積雪見物 白山御前峰

雪が積もったというので見物してきた。

Download file: 20211023白山御前峰.gpx

別当出合 05:21 – 05:45 中飯場 05:47 – 06:17 別当覗 06:18 – 06:40 甚之助避難小屋 06:58 – 07:13 南竜分岐 – 07:44 黒ボコ岩 07:48 – 07:55 弥陀ヶ原・エコーライン分岐 – 08:08 白山室堂 08:14 – 08:49 白山 08:57 – 09:17 白山室堂 09:24 – 09:30 弥陀ヶ原・エコーライン分岐 – 09:35 黒ボコ岩 09:36 – 09:52 南竜分岐 – 10:00 甚之助避難小屋 10:08 – 10:23 別当覗 10:24 – 10:44 中飯場 10:46 – 11:07 別当出合 11:08 – 11:12 別当出合駐車場

中飯場から雪が見えてくる。
別当覗からほぼ雪がつながる。
南竜分岐からときにくるぶしラッセル。
五葉坂・室堂より上では時折踏み抜いて膝下くらい。
パックされて滑落するような斜面はないので、チェーンアイゼンで十分。しかし何も無いと滑る。

白山冠雪、と聞いたらうずうずしてしょうがない。明日のほうがコンディションはいいが行けるのは今日だけ。
爆風予報だが、なんとかなるっしょ。
完璧な装備も持って向かった。

5時前に別当出合に着くと数人準備している様子。5時過ぎに出る。
甚之助まではペラペラ装備で汗もほとんどかかずに涼しく快適に進んだ。

さすがに寒くなってきたので装備換装。
アルパインゴージュパンツの下にゼロレイヤータイツをアドオン、上半身は薄手のメリノフーディーをアドオン。防風はウィンドシェルからハードシェルに変えた。

黒ボコが近くなってくると、上空の雲がすごい勢いで流れていく。
爆風だ。
でも晴れ間も見えるような状況。進まない理由はない。
下半身にハードシェルを追加したり、地獄ゴーグルまではいらないようだ。それでもフーディはかぶって頬や首筋を守る。

このあたりから先行者が居るのに気づいた。二人かな。
それと昨日か一昨日のスキートレースも。
まだこんなに雪が少ないのに物好きな(笑)

五葉坂は風が防げるので少し楽。
室堂以後もハイマツの影はまだまし。
それもなくなると体が飛ばされそうになることもあるくらい。足元も吹き溜まりで時折ごぼりと持っていかれる。
まぁゆっくり行きましょー。
先行者二人が降りてきた。でっかい荷物だが…

そしてピークへ。久しぶりの御前峰。お参りしてピークの標柱で写真撮影する。
残念ながら周囲はなんにも見えない。ガスの中。
することもないので、さっさと下山に向かった。

青石あたりまで来ると視界が出てくる。
六地蔵下の斜面は滑れなくもないが、ガリッといくところも多いだろう。

室堂の影で少し補給して、もしかしたらの晴れを期待するが裏切られる。虚しい。
帰ろう。

帰りは日差しも暖かくなり風も弱まっていた。
30人くらいとスライドしたろうか。
ズックにジャージって感じの人も何人かいたが大丈夫だろうか?
多くはアイゼンを着用していた。

十二曲でスキーを持っている人と遭遇。軽く挨拶。
通り過ぎて5mほどしてから振り返り確認。あ、ピンクヘルメットにあのザック、モモちゃんだ。
そういや横シートラしているじゃないか。

大きな声で呼びかけて名乗ってお互い確認。
変態ルックを写真撮影し別れた。

以後は徐々に冬から秋となり、小雨とともに終わった。
あー寒かった。ピークは-4℃だった。先週は沢登りしてたのに。

この雪も来週からの暖気でまた溶けるらしい。
スキーはまだお預けって感じだろう。