2019年7月14日に平瀬道から登った際に、ガスに紛れて探してみた。
おそらくこの辺だろうという場所に立ち入るとなんとなくトレースがあるので、それを追っかけて降りていった。ちょっと危ないクライムダウン・クライミングを経たがいまいち場所が分からない。間違えたようだ。
際どい登り返しを経て一旦尾根に戻るとマークと思しきケルンがあった。
その付近でペンキマークと薄いトレースを見つけて転法輪窟の直前までたどり着いた。
雪渓がまだ残っていた。シュルンドを伝っていけば途中まで行けたが、最後の最後にクライムダウンがあり、草付きのみでホールドがない。
残りわずか10mほどの距離だった。
8月になれば行けるであろう。
御前峰の方位盤から東南の尾根に沿って降りていくと比較的大きくケルン状に石が積んである。
そのあたりを進むと3つの点(∴)のマークが記されている。
2020年8月23日。また平瀬から登った日に、転法輪窟に向かってみた。
もう場所は分かっているので、トレースを追う。今日は雪は全くない。
できるだけトレースを外さないように踏み跡を選び、たどり着いた。






ここは真の白山の聖地だ。みだりに訪れてはいけない。が、聖地巡礼的には一度は行かなくてはいけないところだ。