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船窪サーキット+野口五郎岳

烏帽子小屋テント泊で野口五郎を踏みにいった。

日付

2021年9月19-20日

メンバー

ソロ

天候

19日の天気図、20日の天気図
一日目朝は小雨、以後快晴。二日目は朝はガス、11時くらいまで快晴。その後曇り。

アクセス

車で七倉山荘まで。

装備

  • ベースレイヤー Rab pulse hoody
  • ミドルレイヤー Norrona merino hoody
  • ウィンドシェル Karrimor
  • アウター mont-bell トレントフライヤー
  • パンツ Montura
  • 帽子 Sunday afternoon adventure hat
  • 靴下 point6
  • 手袋 Flick touch glove
  • ザック Exped velglas 40L
  • ブーツ mont-bell
  • マット OMM duo mat
  • シュラフカバー SOL emergency bivvy
  • シュラフ sea to summit SP1

エネルギー

アルファ米パック2、パスタ1、パン2、ゼリー4、羊羹1、柿ピーパック2、コーラ2、CCレモン1、一本満足1、和菓子1

地図・標高

合計距離: 22202 m
最高点の標高: 2923 m
最低点の標高: 1058 m
累積標高(上り): 2869 m
累積標高(下り): -1409 m
平均ペース: 3.02 km/h
総所要時間: 10:48:19
Download file: 20210919野口五郎.gpx
合計距離: 15437 m
最高点の標高: 2625 m
最低点の標高: 1058 m
累積標高(上り): 1727 m
累積標高(下り): -3192 m
平均ペース: 2.21 km/h
総所要時間: 09:40:36
Download file: 20210920烏帽子-船窪.gpx

コースタイム

一日目

七倉登山口 23:59 – 00:54 高瀬ダム濁沢登山口 01:00 – 01:10 高瀬ダムテント場 – 01:26 ブナ立尾根取付 01:31 – 01:55 権太落し 01:56 – 03:15 三角点 – 04:14 烏帽子小屋(テント設営) 04:34 – 05:06 烏帽子ひょうたん池 07:08 野口五郎小屋 07:19 – 07:32 野口五郎岳 08:03 – 08:27 野口五郎小屋 08:28 – 09:29 三ツ岳 09:45 – 10:28 烏帽子ひょうたん池 – 10:41 烏帽子小屋泊

二日目

烏帽子小屋 05:13 – 05:26 前烏帽子岳 05:27 – 05:34 烏帽子岳山頂分岐 – 05:44 烏帽子岳 05:56 – 06:01 烏帽子岳山頂分岐 06:02 – 06:22 烏帽子田圃 06:24 – 06:49 南沢岳 – 07:45 不動岳 07:55 – 09:41 船窪第2ピーク 09:44 – 10:31 船窪岳 10:36 – 10:43 船窪乗越 – 11:20 船窪天場 11:31 – 11:37 七倉岳 11:38 – 11:47 船窪小屋 12:07 – 12:30 天狗の庭 12:32 – 13:01 鼻突八丁(八合目) 13:07 – 13:37 岩小屋 – 14:07 唐沢ノゾキ 14:08 – 14:52 七倉登山口

コース状況

七倉山荘 − 登山口 : 特に問題なし。ひたすらロードを歩くのみ。吊橋は真っ暗だったので怖くなかったが、明るかったら怖いのだろうか。渡渉点の橋は手前からは見えない。川沿いの砂礫の堤防に上がれば見える。
登山口 – 烏帽子小屋 : 整備良好。三大急登と言われているが、それほど苦では無かった。といっても後半はペースが落ちた。
烏帽子小屋 – 野口五郎岳 : 遮るものの無い稜線。風雨だとつらいコースだろう。
烏帽子小屋 – 烏帽子岳 : 烏帽子の登りは鎖場もあるが簡単。
烏帽子岳 – 南沢岳 : 危険な箇所なし。田園と称される池塘の台地。
南沢岳 – 不動岳 : 南沢乗越までに崩壊した斜面横を数カ所通る。そのうちコースを変えざるを得ないだろう。しばし樹林帯を歩き不動岳に登り返す。ハイマツ帯は濡れる。
不動岳 – 2341m : 最初に鎖場。次いでハイマツ掴みの崩壊地が続く。樹林帯を細かくアップダウンして最低鞍部に達すると砂礫の小ピークの2341mが見える。砂礫を盛った上に木が生えている感じ。あと何年もつだろうか。
2341m – 船窪第二ピーク : 樹林の小ピークを超えて比較的ゆったりとした登りが続く。
船窪第二ピーク – 船窪岳 : 砂礫のアップダウンが疲れる。パイプ場は恐怖。パイプを砂礫に打ち込んであるが、砂場に刺した割り箸のようなもの。地震がいじらないことを祈って歩く。
船窪岳 – 船窪小屋 : 七倉岳の台地手前まで崩壊した旧登山道の北側を歩いているのがよく分かる。時々旧道が見える。テント場を過ぎるとしばらくでがれ場の広い緩やかなトラバースになり、小屋が見えてくる。
船窪小屋 – 七倉山荘 : ブナ立尾根と負けないくらいの急登斜面。木の根が多く歩きにくい。巡視路になれば歩きやすくなるかと思ったが、そうでもなかった。

ギャラリー

記録

一日目

連休初日は台風の影響で山には入りづらくなってしまった。
標高の低いテン場に先乗り的に入ることも考えたが、夜中からコンディションが良くなりそうなのでテント場確保という意味も含めて日曜未明早立ちという選択肢にした。

土曜夕方に七倉山荘まで車で移動。明るいうちに登山口やトイレなどを確認して適当に車の中で食べて19時には車中泊。23時半に起きて0時発。先頭のようだ。
ゲートを超えて黙々と高瀬ダムに向けて歩く。霧雨だが濡れそぼるほどではない。後続のライトが5-6人見える。
ダムを超えてすぐのトンネル内でビビィの中で一人寝ていた。起こしてすんません。

トンネルを抜けたら左に折れて登山道へ。すぐに長い吊り橋。左手にテント場があり超えていく。テント場は休業とのこと。
河原の砂利道になるが踏み跡が不明瞭。どこかで橋があるはずだが…
50mほど過ぎてしまい川沿いを戻って橋を渡る。後続も迷っている人がいるようだった。

ここから急登。テント装備は重くてきつい。すぐに軽装トレラン風の若者に抜かれた。1500mくらいを超えると雲の上に出て星が綺麗だった。後半になってペースが落ちて、日帰り装備のおじさん・カップルに抜かれた。まぁ今の力ではこんなモンでしょう。

烏帽子小屋に着くとまだ真っ暗。日の出までは1時間はあるだろうか。
テント場に行き冷たい手でワンポールテントを立ててしまう。不要なものはデポして一旦ポールを外す。潰れたテントの中にあるザックが微妙に盛り上がっていて中に人がいるみたいに見える。死体と思われなければいいが…

アタックザックで再スタート。
少し薄暗くなってきた稜線を進む。三ツ岳手前の稜線で日の出。
左に曲がる偽ピークで西側稜線を見にルートを少し外れてみた。
正規の登山道では三ツ岳のピークは通らない。山頂に行くトレースはありそうだがルート通りにスルー。百高山のために後で寄ろう。
三ツ岳のすぐ南には地図通りのお花畑ルートと稜線沿いのルートがあった。行きは稜線沿いに、帰りはお花はないけどお花畑ルートに。

小屋はずっと見えない。小ピークの連続後にあった。絶妙な窪地。素晴らしい立地ではないか。
小屋には食堂メニューは無く、ホットコーヒーと迷ったがコーラを購入して補給。持ってきたパンで朝ごはんだ。

二重山稜のような地形を抜けて黒部五郎岳へ。
誰も居ない。久しぶりにタイマーで自撮りした。
さて、せっかく野口五郎に来たのだから、「私鉄沿線」でも熱唱しようかとyoutubeで音源を探し当てて、さぁ一曲!と思ったところで後続登場。一気に賑やかになってしまいチャンスを逸してしまった。
対面の水晶を眺める。残雪期にはスキースポットになるが、そのドロップポイントなどを考えた。眼科には五郎池が見える。周囲は少し色付いている。秋だ。今後の登山道全踏破のために真砂岳向こうの竹村新道分岐までは歩いておこうか…と思いつつも行かなかった。まぁそのうち通ることになるだろう。
一応youtubeで私鉄沿線と19時の街を流した所でピーク堪能は終了。引き返した。

三ツ岳は手前南側から登り北西に降りた。なんとなくトレースがあり登れる。植生を傷付けないように注意した。
ピークには個人の付けた標識があった。眠くなったのでここでお昼寝。雲一つない青空と槍・野口五郎・水晶・赤牛の眺め。最高ではないか。

のんびりしてテント場に戻る。すでにほとんど埋まっている。隣ではソロの女子とその友人らしき夫婦が話していた。ん?よーく見るとIMPのMさんではないか。声をかけてサングラスを外すとあー!となってご挨拶。
彼女は翌日赤牛ピストンするつもりで来たらしいが、迷った上で水晶ピストンして竹村新道に降りることにしたらしい。湯俣温泉で少し渡渉があることを知り落ち込んでいたが。

自分は予定通り船窪へと話した。今行っておかないと崩壊で来年は無理かもしれない。

Mさんとお話したり、お昼寝したり写真を取りに周囲を歩いたりして、とーってもまったりと過ごした。今回はHelinoxの椅子を持って行って居たので、座っているのも楽ちん。ゆるキャンだ。

暗くなる少し前に小屋周りや高台で夕焼けをみる。時間があったので烏帽子岳に行っておけばよかったと少し後悔した。翌朝はガスの中だったので。

暗くなってから、テントの前室でサクッと夕食を済ませて、即就寝。
少し冷えたが、首周りをコードを引いて締めてしまえばそこそこ眠れた。

二日目

3時40分くらいに起きて準備開始。
お湯を沸かしながら片付け。お湯を注いで待ちながら片付け。
食べながら片付け。
食べ終わると後はテントだけになった。
結露で濡れているはしょうがないので、そのまま袋に突っ込んでパッキング。Mさんは15分ほど早く出発していった。気をつけて!

5時に小屋前に行き、行動確認・装備確認。スタート。

小屋からすぐの高台にはご来光目的に多数居た。ここはスルー。
烏帽子が近づくとちょうど日が登ってきてピンク色になってきた。しかしガスの中。
分岐にザックをデポしてピークへ。
ピークでも雲の合間から少し周囲が見える程度の状態だった。

さぁ、北へ向かおう。
南沢への台地状(田園と表現されている)の部分は池塘・岩のモニュメントなど見どころたくさん。楽しい。

西側の斜面に出ると今度は砂礫の斜面。周囲がガスで見えないので砂浜に見える。程なく手前の小ピーク。ご夫婦が仲良く日の出を見ていた。ブロッケンが居るというので西斜面を覗くと、おー確かに。久しぶりです、ブロッケン氏。
先へ進む。
あまりピーク感のない鉢状のピークに到着。一人引き返してきて一人進むかどうか迷っていた。
気にせず進む。
すぐに砂礫が切れ落ちたところが何ケ所も現れる。
どんどん高度を落とすと樹林帯に入りしばらく稜線アップダウンしつつ平行移動。
途中で七倉から入って高瀬ダムに降りるという男性とすれ違った。速くないっすか。軽装トレランモードで汗だくだった。いわゆる船窪サーキット周回ですな。ご苦労様です。少し情報をもらう。

不動岳の直下からはピークは見えない。
砂礫の沢筋っぽい急登を登る。途中から笹薮ハイマツ入り乱れてスネ下は濡れて冷たい。
尾根を乗越すと標柱。ん?ピークはどこ?
GPSを確認すると、正確にはピークは登山道から少し離れている。
それっぽいところに入ってみるが標識などはなかった。
帰ってから気づいたが東側には三角点があった。通りでそのあたりに踏み跡があるはずだ。踏みそこねた。ここにはもう来ないと思うぞ。

標柱をすぎると慰霊碑のある岩場があり。
テント泊のでっかいザックを背負ったお兄さんがグロッキーになっていた。

ここから船窪第二ピーク手前の鞍部まで大きく標高を落とす。途中には鎖場・ハイマツを掴んで降りる崩壊地・ワイヤーで吊った木橋・砂礫のロープ場などアドベンチャー盛り沢山。
意外と進行方向反対の方々に出会う。合計10人は居ただろうか。

最低鞍部でしっかり安んだが登り返しはきつい。
船窪第二ピークからの下りもかなり傾斜がきついし滑る砂礫は多いし気を抜けない。
時折ダム湖が見える。あー昨日の早朝に渡った吊橋はあそこかーと思いながら歩く。
船窪岳の手前の鞍部は岩のトラバースとはしご場に挟まれたキレッキレの鞍部。お尻がむずむずする。
アルミパイプを二箇所超えればアドベンチャーはほぼ終わり。

テン場を過ぎて240mほど標高を上げれば船窪小屋についた。これでもう登りはない。
補給もあまりしなかったので、ここでCCレモンをがぶ飲みしパンを食べて復活。

ヤマレコでは七倉岳を踏んだことになっているが、実際のピークは歩いていない。蓮華岳との間は残してしまったが、また別のあるき方をしよう。

船窪小屋を過ぎてすぐの斜面には素晴らしい紅葉があった。秋ですね。
眼下に七倉ダムと山荘・駐車場が見える。すぐそこにあるように見えるが1400mも一気に高度を落とすんだよなー。

下りは試練になった。足が棒みたい。きっちり140mごとに標識が示されていたが、ふたメモリごとに休むような状態。
それでも3時間かからず下山して車へ。
山荘の食事、特にダムカレーがとっても気になったが我慢。途中コンビニに寄っただけで直帰した。

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