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第4回中能登トレジャートレイルラン 25km出場

第一回大会はエントリーしたものの、大会の数日前に父が亡くなり、言葉通り泣く泣く出場取りやめた。
その後タイミングが合わず数年を経て出場。
タイムを計測する大会には、生まれてこのかた今年のハーフマラソンしか出たことがない。勿論トレイルランは初めて。
普段山で駆け下りてくることもあるにはあるので、それにロードのランを付け加えたようなもんだろうと安易に考えていたが…

さて、昨日まで大雨。
道はぬかるんでドロドロだという。50km組みが先行スタートしているのでさらに悪化していることだろう。
8時スタート。晴れの一日だが朝はまだ冷え込んでいる。走るには丁度良い。

後ろの方に並んだので延々と人の列。
まずはロード(の登り)3kmあまり。以前に試走したことがある坂。意外ときついが、少しずつ順位を上げて行く。この集団の中では普通の走力らしい。
登山道に入るとドロドロなのでほとんど歩く。登りなので、骨盤先行で足を使わないように意識していく。登りは明らかに登山で慣れている分有利か。疲労度が周りと違って少ない気がする(と思いたい)。


山頂の神社は横を通り過ぎるだけ。
この辺りから展望台方面までアップダウンの繰り返し。
下りはドロドロ+落ち葉でとても危険なトレイル。そこを慎重に行けば周りと同じ。
攻めて落ちて行けばあっという間に差が生まれる。
そうか…普通の走力しかない自分が差を生み出すには危険を押して下りで突っ込むしかないんだ…
行ける限り落ちるように走っていくとあっという間に何人も置いていくことができた。
しかし無茶苦茶怖い。転べば確実に怪我をする。
そしてそうやって危険をおかして抜いたのに、後でロードで抜き返されるのだ…
あとはその繰り返し。
登りで骨盤歩きで少し差を出してトレイルのランニングで並行して、下りで落ちるように抜いてロードで抜かれる(笑
麓の集落まで降りてきたらあとは暑い日差しと道路の照り返しに耐えながらのロード3kmほど。
程なく道の駅のゴールにたどり着いた。


3時間2分34秒。マラソンなら5時間11分くらいのペースらしい。
男子164人中29位だった。総合で233人中33位。
自分より速い女子が4人いたということか。

初めて走ってみた感想としては…
・下りで無茶して怪我しそう、でもそこでしか優位に立てない
・景色や森を楽しむ余裕なんてない
・競ってもなぁ…
・完走の達成感はある
・トレイルは確実に破壊している
特に最後が気になった。
もし明日にドロドロガタガタの登山道を登山者として歩かされたら、殺意を抱いてしまうかもしれない。
ということで、怪我もしたくないし自然破壊もしたくないのでトレランの大会に出るのは今回で終わり。
軽装登山はするとは思うが。

軽装といえば、登山をするものとしてコンパスや地図や雨具やエマージェンシーシートなどはちゃんと持っていったが、
そんなものを装備してそうな人は数えるほどだった。なおかつ、水分は1L以上、防寒具は必要…などと決められていたが、規定のモノを持ってなさそうな人も多数いた。
それってどうなん???
少しモヤモヤした。

 

それはそれで個人の勝手な思いということだが、

大会に関わる方々の苦労は大変だったろうと思う。コースの整備、準備、エイドの準備などなど。これには頭が下がる。

最後のロードでの声かけには本当に元気づけられたし涙が出そうになった。

感謝したい。

 

ちなみに帰りは古墳の湯ですっきり。帰ってからは雪山シーズンに備えて冬タイヤに換装。

夕方は人数合わせの気持ちだけでサッカーの練習に顔を出してきた。もちろん走れないし何もできなかった…

 

帰ってきたら左右の2趾の爪下出血あり。爪切りを忘れて行動したのがまずかった。僅かなことで体が壊れるので準備は怠らないようにしないと…

 

合計距離: 25158 m
最高点の標高: 561 m
最低点の標高: 27 m
累積標高(上り): 1164 m
累積標高(下り): -1177 m
平均ペース: 9.61 km/h
総所要時間: 03:02:32
Download file: Move_2017_11_05_08_00_04_トレイルランニング.gpx

コースレビューでは26.6km、累積標高1121mとのことだが、自分のGPS記録では25.176km、953mであった。

mont-bellキャップ、キャプ2の長袖ベースにMontura Tシャツ、mont-bellタイツにteton bros.の短パン、Injinjiの中厚手五本指短ソックス、マゾヒストIII outdry

mont-bell7Lザックに1Lのhydration(500mlほど消費)、ゼリー4っ(3っ消費)、雨具上下、エマージェンシー一式、ヘッドライト、insulation、コップ、熊鈴、iPhone

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