櫛形山へ行ってきた。
日付
2021年11月13日
メンバー
ソロ
天候
山行当日の天気図
実際の天候は晴れ
アクセス
車で伊那ケ湖駐車場まで。基本的にはこの付近を散策する観光客の駐車場らしい。登山者は北尾根下山口との間の林道脇に停めていたようだ。
装備
- ベースレイヤー Rab pulse hoody
- ミドルレイヤー patagonia merino wool hoody
- ウィンドシェル Karrimor
- ダウン mont-bell パーマフロストライトダウンパーカ 過剰な重装備 笑
- アウター Norrona 赤、mont-bell ライトアルパインシェル
雪山に登るつもりだったので、過剰な重装備… - パンツ ファイントラック ストームゴージュアルパインパンツ
- 帽子 Norrona buff
- 靴下 普通の靴下 笑
- 手袋 ワークマン
- ザック Exped Black Ice 30L
- ブーツ Hoka OneOne
- その他 チェーンアイゼン 使用せず
エネルギー
水分500ml、パン1
地図・標高
最高点の標高: 2050 m
最低点の標高: 884 m
累積標高(上り): 1361 m
累積標高(下り): -1368 m
平均ペース: 3.91 km/h
総所要時間: 04:21:20
コースタイム
伊奈ヶ湖駐車場 10:58 – 12:32 ほこら小屋 12:33 – 13:02 櫛形山 13:06 – 13:14 櫛形山(三角点) 13:22 – 13:30 櫛形山 13:31 – 13:49 裸山 13:58 – 14:08 アヤメ平 14:09 – 14:39 見晴らし台 14:43 – 15:03 林道 – 15:18 伊奈ヶ湖駐車場
コース状況
中尾根(伊奈ヶ湖駐車場-ほこら小屋-櫛形山) : 落ち葉トレイル。全くストレスなし。水場はほこら小屋にあり。
ほこら小屋-アヤメ平 : ところどころ着雪あるが薄く、滑るようなほどでもない。
アヤメ平-林道 :超絶落ち葉トレイル。石が隠れているので注意。見晴台からの下山路の入り口が分かりにくい。見晴らし台から甲府に向かって右端の右下に伸びるところに入っていく。
ギャラリー
記録
どうしようもない用事があり、前夜に家を出て甲府に。
朝一に用事を済ませて終わったら10時。
今日は表日本側は終日快晴予報だ。さてどこに行こう。
移動時間を考えると目に見える範囲(といっても南アルプスから甲府周囲の山々は全部だが)になるだろう。
明日も登るので時間無制限って訳にもいかないだろう。
山スキーで来ることはなく、記憶にも記録にも残るような山。
そうなると必然的に二百名山とか三百名山とかってことになる。
国師ヶ岳あたりは周囲の山々を絡めてがっつり歩きたいと思っていたので、櫛形山に決定。
しかし全く情報がない。ヤマレコでコースを探る。
どうやら登山道はいっぱいあってどうとでも周回できるらしい。
がっつり行くなら夜叉神峠から高谷山まで絡めるようだが、そこまでの時間的余裕はない。
ということで、とりあえず最もメジャーそうな中尾根から登り、あとは適当に登りながら考えることにした。
それなりに寒いのでチェーンアイゼンだけは持ち、ほかは低山仕様。といいつつ、八ヶ岳なども想定していたのでシェル系やダウンはガッツリ3000m級である。まぁ重りにしてトレーニングだな。
伊奈ヶ湖駐車場に到着すると、もう観光地。散策客が沢山いる。どうも場違いだが、服を着替えた。
あ、靴下がない。あ、帽子がない。
昨夜あわてて準備したので忘れ物だらけだ。
靴下はそのまま履いているものを使用。足首丈 笑。
帽子はたまたま首の防寒用に持ってきたフリース生地のbuffがあったので、それで帽子代わりにした。
観光客の中を場違いなガチ装備風の登山客が行きますよー。
と思いきや、登山道に入ったら誰もいない。そのまま下山客4-5人とすれ違っただけで、ずっと静かな山行になった。
下部は樹林の中でひんやりとした空気のなか進んだ。それでも暑くて汗をかく。100m10分のペースでどんどん進めるくらいに足元は歩きやすい。
小屋前の斜面トラバースあたりまで来ると富士山がきれいに見える。素晴らしい道だ。
あっというまに小屋に到達。小屋からはきゃっきゃうふふな声が漏れているので中には入らず、通過。このあたりから徐々に空気は更に冷えて冷蔵庫の中のような感じ。日陰に入ると寒く日差しは暖かい。亀さんの日向ぼっこの気持ちがわかる。
ところどころ雪が残っているが1cmほどの厚さで何の邪魔にもならない。
トラバース地点では富士山が見守ってくれる。
ピークは富士山の展望台。木が切ってあって開けている。
撮影は寒いので最小限にして、奥の三角点に進んだ。どっちも櫛形山と表記されるのでややこしい。
三角点そばで今日はじめての補給。止まると寒いのでこれも最小限に。
お湯を沸かしてくれば良かったと後悔した。
一旦来た道を引き返して裸山方面に進んだ。これまた気持ちの良いトレイルをサクサク進み、植生保護の制限柵内を迷路のように進みながらピークへ。
ここは富士山の頭と白峰三山や鳳凰三山が見える。素晴らしい展望台。
ここではゆっくり補給した。
日本の高い山一位から三位まで同時に見える場所なんて贅沢。まぁこのあたりの高い山はどれもそうなんだろうけど。
このあとどうしようか考える。アヤメ平側から北尾根を降りても最後の林道は10-15分くらいの歩き程度だ。気持ちが乗るようなら唐松岳も寄ってさらに奥に降りてもいい。
アヤメ平は柵で覆われた一角になっており、人間が檻の中。観察するような時期でもないのでスルー。
超えて唐松岳の分岐で少し悩む。三角点でもない、普通の山。展望は今までとそう変わらないだろう。ま、今日はいいか(というか二回目はあるのか!?)。
北尾根を降りることにした。
この尾根道は「尾根」といいつつずっと富士山側をトラバースする感じで、ずっと富士山とともに下山。
足元は分厚い落ち葉に覆われてふっかふか。
駆け下りるようにあっという間に下山。下部はまた樹林の中で冷え冷えとしていた。
林道歩きはおまけで駐車場に戻ると、多くの観光客はすでにいなくなっていた。
着替えて車で下界に降りて温泉に入って終了。
ニ百名山を一つ踏破した。