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新穂高から鷲羽岳 −三俣山荘テン泊

3週間振りの山に。弓折岳に寄ったつもりが三角点だけで最高点を踏んでなかった…

日付

2022年7月23日土曜日−24日日曜日

メンバー

ソロ

天候

山行一日目の天気図
実際は8時30分頃まで雨(双六小屋から双六岳へ向けて標高を上げたからかもしれない)、以後曇りのち晴れ

山行二日目の天気図
実際は晴れ

アクセス

1時過ぎに新穂高無料駐車場に到着も満車。
鍋平無料駐車場に案内され駐車。
新穂高登山口まで徒歩。下り15分、上り30分。

ウェア

  • ベースレイヤー Rab pulse hoody
  • ミドルレイヤー Rab alpha flash jacket、Norrona lyngen alpha 100 3/4 pants
  • ウィンドシェル Karrimor wind shell pull over
    何故か使わなかった
  • アウター 上半身:Arc’teryx alpha SL anorak、下半身:mont-bellトレントフライヤー
    よく撥水していたが内部は汗でびちゃびちゃ
  • 帽子 Arc’teryxスピロキャップ
  • 靴下 point6 メリノ中厚手
  • 手袋 ワークマン薄手軍手 → 雨中にOMMミトンとAxesquin pertex shield手袋を使用 どちらもまぁ浸水甚だしい

装備

  • Backpack exped serac 45L
  • ストック Black Diamond distance carbon FLZ
  • ブーツ モンベルツオロミーブーツ
  • ゲイター モンベル
  • チェーンアイゼン
  • テント Big sky international wisp 1p MV
  • グランドシート ソフトタイベック手作り
  • 寝袋 SeaToSummit spark sp1
  • マット Klymit inertia x-lite(寝袋内)とOMM duomat
  • 枕 SeaToSummit aeros premium pillow
  • 火器他 EPI REVO-3700、snow peak クッカーセット極、モンベルスタックインカトラリーセット、Nodate mug
  • エマージェンシー
    ケブラーロープ30M・下降器・引き上げ用ガチャ

地図・標高

合計距離: 20289 m
最高点の標高: 2860 m
最低点の標高: 1074 m
累積標高(上り): 2456 m
累積標高(下り): -1114 m
平均ペース: 2.98 km/h
総所要時間: 09:33:05
Download file: 20220723−24 1.gpx
合計距離: 3090 m
最高点の標高: 2923 m
最低点の標高: 2531 m
累積標高(上り): 446 m
累積標高(下り): -448 m
平均ペース: 1.90 km/h
総所要時間: 02:22:42
Download file: 20220723−24 2.gpx
合計距離: 19976 m
最高点の標高: 2751 m
最低点の標高: 1075 m
累積標高(上り): 1028 m
累積標高(下り): -2369 m
平均ペース: 3.37 km/h
総所要時間: 07:21:07
Download file: 20220723−24 3.gpx

EK度数

(距離km + 登り累積標高差m ÷ 100 + 下り累積標高差m ÷ 200) = 92

コースタイム

<1日目>
鍋平駐車場 01:37 – 01:58 新穂高登山指導センター 02:08 – 02:12 新穂高温泉バス停 02:14 – 02:21 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面) 02:25 – 02:39 お助け風穴 – 02:59 中崎橋 03:00 – 03:08 笠新道登山口 – 03:17 わさび平小屋 03:24 – 03:39 小池新道入口 – 04:15 秩父沢出合 – 04:28 チボ岩 – 04:44 イタドリが原 04:46 – 05:10 シシウドヶ原 – 05:46 鏡池 – 05:52 鏡平山荘 06:10 – 06:53 弓折乗越 06:57 – 07:09 花見平 – 07:21 くろゆりベンチ – 07:47 双六池 – 07:51 双六小屋 08:24 – 08:42 双六岳巻道分岐 08:43 – 08:45 双六岳中道分岐 08:51 – 09:23 双六岳 09:24 – 09:39 中道分岐 – 10:07 丸山 – 10:36 三俣蓮華岳 – 10:46 三俣峠 – 11:10 三俣山荘(昼食・テント設営) 12:58 – 14:07 鷲羽岳 14:18 – 15:06 三俣山荘テント泊

<2日目>
宿泊地 04:53 – 05:27 三俣峠 – 06:33 双六岳中道分岐 – 06:37 双六岳巻道分岐 – 06:46 双六小屋 06:49 – 双六池 – 07:20 くろゆりベンチ – 07:35 花見平 07:57 – 08:06 弓折乗越 08:08 – 08:13 弓折岳 – 08:17 弓折岳(分岐) 08:18 – 08:20 弓折岳 – 08:24 弓折乗越 08:26 – 08:47 鏡平山荘 08:48 – 09:15 シシウドヶ原 09:16 – 09:31 イタドリが原 – 09:46 チボ岩 – 09:55 秩父沢出合 – 10:23 小池新道入口 – 10:37 わさび平小屋 10:40 – 10:52 笠新道登山口 10:53 – 11:01 中崎橋 – 11:12 お助け風穴 – 11:24 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面) 11:27 – 11:33 新穂高温泉バス停 11:35 – 11:39 新穂高登山指導センター 11:46 – 12:14 鍋平駐車場

コース状況

小池新道の各沢筋の橋は雨中にも問題なし。渡渉となる場所も飛び石で可能だった。

残雪は花見平にわずかに。ほとんど傾斜のない場所のためアイゼンなど不要。

その他に問題点なし。

消費フード

  • マスカットジュース1000ml
  • お茶600ml
  • 味噌汁2杯(夜、朝)
  • カフェオレ1杯(朝)
  • ゼリー2、MgOn1、高カロリークッキー1(1日目行動中)
  • パン2(昼、昼)
  • ソーセージ3本(夕おやつ)
  • アルファ米2パック(夜、朝はお茶漬け追加でさらさらと)
  • アルファ米おにぎり1(朝)
  • ラーメン1300円(昼、三俣山荘)
  • ジンジャーエール1000ml(昼に三俣山荘で、翌朝行動中)
  • CCレモン500ml(帰りわさび平で)
  • 他に水適量(持参1Lと汲んだ分)

記録

3週間振りの山は体が重たく、本当は黒部五郎も踏みたかった(黒部五郎小屋を見たかった)のだが無理だった。悲しい…
鷲羽岳−ワリモ岳−岩苔乗越−黒部源流−三俣山荘の微妙な未踏区間を作ってしまった。悲しい…
さらに弓折岳を踏んだつもりが三角点だった。最高点を踏んでいない。悲しい…

さて、今回の山行は更に勉強になったことが数点。備忘録的に。

①新穂高はできるだけ早く到着を

金曜夜に職場を出て高山の道の駅で力尽きて車中泊した。土曜深夜1時に新穂高に着くと無料駐車場は満車御礼。めでたく鍋平駐車場にご招待された。
もれなく新穂高バスターミナルまでの15分の下り歩行、帰り30分の上り歩行が追加になった。
いい勉強代だった。

②新品の雨具でもやっぱり蒸れる

登山口から傘でしのいでいたが、お助け風穴あたりで風も強くなり雨具着用。
上半身も下半身も撥水バリバリの比較的新しい雨具だったが、大雨の中では数時間で撥水性がなくなり表面に水の皮膜ができてしまっていた。
鏡平に到着する頃にはベースレイヤーはびちゃびちゃ。
さらに下着のパンツを忘れて普段着の綿混紡のパンツだったものだから、最悪だ。
鏡平山荘で休憩中に寒くなってきたので、そのパンツを脱いで履いていたタイツを直に履き(もちろんこれもびちゃびちゃ)、上半身は雨具の下に吸水拡散を期待してPorlatec alphaの保温着を着た。
ついで双六山荘でも休憩していたらさらに寒くなったので、雨具の下に同じくPorlatec alphaのニッカボッカサイズの保温着を着た。
幸い稜線に出ても風は弱く雨もそのうち止んだので、雨具の表面は乾き、透湿が効くようになり、Porlatec alphaも水を処理してくれて、歩いているうちに徐々に全身乾いてくれた。
天候が悪ければ稜線を歩くこともできず低体温もあり得た状況だろう。

なお、山荘内の設備はコロナ対応で宿泊客しか使えない。着替えは外トイレでするしかなく、狭い中で苦しんだ。

③冬の経路が何となく理解できた

新穂高からの左俣に入るのは夏冬含めて初めて。歩いてみて地形の感じが分かった。
あえて双六の稜線コースと巻道を写真を取りながら歩いてみた。
帰ってから過去の記録のトラバースルートと自分で撮影した写真とを照合して、コース取りを理解した。
来年は雪の残っている時にスキーで再来しよう。

④「完全防水」と謳っているザックも中に水が入ってしまうとずっと水浸し…

確かに防水はきちんと効いていたと思う。ザックカバーも不要で楽ちんだ。
しかし雨中の開け締めで水が入ると内部はずっと濡れたまま。難しいもんだ…

⑤双六谷を歩いていて双六南峰が気になった

夏にハイマツ超えて歩いている記録がある。

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