今回の夏休みは南アルプス北部周回百名山巡りってことで3泊4日で山行に行ってきた
今回の4日間は出来る限りモノは減らさず必要かもと思ったものは全て持ち上げるという方針でパッキングした。
しかも出来る限りエイドは使用しないで。
実際に使ってみることで贅肉を落とせるだろう。
エイドに関してはコカコーラ3本にアイスクリームのみ。
今年は雪が多かったためか、北岳山荘ですら水無料。全行程で無料で水を手に入れることができた。
ほぼ目的どおりの山行が出来た。
さて、使用してみて不要だったものなどの選別作業。
<不要と思ったモノ>
・アルコール
ワイン1本分をプラティパスに、焼酎350mlをナルゲンフラスコに入れていった。結局消費したのは焼酎1/3ほど。ワインは学生に進呈。ウィスキーにしたら100mlもあれば4日間保つかもしれない。ということでいっぱい欲しければ買えば良い。せめてプラティパスにウィスキーだけにすればよかった。効率よく酔える。全てなくせば1.4kg減。
・つまみ
アルコールがなければツマミも不要。柿の種2パック(12袋)とフルグラ半分くらい。行動食にも使わなかった。約500g減。
・UL系のゼリー
要らね。ベタつく。まずい。意外に重い。トレイルランっぽくなったらまた考えよう。300g減。
・ダウンの上下
行動用の化繊insulationをテン場でも兼用で良いのでは? もしくは軽量ダウンの上のみにするか。下半身用ダウンは使う場面がない。化繊のハーフパンツは北岳の早朝のみ必要だった。ただし化繊を用いるなら濡らさないという条件付きで。500g減。
・山と道の5 pocket shorts
腰の部分のゴムのギャザーがザックの腰バンドを締めると非常に食い込んで痛い。腰バンドに頼らない軽装日帰り限定だろう。腰横の座っても尻で踏まないポケットは極めて秀逸だが。軽装日帰り用。どうせ短パンにするならトレランに近いがTetonBros ELV1000 5in hybridにしてしまえばいいだろう。超軽量コンパクト。200g減。
意外と最近購入したmontura free K -7cm pantsが薄手かつフィット感的にも良かった。後半2日で用いたが、これで4日通してもよかっただろう。
・着替え多過ぎ。靴下は多くても良いが。500g減。
・ウール系
乾かないウール100%の衣服は使うとしてもテン場用に格下げ。同じくウール100%の下着パンツも。いずれも化繊混紡が乾きが良くてよい。そもそも夏場にウール100%はテン場でももうないな。
・iPad
重しにしかならない。ただし記録を書くのは便利。本代わりに夜の時間を有意義に使える。300g減。
・ポール
一度使ってみたが、自分の歩き方には合わない気がする。ツェルトを使うつもりなら必要だが、それにしても重い。500g減。
以上で3.7kg減量。
<持って行って良かったモノ>
・ふたつ目のヘッドライト
行動用とテント内照明としての予備。
・バッテリー
重いが有用。複数で行くなら特に有用だろう。もう少し軽ければなおよい(1kgは重い!)。結局1/4ほどを充電で使用した。しかし重すぎるのでやや軽量のものを別途購入を検討。iPhoneを4-5回充電できれば充分。軽量のものに変更したら700g減。
・傘
テン場でも大活躍。必須装備。
以上で4.4kg減量。
<これがあれば…>
・生ものを持ち込んだならフライパンは必須。100g増。
・マットはThermarest Z lite solの方が使いやすいかも。雨対策が必要だが。防水袋は? 250g減。
・フロアマット。いらないかもしれないけどあると幸せ。200g増。
・虫除け。日焼け止め。100g増。
以上で4.2kg減量になる。食事関連はもう少し減らせるので、6kgほどの減量が可能ということか。
そうなると水抜きでおよそ16kgになった。
<工夫>
・重いものから食べるべし。かさばるものから食べるべし。
・冷却剤代わりのペットボトル飲料は融けた後は重りにしかならないので早く消費を。
・テントは前室の大きなものが欲しい。背の高いのが欲しい。日本の山の午後は必ず雨だ。買い換えてもいい。もしくは軽量のタープを被せてもいい。そうなると椅子も欲しくなるだろう。
・テント内の天井の物入れは三角形で使うと良。 頭が当たらない。
・タイツ+ショートパンツよりは薄手のズボン単独の方が動きやすいかも。
・食料計画をもっと明確に。量が減る。
・ハイドレーションパックの使用を常に考えること。給水の時間は勿体無い。
・味噌汁、雑炊系の食品はよい。日本人だ。
・山小屋で弁当を頼めば3食浮く→1kgほどの減量になるだろう。
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