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薬師沢小屋

赤木沢目的の山行ではあったが、準備段階でのメンバー構成・天候などから入渓は5%もないな(宴会オンリーだな)と肝に命じて重荷を担ぐ(笑)。

日付

2023年9月30日土曜日‐10月1日日曜日

メンバー

高岡カラコルム(Kさん、Tさん、Y夫妻、Mさん、私)

天候

9月30日の天気図、実際の天候は曇り時々雨
10月1日の天気図、実際の天候は8時ころまで雨、以後曇時々小雨

ウェア

  • ベースレイヤー Mountain Equipment grace hooded top
  • パンツ 1日目 寝巻き兼用極薄手パンツ、2日め Montura
  • ミドルレイヤー Rab alpha flash jacket、Norrona 3/4 alpha pants
  • ウィンドシェル Karrimor wind shell pull over
  • アウター mont-bellトレントフライヤージャケット、ストームクルーザーパンツ
  • 帽子 Patagoniaダックビルキャップ
  • 靴下 injinji 中厚手
  • 手袋 ワークマン薄手軍手
  • シューズ HokaOneOne challenger 6 GTX

装備

  • Backpack exped Serac 45L
  • ストック Black Diamond
    distance carbon FLZ
  • 湯沸かしセット
  • Beal back up rope 5mm x 30m・microjul・mago8・アルパインヌンチャク(ダイニーマ2、ケブラーロープ2)・120cmナイロンスリング2・240cmテックウェブスリング1・5mm x 7.5mケブラーロープ・マイクロトラクション・プーリー付き環付きカラビナ・タイブロック・ヘルメット・沢シューズ・ハーネス・PAS
  • ツェルト・ペグ
  • 簡易シーネ・テーピング
  • 非常食・行動食
  • バッテリー・ケーブル各種
  • ヘッドランプ(Petzl swift RLバッテリー×2、bindi)

地図・標高

合計距離: 12440 m
最高点の標高: 2382 m
最低点の標高: 1442 m
累積標高(上り): 1271 m
累積標高(下り): -728 m
平均ペース: 2.52 km/h
総所要時間: 06:50:08
Download file: 20230930薬師沢小屋.gpx
合計距離: 10805 m
最高点の標高: 2318 m
最低点の標高: 1386 m
累積標高(上り): 536 m
累積標高(下り): -1113 m
平均ペース: 2.78 km/h
総所要時間: 05:48:53
Download file: 20231001薬師沢小屋.gpx

EK度数

(距離km + 登り累積標高差m ÷ 100 + 下り累積標高差m ÷ 200) = 47

コースタイム

1日目
十三重之塔慰霊碑 07:02 – 07:52 太郎坂 08:02 – 08:33 青淵 – 08:48 積雪深計測ポール – 09:13 ベンチ 09:22 – 09:52 五光岩ベンチ 09:53 – 10:10 太郎兵衛平 10:11 – 10:35 太郎平小屋 10:48 – 11:37 第一徒渉点 11:39 – 11:44 第二徒渉点 – 11:51 薬師沢第2ベンチ – 12:02 第三徒渉点 – 12:05 薬師沢ベンチ – 12:36 カベッケが原 – 12:43 薬師沢小屋

2日目
薬師沢小屋 08:30 – 08:35 カベッケが原 – 09:14 薬師沢ベンチ – 09:18 第三徒渉点 – 09:33 薬師沢第2ベンチ 09:38 – 09:47 第二徒渉点 – 09:53 第一徒渉点 09:55 – 10:58 太郎平小屋 11:55 – 12:12 太郎兵衛平 – 12:28 五光岩ベンチ 12:29 – 12:50 ベンチ – 13:09 積雪深計測ポール – 13:21 – 青淵 13:27 – 13:49 太郎坂 – 14:19 十三重之塔慰霊碑 14:20 – 14:20 折立

コース状況

特に問題なし

ギャラリー

記録

赤木沢の計画が上がった。しかし日程が9月30日‐10月1日ですと⁉ それ寒すぎないですか…
そう思いつつも参加表明。

結局沢行きは3名、薬師沢小屋ピストンは3名となった。
メンバー内容的に沢の共同装備一式は自分が担ぐべきなのでKさんに相談し装備を決定した。
補助ロープは5mm x 30mのものでよいとなった。いつも担いでいるBeal bac kup ropeで。
昨年の経験から一切ガチャ類は要らないと思いつつも「念のため…」と思い始めるといろいろとモノが増える。今回は支点が作れて確保・引き上げができるような装備を持つことにした。まぁ頭の運動です。

また宴会用にそれなりの歩荷も必要。自分は料理に疎いし美味いものにも疎いので、いつもデザート系一択。
今回は中秋の名月(満月)の翌日だったので月見だんごを人数分、そして毎年買っているいちじくロール(金沢 メープルハウス)を持っていった。保冷剤込み。あとは日本酒を2合と焼酎1合。
さらにKさんの差し入れの荷物ひとかたまりも追加。日本酒1升はMさんに担いでもらった。

行動食なども含めると45Lザックには収まらず外付けで何とか運ぶ。
歩荷した食材を消費してガチャ類を腰にぶら下げると明日の山行は通常のサイズのザックになるはず。

6時亀谷ゲート、7時折立発、13時前小屋着。着いて5分後には小屋前のベンチで宴会開始。
小屋で追加した分も含めて1升7合の日本酒とワイン数百mlが消費され、Tさん持ち込みのホルモン焼き、Kさん持ち込みの昆布締めなどがどんどんお腹の中に。

いい感じに出来上がった頃に夕食を食べたが、どんなものを食べたか何を話していたかいまいち記憶なし。
食べ終わるやいなや部屋に入り布団をひいて就寝。18時ころか?
目が覚めると夜中で、外は風と雨ときっと濁流だろう音が聞こえた。予報通りといえばそう。
明日の入渓はないなと思いつつ二度寝となった。

朝、目覚めて外を見に行く。小屋前は大幅に増水して河原は見えなくなっている。
小屋番のやまとけいこさんも無理、の一言。

そうとなるともうすることはないので、朝食後にまた食堂で談話という名のアルコール追加投入となった。
Kさんの32年前の写真が見つかり大盛りあがり。滑らかな昔話とともにあっという間に時間は過ぎて…

8時前には雨があがり8時30分にようやく出発。

ただ来た道を引き返す。冠水箇所は少なく、ほどほどに涼しいので登り返しも楽。
紅葉の色づきも昨日よりは進んだよう。
写真を見返してもいまいちに見えるが、目で見た紅葉は美しかった。

太郎沢周囲の紅葉が最もきれいにみえるポイントで、ちょうどYさんとAさんが降りてきた。今日の7時に折立発のはず。いろいろと差し入れがあり、ありがたくいただいた。
二人は小屋まで行ってくる計画だったが、いつの間にやらみんなで太郎小屋に向かうことになり、全員で太郎に向けて歩いていく。

小屋でラーメンとコーヒーをいただくことになった。ラーメンを待っている間に外を見ると何やら見覚えのある顔が… 向かいに座っている男の横顔も見覚えが…
そういやあの二人も登山始めたって言ってたっけ。

外のベンチでラーメンを食べている二人の横にどかっと座って、「ラーメンは美味いですかー?」って突然声をかけるとうぉーって歓声をあげて「どしたんすかー」と大盛りあがり。
それぞれの行程をあーでこーでと話をしてやっと落ち着く。折立入りで黒部五郎・水晶・雲ノ平と2泊で回ってきたらしい。大学時代はラグビーをガチでやっていた二人だけに体力的にはなんら問題無さそう。楽しんでますね!
一時は妻・子供も含めて付き合いのあった二人。またの再会をお楽しみに。っていうか俺も混ぜてくれよん(恐ろしい山行をしている人って思われているらしいが)。

お腹が満たされたところで、やんわりと下山に。

下山途中でNHKの百名山キャラバンが上がってくるとの情報が聞こえてきた。
おしんの小林綾子がキャスターらしい。

三角点の下くらいですれ違い会話。撮影しながらだったので、ばっちりメイクの完璧な状態だった。
これから雲ノ平と水晶あたりを中心に1週間ほど過ごすよう。
放送楽しみにしています。

下山後は吉峰で入浴。御大二人を送って今回の山行は終了となった。

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