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トレラン装備!?

昨日は新穂高から入り飛騨乗越から南岳小屋経由南岳新道下山のコースに行ってきた。

夕方から予定があり時間に制限があったので、0時発で軽装登山的な装備になった。
タイツは履いていたがトレラン風なウェア。
足元はトレランシューズ。しかも初投入でグリップの程度分からず。
防寒具、雨具はあり。
スリングなどの登攀具系は最低限のみ。
アイゼンなし(というかトレランシューズ用のピンスパイク持っていない)。

滝谷から槍平小屋間の普通の道上の苔付き石で滑りまくりのトレランシューズ。アカンです。
モンベルのトレイルグリッパーなら絶対に滑らない。
なので、樹林帯の石は登りでも下りでもとても注意が必要だった。
クライミングには使う気もしない。
そんなことが、林道パートから登山道に入ってすぐに分かったので悲しかった。
もうこのシューズは登山には使わない。使っても砂利の林道ランニングまで。
逆に言うとトレイルグリッパーの性能が高すぎるということか… モンベル恐るべし。
軽装登山に用いるシューズの他の選択肢としてはガイドテニーなんだろうな…
しかしいい事もあってやはり足元が軽いということは距離が伸びるし疲労も少ない。足の痛みが出にくい。

飛騨乗越ではガスの中強い風に晒されて身体がかなり冷やされた。雨具を羽織るタイミングが遅かった。槍ヶ岳山荘で身体の動きを止めた途端に震えがきた。甘いなぁ。

下りで使った南岳新道では予想しない雪渓(調べれば情報は出てくる)で、一部クライミングを強いられた。
グリップが保証されないトレランシューズだったから雪上に立てなかったというのが実際のところ。登山靴ならしっかり蹴り込んでステップを切って歩けただろう。

霧雨混じりのコンディションで修行でしか無かったが、考えるところ大アリの山行になった。

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