家を建てたときに公表されていたハザードマップでは、自宅は洪水に遭うことはない範囲だった。
新しい基準でハザードマップが作り直されているらしいと新聞にあり、確認した。
新しい基準は「想定最大規模」、つまり今回の台風19号のような被害がでた場合と考えたらよいらしい。ありえるって想定だな。
それによれば自宅は犀川氾濫時に0.5~3m未満の浸水想定区域だと分かった。
高基礎にしてあるものの3mまでいくと2階ぎりぎりまで浸水する。いややばいな。
ちなみに母も近隣にいるが同程度に浸水するらしい。母の場合は1階住まいなので3mでは完全に水没する。上の階に逃れれば何とかなるが、孤立する。
幸い避難場所は母の家から歩いて3分の小学校であり、1階に吹き抜けスペースのある構造の体育館なので避難フロアには浸水しない。
うちからは10分くらいか。
が、小学校の周りは0.5m未満の浸水になるので孤立するという意味では同じ。
この地域は伏見川と犀川に囲まれているが、犀川が氾濫すれば伏見川も氾濫するだろう。
伏見川の氾濫区域も公表されていて、ごく近く(50mくらい)まで浸水が達することになっている。
ということは両方氾濫したら相乗効果で周りは水浸しということだ。
上流1kmほど逃げないと水からは逃れられない。
いずれにせよ高度の警報が発せられたら逃げないといけない。
犀川下流地域にある職場は悲惨だ。
職場自体は0.5-3mの浸水予定で、周囲は3-5mとなっている。一部は5-10mのところもある。
3mまでいくと地下と1階は浸水する。確実に陸の孤島となる。
地下には給食設備がある。ちなみに備蓄食料も地下保管だ。1階には施設内のネットワークのサーバーがあったはずだ。
さらに主要な機器の半数は1階にある。
機能が崩壊することは間違いがない。
ちなみに職場は標高3mぎりぎりくらいなので、津波が来てもやばい。
このあたりの地震による最大限の想定津波は3.6mほどらしい。1階が浸水する可能性は否定できない。つまりは地下も。
未曾有の災害がしょっちゅう起こっているこの世の中。
備えあれば憂い無し。
対応を家族と話しておこう。