なんかこう、もうギガがないとかいう表現にも抵抗が無くなってしまっている自分がイヤです。
宅内回線が異常に遅く感じるようになった。ということで一旦設備を見直してみた。
現在の契約はフレッツ光ネクストファミリースーパーハイスピード隼。NTT西日本で最も速い光回線。
理論上は上下1Gbpsなのだが、所詮はベストエフォート。実際に測定してみると10Mbps前後しか出ていない。
携帯4Gでも普通に3-40Mbpsでるのだから、もう意味がないな。さほど安いって訳でもないし。
宅内はルーター込HGWからアクセスポイントに至るまで1000base-TのLANケーブル(カテゴリー5)と対応hubにしてあるので、有線としてはこんなもんでしょう。
と思っていたら、東日本では10Gbps規模の光回線が始まる見込みだという。
しかももうLANケーブルは40Gbpsベースのカテゴリー8まであるという。もう何がなんだか…
そういやこの家も建てて10年も立つのだから当たり前なのかもしれないな。
そもそも無線LAN環境も販売されなくなったairmacを中心とした10年前の設備みたいなもの。
確認してみると古い方のairmacは802.11acに対応していなかった。11nまで。
しかも最新のiPhone11系はwi-fi 6なる規格(802.11ax)にも対応していて、無線接続で4-5Gbps出るという。
もはや意味が分からない。
携帯無線網も5Gとなると10Gbps規模の速度になるわけだから、そうなるともう1000base-Tの有線のLANやベストエフォート1Gbpsの光回線なんてどうでも良くなるな。
今後は各個人が5Gベースで容量制限なしのプランで携帯契約してテザリングしてPCを使うのが最も効率がよい。
当然光回線から宅内LANまですべて不要。もうひかり電話もいらないな。昔のNTTの回線保有に9万円とか支払っていたあれはなんだったんだろう。インフラ投資か。
NTT本体は死亡。
自宅の据え置きMacですら、使用する人のiPhoneにテザリングで接続して用いればいい。24時間接続必要なサーバーではないのだから。
ということで、各個人の携帯端末が5G標準になるまであまり変更しないことにした。
その頃には衛星放送も今の地デジも無くなっているな。すべて5GLTE網で配信。宅内に5GLTEベースのアクセスポイントができて、電気機器はIPv6ベースで接続して操作管理。
「録画」という言葉も消失する。すべて即時配信で済むから。音楽も同様。
現在の地デジベースのTV会社本体は死亡。CDも死亡。紙の出版媒体も死亡。
10年後はそんな感じか。年を取るわけだ。