→ShingolB←

大笠山

昨日が当番で朝まで金沢市内に拘束されていたので早立ちできず。

時間的に近隣で日帰り容易な所、かつ名山巡りということで大笠山に行くことにした。ヤマレコによればゲートも開き、前日に公式山開きになっていたらしい。

大笠山にはもう一つ大きな目標がある。大笠山の南西に千丈平という平原が広がっているが、残雪期限定の場所。行ってみたい。

千丈平に行くには、中宮温泉スキー場跡から取り付いて中宮山、大瓢箪山を経て行くか。はたまた笈ヶ岳から大笠山を経由して行くか。全部縦走するか。

それとも奈良岳経由だろうか?

まずは夏山を偵察でしょってことで大笠山へ。

 

GPSのカメラで撮影、持ち物はこれまでに無いほど絞り込んで超軽量。ザックはOMM Phantom 25CLを使った。

 

呼ばれても引き返せる時間を見計らって自宅出発。

8時頃、キャンプ場奥の駐車スペースに駐車。

準備をして8時21分出発。小雨の中だった。wind shell代わりにOMM aether smockで開始。

登山道開始。この前にゲートを一つ抜ける。橋の対岸で工事中(発破ありと…)とのことだった。

すぐに境川の橋。この後ははしごの連続の急登。

aether smockは吹き出す汗と暑さにすぐに脱いでしまった。急登を癒すかのように鏡岩、大桧が続く。

花の季節も始まっている。

およそ2時間ほどで前笈ヶ岳に到着。ここでしっかり休止補給。

ベンチは便利。

このあたりから時折残雪が現れるが、ルートも明瞭で斜度もなく危険なところはない。踏み抜きには注意。

この先は4回ほどアップダウンが続くが、合計で150mほどの上下。

時折樹林が切れると対面に笈ヶ岳。

アカモノの頂。どういういわれなんだろう? 植物のアカモノのことなんだろうか。

この先は300mほどの登り。雪は多くなるがツボ足で問題なし。

奥三方方面。

小屋が見えた。

小屋でございます。思っていたより小さい。

ピーク到着、11時55分。

一等三角点「大笠山」

笈ヶ岳がすぐそこに。白山は顔を見せてくれず。

30分程休憩、昼食。ピークにはおじさまがお一人、カップルが1組、ソロの方がお一人の計4人。

登りでテン泊装備のご夫婦とすれ違い、テン泊装備のソロの方を追い抜き、ソロの日帰りの方とすれ違った。

笈ヶ岳方面には薄いトレースがあるが、すぐに藪に埋もれてしまうようだった。

大瓢箪山方面や笈ヶ岳とのコルは見通せずあまり参考にならず。やがりもっと残雪の頃に来ないとだめらしい。

急登を下ったあとの桂湖の眺めは美しかった。

2時間ほどで下山。

合計距離: 12721 m
最高点の標高: 1830 m
最低点の標高: 575 m
累積標高(上り): 2783 m
累積標高(下り): -2777 m
平均ペース: 2.62 km/h
総所要時間: 06:39:01
Download file: _2017-06-04 182935.gpx

patagoniaの超薄手のメリノシャツ長袖とfinetrakのストームゴージュアルパインパンツ、下は薄手タイツ。

雪山装備はアイゼンのみ。

 

-後日談-

下山時にsea to summitの青のタオルを落とした。かなり上の方で落としたような気がする(滑ったときかな)ので、回収には向かわず。

ヤマレコに山行記録をアップしたら、山頂にいたソロの方から拾ったとのコメントを頂いた。

ありがたく連絡を取らせてもらったら、自宅が同じ市内、しかも同じ中学校圏内、しかも娘二人が同級生!

いやぁこんな奇遇ってあるんですねー

下の娘が同じ部活でもあり、引き取りにうかがった際にはこれからもよろしくお願いしますって会話になりました。

noriさん、本当にありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です