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太板をポチってしまった…

シーズンを通してスキーで雪山に行ったのは今シーズンが初めてだった。

いろんな雪質を経験した。

そのうえで今の板だけではいろいろと不都合だなと感じた。

山スキーを始めるにあたって、ゲレンデにも入る可能性があったこととまずは残雪期にツアー用として用いるだろうと考えて、型落ちのG3 Saint 170を購入した。

軽量・どキャンバーのファットスキー。接雪点間はほとんど160cmほどではなかろうか。ゲレンデスキーをしていた頃(カービングやロッカー出現の前の時代)のままの形状である。

そもそもカービングやロッカーは履いたことがないのでどんな乗り心地か知らないが(笑。

ただし昔のスキーと違うのは太くて(センター92mm)軽い。どちらかというとテレマーク用なのではなかろうか。

形状的にパウダーやモナカでは強烈に取り回しが悪い(他の形状の板にのったことがないので多分)と思う。技術のなさを道具のせいにしているが。

やっぱりこの板は残雪期のザラメ専用なのだろう。まさしくツアー用。

ということでより深い雪を登って滑って降りてくるために、来シーズンに向けてツアー用で軽くて(1.5kg前後)より太くて(120-130mm)ロッカー気味な板を探していた。

するとbackcountry.comでDPSのLotus 124 Tour1が安売り(-18%)されていた。ページには「Powderworks」と追加表記されている方も載っておりこちらは割引なし。

この2つ、正直HP上のカタログスペックは同じでどこが違うのか分からなかった。メーカーHPの2016-17モデルにはPowderworksではない方は載っていないので割引されているのは昨シーズンのものなのか!?

きっとロッカー形状に差があるのだろう。少なくともpure3のようなspoon形状でないことは確か(実物もそうだった)だろう。2週間位悩んだあげく178cmをポチっと購入。

日本で売られている同等品の値段よりはなんだかんだで3割ほど安いだろう。そもそも日本にはこの型はほとんど売られていないが。

クレジットカード会社の認証手続きが煩雑だったことや、届いてみたら関税分が着払いになっていたり(4800円)して戸惑ったが、まぁ世界は狭くなったもんだ。5日ほどで到着。

で本物を拝見。長さは確かにSaintより8cmも長いが、ロッカー形状のため接雪点間は10cm近く短い(販売店のHPにはearly riseと書いてある、Rockerとは表記されていない)。

いわゆるフロントロッカー・キャンバーの形状に近いと思うが、キャンバー自体の程度は強くない。わずかな荷重でflat以上になり、実質これはfull rockerに近いのだろう。

140-124-130の太さは迫力あり。しかしセンター132のポンってどんな太板なんだと思ってしまう。

回転半径はSaintと同じくらいでゲレンデスキーと比べるとやや大きめ(R=23m)ではあるものの、浮力とロッカー形状もあり深い雪での取り回しはしやすくなるのではなかろうか。

重量も片足1.5kgでそんなに重くない(Saintは1.35kg)。

これにTLT speed radicalを装着予定。安く通販で買って自分でつけるか、ショップでTLTを買って取り付けをお願いするかを検討中。

ちなみに製造年は確認できなかったが(まず間違いなく2016-2017だろう)、貼られていたシールには「powderworks」と書いてあった。なんだそういうことか…同じものなのか…

いい買い物をしたと思う。

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