今回車を購入するにあたっていろんな車を試乗しました.
嫁が乗る状況も考えてAT免許で乗れるのが基本的な条件でした.
で,いろんなATを試してみて思ったこと...
日本のATって...芸がなさすぎ???
- Alfa Romeo
セレスピードがここでいうATにあたります.しかし実際にはこれはマニュアルの自動クラッチなので,ほんとはATではありません.
試乗して思ったことは
- クリーピングがない...坂で下がる...半クラッチが気持ち悪い*1
- 変速はさほどshockがない
- アクセルを緩めるとクラッチに直つながりなのでノッキング(前のめり)する.つまり普通のマニュアル車と同じということ.逆に言えばアクセルに従順.
- VW/Audi系
DSGについて書きます.基本的にはセレスピードと同じことなのですが,違うのは
- 変速が超高速(ほとんどshockなしでわからない)
- クリーピングは少し作ってくれる(自動で半クラッチにしてくれるのね).
アクセルのon/offに関してはやはりマニュアルと同じ挙動です.
で,思ったことは日本のATってトルコンスリップが出るのはしょうがないにしても,アクセルオフした時のすぅ~っと滑っていくような(まるでニュートラルと同じ)感覚が実はダメなんだと思い知らされました*2.
車の大事な感覚をスポイルしているに違いない.
ブレーキが多くなるし,エンジンブレーキの感覚がなくなるし.
アクセルはど~んと踏んで(トルクは遅れて出てきて),エンジンブレーキ利かないからど~んとブレーキ踏んで減速!
10年ほど前にクラウンにたまたま乗ったときにATで自動減速する機能があって
ある意味感激したのですが,
そのような味付けって実はもっとあってもいいのかも.
そういう意味では今のminiはマニュアル的な味付けにされている気がします.
日本のATに感覚からすると
加速時に少し引っ張りすぎ,減速時に早くダウン(エンジンブレーキ)しすぎ.
でもアクセルのon/offには正直.特に実用的な範囲の3000回転から5000回転くらいは*3.
そういう意味でややマニュアルチック.
欧州ではこういうATが普通なのでしょう.きっと.
まだ慣らし途中なので,日本のATに慣れた私のアクセルon/offを下手に学習*4してダメな加速・減速を覚えるかもしれませんが...