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キャンプ三日目

朝は買ってきたパン
お気づきとは思いますが、うちのキャンプには炭火で凝った料理とか、ましてやダッジオーブンで遠熱煮物とか、そんなものは登場しません
焼きそば一つ作るのに炭火をおこすなんて考えられないので、基本カセットコンロとキャンプ用のバーナーで料理です
長いキャンプなので日持ちもしませんから、毎日買い出しです
まぁなんちゃってキャンプですね
宿泊としてキャンプをして、日中はどこかに出かけて楽しむスタイルです

さて、三日目

朝は買ってきたパンを食べて、早々に移動開始
近くのプラネタリウムに行く

毎度のことながら貸し切り
しかもタダ

プラネタリウムで昨夜の睡眠不足を解消しつつ涼んで(子供たちはまじめに見てた聞いてた)
係員のご好意で(っていうか他に客もいないので)階上にある天体望遠鏡を見せてもらえた


口径80cmとのことで福井県では最大
石川県柳田村のよりも大きいそうな
昼間も星が見えるってことで、一応ウィーンっと回転してもらい眺めてみたものの雲が多くて何も見えず
残念!
夜になるとマニアが朝まで星を眺めているそうな

そこからは恐竜博物館に移動

大きいとのことで子供たちは喜ぶだろうと嫁

しかししかし…一番喜んだのは   私だった(汗

何に食いついたかというと恐竜の「骨」

仕事がら骨の形態にとてつもなく心を引かれてしまい、大量の写真を撮ってしまいました
いやぁ脊椎の形態がすばらしくおもしろい
恐竜も人間も同じだなぁと感心(数が違うけれどもね)

それで思ったこと何点か

なぜに恐竜には膝蓋骨がないんだ?
鎖骨もないぞ(肩甲骨はまるで上腕骨かと思うほど細長く、おそらく可動域も大きい)

こちらのサイトによればないんだそうな

さらによく大腿骨顆部を眺めると形態が少し異なる
膝蓋骨が滑動する大腿骨全面に明らかな溝が形成されていて
脛骨結節と思われる部位までつながっているようだ
溝の中を伸展筋群の腱が走行しているのだろうか?

脛骨と腓骨の位置関係も微妙に異なる
人間の足関節は腓骨(外側の骨)がやや後ろ側にあるのだが、恐竜の化石ではむしろ前に有るものが多い(左右逆に再現したのか?と思うくらい)


大腿骨顆部と脛骨高原の形態もいまいち回転軸を想像できない不整合具合
大腿骨も前捻があったりなかったり、顆部も前後逆では?と思わなくはないものも...

上肢はあまり印象を持たなかった
手根骨がきれいに再現できないようだし(あたり前)
肘関節の形態は人間に近い

しかし、そもそもT.Rexなんてあんな短い手で何をするのだろうか?
口にも届かない きっとやっと指組み(って言葉はないと思うけれども)できるくらい
強い尾と後肢ですべてがまかなえてしまうのだろうと思われるが(カンガルーを想像すべし)、それにしても小さい

骨盤は特におもしろい
人間で言えば恥骨に相当すると思われる部位と坐骨と思われる部位が後ろからみると縦長の菱形になっている(と再現されていると書くのが正しいか?)


人間では胎生であるが故に骨盤腔を後ろ(下)から眺めればほぼ円形に近くなっているが、卵生の恐竜はそういう心配がいらないらしい
というか、成獣が10数メートルであっても、卵から生まれた直後は数十センチらしいから関係ないのかな?

脊椎は人間とそう変わらない


異なるのは頸椎で肋骨のような突起が左右に存在すること、棘突起の形態が様々、尾骨がいっぱい(当たり前か)
基本的な胸椎や腰椎に相当すると思われる部分の椎体や横突起などは人間に近い

私はずいぶんと満足したが、子供たちは不満足
そもそも説明文をちゃんと読めないと楽しめないね
動くT.Rexにはかぶりついていたが...

恐竜博物館 すばらしい建物と展示物 感動しましたが、一点だけ問題点が

食堂がひとつしかない 外に出て食べることは可能(再入場できる)だけれども、そもそも歩かないといけないし暑い!

で中の「creta」に並ぶことに

待つのはしょうがない 許そう
しかし飯は...キャンプサイトで食べるレトルト品でももっといいぞ...
そして小洒落た器は目を引くものの、むしろ食べにくい

残念なこと限り無し

さて、恐竜を見終わったところで疲れがどっと来て(猫のせいで眠たい)
ホームグランドに帰ることに

子供たちは懲りずにプールへ
夫婦は買い出しに

そして夜は餃子を食べつつ(もちろん焼くだけ)焼酎をあおって眠るのでした...

記念撮影

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