富山の人にとって剱岳は早月尾根で日帰りするのが常識という(ホントか?)。
帰りに立山寺に寄った。
装備
- ベースレイヤー Rab pulse hoody
今日も日除けとしてフードをかぶる。メットの上からでもかぶれるのがいい。 - ミドルレイヤー Norrona merino混紡フリース
使用せず。 - ウィンドシェル BD alpine start hoody
今日は風が冷たいと思ったので。 - アウター mont-bell トレントフライヤー上下
使用せず。 - パンツ Montura
薄いので、さすがにそろそろ寒い。 - 帽子 mont-bellメッシュ
メット下に。 - 靴下 point6
- 手袋 ワークマン
耐久性を考えるとコスパ最高。 - ザック OMM ultra 15L
日帰りならこれで十分。15Lの割にショルダーストラップがしっかりしている。今のトレラン用本命。 - ブーツ mont-bell
岩場はトレイルグリッパーでないとダメ。
エネルギー
水分1800ml、パン1、ゼリー1、ソーセージ2本
地図・標高
最高点の標高: 2993 m
最低点の標高: 762 m
累積標高(上り): 2758 m
累積標高(下り): -2749 m
平均ペース: 2.23 km/h
総所要時間: 09:24:36
コースタイム
スタート地点 03:27 – 03:58 松尾平 – 05:00 早月尾根標高1600m標識 – 05:47 1920.9m三角点 – 06:27 早月小屋 06:34 – 07:20 標高2600m標識 07:24 – 07:58 標高2800m標識 08:03 – 08:23 カニのハサミ 08:30 – 08:34 剱岳 08:58 – 09:04 カニのハサミ 09:10 – 09:25 標高2800m標識 09:28 – 09:54 標高2600m標識 09:57 – 10:34 早月小屋 10:43 – 11:14 1920.9m三角点 – 11:43 早月尾根標高1600m標識 11:45 – 12:29 松尾平 – 12:52 ゴール地点
コース状況
早朝の岩稜帯は表面が凍って滑った。日の当たる部分は問題なし。
ギャラリー
記録
今日は夏休みを申請していて、土曜から3日で泊まりロングの予定だった。
下調べ不足で土曜だけで撤収し、日曜は悪天で自宅停滞・雑用。今日がぽつんと空いてしまった。
遠くに行く元気も無かったので、天気の良い時間帯に剱岳を目指すことにした。
剱岳はいくらでも行くチャンスがありながら2回目。いずれも早月尾根だが、1回目は小屋泊まりしている。グループ登山だったこともあるが、そもそも当時は早月尾根を日帰りするという概念が無かった。
が、ヤマレコで嫌というほど日帰り山行を見たし、Nishidenさんが言っていた一言が決めてだった。
「富山の人にとって剱岳は早月尾根で日帰りする”すぐそこの”山らしい」
なるほど。
ということで、今更ながら日帰りで剱岳。
3時過ぎに馬場島に着くと3人ほど先に出発していった。準備してスタートする。
長袖ベースレイヤー1枚では寒すぎるが、そのうち体が温まってきてちょうどよい。
このあと直射日光が当たるまで(前剱からの合流付近まで)、ずっと涼しいか寒いかくらいで超快適。汗をかかない山行って最高だ。水分消費も少ない。
一人抜き、先行する二人に追いついた。いいペースで登っているのであまり近づかずに同じペースで登る。結局2000mくらいまで足を温存しつつ無心で登れた。
一人が休憩に入り、もう一人のトレラン君がペースを上げる。
これもついていけるペースだったのでそのままついていく。
小屋で彼が大休止に入ったので、軽く補給して先へ進む。
小屋発の4-5人を抜いて分岐に来ると、向こう側からの登山客がわんさか。なんだそんなもんなのか。
すでに日は高くなりつつあって、気温は低いものの快晴なのでちょうど良い体感温度。
ピークでは北方稜線側を向いて座りのんびり補給をした。
あぁこの先に進む、もしくは向こうから歩いてくるのはいつのことか。
といいつつ、本当のところは余裕のある時間・天候コンディションの問題だけなんだが。
心と身体の準備はいつでもOK。
居合わせた方に写真を撮ってもらい下山へ。
あまり何も考えずにただ下山。
思ったよりも普通にピストンできた。というかコンディションが良すぎ。雪なし、気温ほどほど、快晴、微風。
容易で当たり前か…
帰りにそばを食べようと車を走らせていると、美しい並木道のある寺があった。
そばを食べてから寄った。
風情のある参道だった。少し寺の方にも寄ってみるが、こちらは本殿が鉄筋コンクリートでやや興ざめだった。
それでも有名な禅寺らしく巨大な伽藍だった。
門をくぐったところの両脇の苔が美しい。萌~。