノ木・蓮華のピークハントを日帰りで。
とりあえず前者で届け出て、あとは稜線の様子をみて考えよう。
日帰りになるので、明日の日曜はまた別途考えよう。

すぐに扇沢に向かい計画を出した。そんなこともあろうかと日帰り用ザックも持ってきていた。

先行がすでに何組かいるようだった。

大沢小屋までのトラバース路は藪い。何度か渡渉あり。
針ノ木雪渓の河原に降り立ってからも何度か渡渉はあるが、橋などが設置されており容易。
雪渓はほとんど無くなっていて、残っているところも歩けそうにない。全て夏道で完結してしまった。
天候はずっとガスの中だし降ったり止んだり。雨具を着たり脱いだり、ウインドシェルを着たり脱いだり忙しかった。が、こんなのは縦走では当たり前の事なので淡々とこなす。
2200くらいからはようやく雲の上に出たのか、ただのガスになった。
全ての先行を抜いて今日一番乗りで小屋に上がった。小屋番さん?に出迎えてもらい少し情報収集。

one dayの周回に難色を示すような天候・道の状況ではないらしい。針ノ木岳から先に進むかは天候次第と話してピークに向かってみた。
針ノ木のピークに立つまでに元気な二人に抜かれた。トレラン風の一人はどうやら先に進み、もう一人は明日周回するといって引き返すようだった。
自分はガスガスで何にも見えないことに嫌気がさしてしまい小屋に戻った。この周回は天気のいい日に歩きたい。

小屋に戻り黒コーラを飲んでまったりとした。続いて蓮華岳へ。
少し天気も回復して時折船窪への稜線が見えた。なかなかそそる稜線風景だった。
所々コマクサが咲いているが、萎びた姿は痛々しい。もう終わりなんだな。
曲がり角の三角点で残りのコーラを飲み干した。
帰りには針ノ木・スバリがガスの中から顔をだしてくれて、その山並みの雰囲気が分かった。

小屋まで戻って、小屋前でパンとコーヒーとレトルト味噌汁をお腹に入れた。
jet voilは食品の準備もままならないほどに沸騰が早い。余韻などあったもんじゃない。力技。

槍穂高は見えなかったが、針ノ木谷の感じを目に焼き付けた。
対面の各ピークと尾根の位置関係を確認して今日の山行の最後の目的も果たした。

黒部横断をいつかしてみたい。そんなことを考えつつ下山した。

まずは残雪期にただのBCに来てみないといけないのかな。
下部のトラバースをシートラするのは嫌だけど。

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