→ShingolB←

北信越プリンスリーグ第6節雑感

医事の仕事で会場にいたので,観戦記録など.

第一試合は丸岡(福井)-北陸(福井)

丸岡は選手権の常連高.

地域性をいかしてジュニアユースからトップまでチーム構成のある町.

高校にはそれ以外の地域の選手も来ていることと思うが.

北陸は相手としては物足りない相手か.

普段頻繁に試合をしている相手と思われ,手の内は知り尽くしている?

丸岡

4-4-2で中盤はダイヤモンド型.

センターバック二人(2-岡田,6-飯田)と底の4番(本谷),トップの二人(9-笹野,11-棗)が上背がありかつ足元も確かな選手.

さらにトップ下の10番徳丸が左利きの好選手で自在に球をさばける感じ.殆どドリブルはしない.

9と11が懐が深くボールの収まりが良いためか殆どサイドバックかセンターバックから9,11に当てることで攻撃が始まる.

底をボールが経由することがほとんどない.4は泥臭く中盤の掃除役に徹していた.

高い位置でサイドバックが持った場合は10が顔を出してさばくことが多い.

ロングボールには必ず9か11が対応し,頭でのスリップを多用して後ろにもう片方が走りこむような形をとっている.

11は足元だけで突破する能力があり10としてもあずけるだけで良い部分もある.

サイドバック,サイドハーフにライン際を個人で突破する駒があればかなり強い.

サイドの局面で10が絡んで局面打開するような場面では

10の意図を汲み取れないハーフでは少々つらいかも.

それでも福井県No1の地位は変わらないと思う.

現グランパスの本田が星稜の3年次のチームに構成は似ているけれども,サイドにいる選手の質が違うし

10も本田ほどの存在感はなし.大腿を痛めているようだったけれど(というか流していた印象).

北陸は上背のある選手がいないため,そういうボールの支配力はなく,ほとんど何もできていなかった.

10が時折トリッキーなドリブルなどで局面を打開していたくらいか...周りは反応できていないことが多かったけれども.

キーパーは鋭い反応で前半だけでも3点分くらいは阻止した.

試合結果は前半は北陸のキーパーの奮闘もあり0-0.

後半20分くらいまでに丸岡が3点を入れて,その後は主力を変えてサブの訓練.

といってもトップに入った8番は上背があり同じタイプの選手.

10に変わってトップ下に入った20も無難に球をさばいてトップを使っていて,

先発と遜色なし.

北陸は後半2/3くらいに右ペナルティーサークル上くらいのFKから10番がズドン.

一矢報いましたが,丸岡は「しょうがない」って感じでさばさばしてましたね.余裕.

丸岡は順当に行けば選手権にでると思われるチーム.

10と11に注目.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です