思いがけず雷雨の中でのツエルト泊になった。
日付
2022年6月25日土曜日-26日日曜日
メンバー
ソロ
ウェア
- ベースレイヤー Rab force hoody
pulseがあまりにも良かったのでその後継のforceを購入。生地も全て同じものだが、色違い。
mont-bell メリノパンツ・トレールタイツ - パンツ 山と道 5pocket shorts
- ミドルレイヤー Rab alpha flash jacket
就寝時に使用 - ウィンドシェル Karrimor wind shell pull over
登行・下降中の風が冷たい時に。 - アウター Arc’teryx alpha SL hoody hadron、mont-bell トレントフライヤーパンツ
厳冬期のハードシェルと軽量トレラン用の間を埋めるものとしてちょっと高かったが購入。ヘルメット対応。4シーズン対応。切り詰めた設計。 - 帽子 Arc’teryxスピロキャップ
- 靴下 point6 中厚手
- 手袋 ワークマン薄手軍手 → 雨中はAxesquin Pertex sheildの防水手袋をadd-on
- 靴 HokaOneOne challenger ATR 6 GTX
装備
- Backpack exped velglas 40
- ストック Black Diamond distance carbon FLZ
- ツエルト mont-bell ULツエルト
底面は200×80cmの最小限 - タープ Rab siltarp 1
8×5フィート、ツエルトを覆うには最小限 - シュラフ SeaToSummit spark spI
- ビビー Rab alpine bivvy
- マット 山と道 UL pad 15、Klymit inertia x-lite
- 枕 SeaToSummit aeros premium pillow
- 火器・コッヘル EverNew アルスト・チタンマグカップ500、メスティン
- エマージェンシーその他
細引・引き上げ用ガチャ・非常食
地図・標高
最高点の標高: 2834 m
最低点の標高: 1350 m
累積標高(上り): 1677 m
累積標高(下り): -805 m
平均ペース: 3.00 km/h
総所要時間: 06:09:57
最高点の標高: 2347 m
最低点の標高: 1398 m
累積標高(上り): 166 m
累積標高(下り): -1063 m
平均ペース: 3.79 km/h
総所要時間: 12:09:24
前夜スタートになっているためか時間がおかしい
EK度数
(距離km + 登り累積標高差m ÷ 100 + 下り累積標高差m ÷ 200) = 49
コースタイム
1日目
折立 10:29 – 10:32 十三重之塔慰霊碑 10:33 – 11:08 太郎坂 – 11:30 青淵三角点 11:32 – 11:42 積雪深計測ポール – 12:28 五光岩ベンチ – 12:43 太郎兵衛平 – 13:02 太郎平小屋(受付・ビール) 13:13 – 13:27 薬師峠(ツエルト張り) 14:00 – 14:24 薬師平 – 14:53 薬師岳山荘 – 15:18 薬師岳避難小屋跡 – 15:28 薬師岳 15:29 – 15:38 薬師岳避難小屋跡 – 15:53 薬師岳山荘 – 16:11 薬師平 – 16:33 薬師峠泊
2日目
薬師峠 04:40 – 04:56 太郎平小屋(朝食) 06:10 – 06:26 太郎兵衛平 06:27 – 06:39 五光岩ベンチ – 07:12 積雪深計測ポール 07:20 – 07:26 青淵三角点 – 07:27 – 07:45 太郎坂 – 08:08 十三重之塔慰霊碑 – 08:09 折立
コース状況
折立-薬師峠:アラレちゃんが居ない。一大事です。
薬師峠-薬師平:沢筋に雪が残っていて踏み抜くと1mくらい下の岩場に落ちる。急斜面でステップなければ軽アイゼンくらいは必要かも。
薬師平-ピーク:少し残雪あるが特に問題なし。
薬師峠テント場:まだ水が引いてない。トイレは手動(水をくんで流す)。
一人一張1000円。
太郎平小屋:営業中。ビール350ml700円。
消費フード
- オレンジジュース1000ml
- お茶600ml
- 赤キャップコーラ500ml
- ビール350ml
- コーヒー2杯
- 味噌汁2杯
- 炊飯1合
- 高カロリークッキー3
- 味噌サバパック
- 肉じゃがパック
ギャラリー
記録
山行としては何一つ変わったことはない。知った道を登って降りただけ。
薬師峠上の沢筋が少し危ないなぁと思ったくらい。
翌朝の北ノ俣岳にかかった虹はきれいだった。
比較的高所の樹林帯でのツエルト泊、しかも豪雨・強風という条件の確認ができた。
以下、備忘録的に。
ツエルトのペグ打ちは四隅の4箇所。ストック110cmの高さでファイントラックのツエルト用細引きを使用。固定は大きな石。
タープは重ねるようにしてA型にして四隅に細引きで石に固定。
雨風は十分に凌げた。
内部。ツエルトの底は結んだ。その上にソフトタイベックのお手製防水シートとcocoonの防水シートを並べて防水し、山と道のUL padを敷いた。
Rabのalpine bivvyの中に極小のエアマットを入れてその上にシュラフ。ツエルト内が洪水になっても防水bivvyがあればどうとでもなる構成。
何ならツエルトもいらないのだが、そうすると雨中では煮炊きができないか。
bivvy内もツエルト内面も結露の程度はわずか。少しの浸水だったのでbivvy内は問題なし。
ザックが濡れそうだったので、途中でbivvy内に入れて足枕にした。
どこで泊まるかは気分次第というような樹林内での山行ならこういう構成でもいいなと思った。
ただツエルト+bivvy≒軽量ワンポールテント(非自立)なので何も考えたくない時は後者の方が楽ちんなのは言うまでもないか。