→ShingolB←

個人輸入(転送サービス)

日本では簡単に手に入らないモノを海外通販で購入する事がある。
中には日本への出荷が制限されている商品も少なくはない。
高価で知られるNorronaやHillbergなどがそう。
日本の輸入代理店を守る意味もあるとは思うが、割高な値段には正直萎える。
これまでは諦めていたが、転送サービスなるものがあるという。
下調べして利用することにした。
狙うのは日本では簡単に手に入らない商品。

まず転送業者の選定。

あれこれネットの情報を調べてOPASを選んだ。
日本人が経営していて日本語対応。
無料でアカウント登録して開始できる。
何個かの商品をまとめて発送にするとコスト・サービス的には有料会員の方がよさそうだが、そんなにまとめて買わないだろう。

今回は練習⁈ということもあって直接個人輸入取引実績のあるbackcountry.comでの出品商品にした。
もちろんお目当ての商品があったからだが。
まず本HPから日本に発送を試してみるが、ブランド的に発送不可だった。これはもともと分かっていること。そんな商品だから日本に多くは出回っていない。

backcountry.comはアマゾンのような総合サイトにも店舗を出している。
日本の多くのネットショップがヤフー店・楽天店・アマゾン店を持っているのと同じだ。
今回はamazon USA内店舗を使ってみた。
ここでも直接日本への発送を試してみたがもちろんNo。

ここでOPASが登場。
発送先住所を転送業者が指定する私書箱に変更登録して購入処理をした。処理は無事に通過した。

支払いは登録したVISAクレジットカードで決済。
注意が必要なのは円建てで払うとamazonからはじかれてしまう。必ずドル建てで。
paypalは選べなかった。

amazonからUSA内の転送業者の私書箱まで3日ほどかかった。
私書箱の中身確認に2日ほど。
発送方法の指定とその確認に1日ほど。
USAから日本までの発送に5日ほど(今回はクロネコヤマト国際便を使用)。

購入したものは日本の通販サイトでは35000-85000円くらいで出回っている。
すぐに売り切れになりなかなか手に入らない。

実際の購入費用は、

本来 250ドルのところ セールで187.50ドル
Amazon送料 0ドル
OPASから日本への送料 46.69ドル (クロネコヤマト)
発送保険 3.75ドル
通関関税手数料 1500円

合計 237.94ドル + 1500 円 =28499円 となった。

セールがなかったら35000円ほどになるので、大量仕入れをする並行輸入業者と値段的には変わらないことになる。

以上から転送業者を用いる場合は、

・日本ではほとんど出回らない商品
・発送に時間がかかっても構わない商品
・普通のコスト算定をする並行輸入業者と値段的にはあまり変わらない

ということだろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です