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ビバーク

先日の池ノ平山山行では二日目の夜は時間切れで仙人峠のベンチの上でのビバークとなった。
ビバークするのは初めて。
テントの中と何が違うのか?
色々と考えることが多かった。

そもそも準備の段階で池ノ平小屋の片隅もしくはビバークの可能性が高かったのでそれなりの準備はしてきた。

保温装備。
予報では3000mあたりで気温2-3度の見込み。2000mでは7-8度くらいだろう。
夏用のペラペラのシュラフは最大7-8度くらいまでの代物で、代わりに撥水ダウンである(表面は防水ではない)。
3シーズンのモンベル#3は0度くらいまでいけるが重いしかさばるし撥水ではない。
ビバークとなるとシュラフの外で過ごす時間も長くなりそうなので、ダウンの上下は必要だろう。
ならば逆に#3は過剰かなと考えて夏用の撥水ダウンシュラフを持っていった。圧縮すると大きめのソフトボールくらいになるのでコンパクトで良い。
上半身はベースレイヤーにミドルにダウンに雨具、下半身はズボンにダウンに雨具。着れるものは全部着た。

マット。
背中に引いたのは石などの凸凹を最低限吸収するペラペラマット。OMMのザックに付いているduo matってのを敷いた。
もちろんそれだけでは寒いし硬すぎるのでシュラフ内に入れるタイプの極小エアマットを使用した。背中側のロフトを完全に潰さないのがいい。

枕。
これは最近特に感じることだが枕が安眠を決めると思う。
ずれていかない、頭が滑りにくい、自分の望みの厚みがある。
選びに選んだsea to summitのエアピローはしっかり役目を果たしてくれた。

湯たんぽ。
ナルゲンボトルは耐熱なので、熱いコーヒーを入れて湯たんぽ代わりにした。
これはまぁすぐに冷めてしまう。タオルでも巻けばよかったかな。

雨対策。
なし。3時ころにパラパラっと降ってきた時にはどうしようかと思ったが、大したことなくて済んだ。そもそもテント内でも結露でこれくらいは濡れてしまう。
いくら撥水ダウンが入っていても濡れてしまうので、防水のカバーやSOLのエマージェンシービビーを持ってくれば良かった。
SOLのビビーはあれ単体で真夏の山は過ごせるらしいから、常に装備に加えるべきものなのかもしれない。

気合。
それでもやはり少しは寒い。あとは気合で乗り切るしかない。

とまぁこんな具合で二日目の夜を過ごした。

星を眺め、雲がかかった月を眺め、雲が流れていき、霧雨が顔を撫でていき、雨がポツポツと額に当たる。
あぁ野宿って素敵。
いわゆるビビーサックなるものを真剣に購入しようかしらん。

なお、排泄物に関して。
モンベルで販売している簡易トイレを用いた。
それは厳重に袋で包んでその後二日間持ち歩ききちんと廃棄した。
illegalなことをしている以上は、これくらいはちゃんとしないといけない。

翌朝のベンチからの剱岳方面
朝焼けはなかった

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