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ハライ谷登山口から檜新宮、百四丈の滝、御手水鉢へ 楽々新道から下山

朝一で仕事を終わらせて10時頃に新岩間温泉に到着。準備をして自転車でハライ谷登山口に移動。自転車は木陰にデポ。

_IGP2406_DxO改めて登山道や歴史を再確認。

登り始めは湿気100%の暑い中で、汗がだくだく。

本日は水場が不確実なのでアルコール入りも含めて5.5Lばかりの水分あり。

小屋泊まり装備も含めていつもよりは7kgほど重い荷物。

さすがに堪えました。

 

_IGP2407_DxO檜新宮手前に霊験あらたかな感じの水場の案内あり。

向かってみるがどんどん下っていく。

遠くに沢が見えるがあそこまで行くの???

枯れてるかもしれないのに???

ということで早々に諦めて引き返しました。

 

_IGP2408_DxO謂れをお勉強。

そんなに古いわけではないのね。

 

 

 

 

 

_IGP2410_DxO柏手を打ってお参り。

今回はここしか参れないでしょうから。

手を清めていませんが、後からもうちょい高いところで清めますのでー

 

 

 

 

_IGP2411_DxOハンコ?がおいてある。

これが白山牛押印???

少なくとも見た目は観光地のハンコ並なのですが…

 

 

 

 

_IGP2412_DxOしかり場分岐の看板。

絵が可愛い。

 

 

 

 

_IGP2413_DxO

ここまでほとんど休憩なしで汗だくになりながら到達。

今日のピークはここだけ。

 

 

 

 

_IGP2415_DxO
三等三角点 長倉です。

この後雨がポツポツと来たのでカメラを片付けて雨具装着。

ぐずぐずの体に雨具装着はきつかった。

しかも降るような降らないような微妙な天候。

雨具装着の汗かき具合のテストと思って我慢してみた。

この後、女性3人組と男性二人組とすれ違った。

雨降りそうですよーと話をして別れた5分後に激しくスコール。雷はなかったけれども。

IMG_6763
そんなこんなで今日の目的地へ到着。

貸し切りです。

雨具の下はベチャベチャで上半身は着替え、下半身はあまりひどくなかったのでそのままインシュレーションとシュラフに湿気を吸わせることにした。

2階は明るくて良いのですが、西側で絶賛雨漏り中。

雨受けのバケツなんて久しぶりに見ましたぜ。

一部は透明シートで1階の土間部分に排水してました。

今回はアメニティを持ってこなかったので、ビール片手にiPhoneで音楽を聞いて時間を過ごし。

そのうち寝落ち。

気付いたら18時くらいで暗くなっていた。

今日の晩飯はコンビニ惣菜とカレーどん兵衛などなど。適当に食べて7時過ぎには就寝。

時折雨が強く屋根を打って目が覚めた。

翌朝は4時45分起床。あいにく外はガスの中。

食事はパンとコンビニ惣菜とコーヒー。トイレは現代人にはつらいところだが、昭和世代には経験のある範囲で何とかする。

ガスはあるものの雨ではないので雨具なしでスタート。ゲイターは短いものしか持ってきて居なかったので使わなかったのだが…

20分後に激しく後悔することになります。

IMG_6764
出発してほどなく奥長倉のピーク。

特に感慨なし。

この後、美女坂を登る。

美女の形跡でもあるなら良いが、タダの急斜面。

雪の季節にここを登るのは大変だなと思う。上級者のコースだ。

美女坂登り始めで、藪からガサガサっと音が。

く、くまかーっと焦ったところで猿の子供が数匹。

ボスが数m先でにらみを利かせるなか、10数匹の群れが順番に登山道横の木を通過していきました。

ちょっと焦りました。

IMG_6773
振り返ると稜線を境にガスのたまり場があり。

このガスは百四丈滝の谷筋につながっているのだがは…

 

 

 

 

 

IMG_6775 登り切った。IMG_6776そして標柱。さて本日の運命は如何に?

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_6779うーん、何とか見えました。思っていたのよりダイナミックさが足りないような…

 

 

 

 

 

 

 

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下から見上げる先人の写真を見過ぎたのでしょうか。

滝壺まで降りないとこの感動しきれないのかもしれません。

しばし眺めていてもガスが晴れる風ではないので撤収。

 

 

 

 

 

IMG_6783ここからはしばし快適な木道歩き。滑りますが。 IMG_6787時折こんなご褒美晴れ間も。 IMG_6788振り返ると稜線歩きの風景

IMG_6790チングルマの終わった図です。咲き誇っていれば綺麗でしょうねぇ。 IMG_6795ちらりと滝の上部が見えます。滝上のゴルジュというほどでもないけれども流れが見えます。

IMG_6796この辺りはお花畑。

IMG_6798 IMG_6802 IMG_6804

加賀室あとは水場もありなだらかで快適な場所。ここに一大拠点があったのでしょう。往時を偲びます。

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登山道間近にニッコウキスゲ。

ニッコウキスゲって道から遠くに咲いていることが多い気がするのですが…

これは近い!

 

 

 

 

 

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油池です。

ここらで水が足りなくなる予感に襲われて水場に行くことに。

約5分、70m先と書いてあります。

確かに約150歩。

しかし3-40mは下ったでしょうか。

水はちょろちょろしかないのですが、冷たくて美味しい水でした。

煮沸要かどうかは考えないことにしました(爆

このあとは名前通りの長坂。地図を見てはあと何m登り…と考えつつ登ります。

上がガスっているのでピークがよく見えないのです。下界は晴れ間も見えているのに。今日はわざわざ山にかかる雲の中に突っ込む山行です。

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そしてようやくピークへ。

せっかくなので三角点を探しますが、どうも登山道から外れる。しかも外れるにしても踏み跡もはっきりしない。

あまり道を荒らすのも嫌だったのでほどほどにして撤収。

 

 

 

 

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過ぎるとすぐに標柱が。

もう七倉の辻?と思いましたが、地図で見てもこれは違う。

七倉山ピークへの迷い路を明示してあるようです。

 

 

 

 

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こちらが本物の辻。

交差点は人が行き交うところですが、

本日はここまで誰とも会っておりません。

寂しいような楽しいような…

ザックをデポって最終目標地点、御手水鉢へ向かいます。

ここまでひたすらガスの中でしたが、

ここで奇跡が。

我慢して登ってきたのを見てくれていたのでしょう。

IMG_6844湯の谷に向けて晴れ間が。IMG_6848ガスの中から御手水鉢が急にあらわれます。

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光を受けて緑に輝く釈迦岳方面がとても綺麗。

雨の後で空気が澄んでいるからか?

よじ登り手を清め、ついでに(すいません)顔も清めてしまいました。

清めたところでお参りしなくてはいけないのですが、

ガスの大汝は魅力が無かったので今日はここまで。

ここで柏手を打って許してもらいます。

 

IMG_6859
本日のベストショット。

このあと帰りに差し掛かるとすぐにガスが立ち込めて、

振り返ると御手水鉢はガスに消えていたのでした。

素晴らしい瞬間をありがとう!!

辻で少し補給をして、さぁ帰りましょう。

このあとの楽しみは小桜平避難小屋とそこでの食事です。

ひたすら下るのみ。

楽々新道の名前通り急すぎる下りもなく、登り返しもほとんどない。

ガスで眺望はないものの、晴れていれば楽しめるのでしょう。

途中で湯気が立ちそうなほど新鮮な人間の3倍ほどの便が登山道のどまんなかに。間違いなくくまさんの産物。

以後は手に鈴を持って振りながら、誰ともなく喋りかけつつ歩きました。

IMG_6869
岩間新道との分岐部。

右の岩間新道は崩落で通行止め中。

左へ進みます。

 

 

 

 

 

IMG_6872小桜平避難小屋です。

比較的新しく、内部は新築に近い感じです。近くに水場もあり、禁止ではあるのでしょうがテン泊も出来そうなスペースがあります。

水は不安だったのでここでも補給。ここは要煮沸とされているので、カップ麺とホットポカリにしました。

ホットポカリっていいですね! マイブームになりそうです。

下半身が大分びしょ濡れかつ靴が内部まで濡れてしまったので(ゲイター使わないから…)、ここでパンツと靴下を着替えることに。

タイツをはくことでさらに快適感が増しました。

こういう暑い時期の汗・雨対策って難しいですな。

IMG_6873これは舞茸?

IMG_6874随分省略しましたが、長い長い下り(雨後で何度も滑りました)の後に林道に到着。

途中で8人パーティと単独者を抜きました。

本日はこの方々としか会っていません。

IMG_6875林道の入り口

IMG_6877車で自転車回収して撤収です。

温泉は一里野温泉の天領で。コカ・コーラを一気飲み。

さらに野々市でついゴーゴーカレーに寄ってしまいました。

汗をかきすぎないように高出力とするのは避けていたので、時間は標準的な感じ。

早朝出発なら日帰り可能な範囲でしょう。もしくは早朝出発御前峰近くの小屋泊まりで白山ピークも踏むと。

次は平瀬道と北縦走路を絡めて踏破したいのですが…一人では移動の問題で難しいか。

それとも平瀬から白川郷まで自転車で走る???

 

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