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宇都宮遠征

中禅寺湖・日光二荒山神社中宮・日光東照宮・大谷観音・蛸屋おかしパーク・AOYAカンパーニュ・出流原弁天池・足利学校
と観光。

山梨の大学に在籍しながら宇都宮で暮らすことになった娘。若い人の行動力には驚かされる。
今の生活が見たいこともあり、日曜出勤の代休と休日を組み合わせて会いに行った。

前日午後は夜勤明けで休みだったので、早めに帰り準備。
妻が帰ってきたら夕食を作り食べて風呂に入って、居残りの末娘にいろいろ言い含めて車で出発。
この日は行けるところまで行って車中泊。

関越経由かとも思ったがGoogleさんは長野経由の上信越道を勧めてくる。佐久から向こうは乗ったことが無かったので上信越道経由にしてみた。
自動運転機能でお気楽に運転。快適に妙高あたりまで来たが、さすがに眠くなってきた。そこそこの標高で夜は寒そうなので、もう少し頑張って小布施PAまでたどり着いた。
厳冬期用シュラフは妻に、自分はモンベルの#3で寝た。
車内はさほど冷え込まず快適に眠れた。

水曜6時起床で準備して走る。
長野の盆地は0℃近くまで下がっているが道路凍結はなし。その後も危ない箇所はなかった。
スタッドレスに履き替えて来たのは過剰だったか?
燃費は変わる。ノーマルタイヤで高速を走ると最大15.4km/Lになるが、スタッドレスでは14.8が最大だった。ちなみに街乗り含めてトータルは11.6。カタログ通りの数値ではあるが、全然地球にも財布にも優しくない車だ。

いろいろ寄り道も考えるが、今日は目的地の一番奥までいくことにした。
つまりは中禅寺湖。
紅葉の終わったいろは坂を登り、華厳の滝横の駐車場に至る。11時くらい。

華厳の滝を見物し、中禅寺湖のほとりを散歩して二荒山神社中宮にお参りした。

ついでに男体山の登山口も確認。
御神体なので登山ご法度の時期が定められており、破るといかなる理由でも警察通報とされていた。
こういう割り切りしてくれたら変な輩が入り込まなくていいね。

湖のほとりを歩きつつ昼食を品定めするが、ピンとくるところがない。観光名物的な甘味も探すがどうにも昭和の香り。コロナ打撃後の令和化はこれからかな。
温泉饅頭だけ買って車に戻った。

日光東照宮に向かう。
以前に来たことがあると思っていたが、来ていないな。
「神社」と言うもののその趣き・造形は普通の神社ではなく、徳川の個人的な神社であることは明らかな感じだった。
普通の神社のような神道とのつながりを感じるような要素はなかった。天皇を力でねじ伏せている武家の趣き。金びかりしていて色使いも少し派手。

あれこれぐるぐる回って終了。平日とは思えない人の多さに疲れた。どうする家康の影響?

参道にあるお店で日光だいふくを買う。福徳というお店。
ずんだ大福が絶品であった。
ずんだはこのあたりのモノだけれども、枝豆の親戚の青ばた豆から作るとな。なるほど。
甘く爽やかでよい。

午後のおやつに宇都宮の餃子と思っていたが時間が折り合わない。とはいえ娘のところに行くには少し早い。
宇都宮ICの近くに大谷石という石切り場があって、でかい観音がいるという。
試しに寄ってみるかーと。
すごい田舎道に案内されてビビるが、突然コミュニティセンターが現れて映える店が並んでいたりする。

センターの駐車場に車を停めて歩くと数分で平和観音。夕日を浴びてピンク色に微笑んでいた。
近くに岩切場跡がある。
壁には小さな穴があちこち空いていて、ここに指を入れれば登れるかな?っていう病気を少し発症する。
その奥に重要文化財の大谷観音をまつった寺があり。弘法大師ご開基と。
料金を支払い入る。
岩石をほって作った千手観音が手を広げて微笑んでいた。なかなかよいではないか。
小洒落たお店でパンを購入。
ここは令和化されている。近くに資料館があったようだが行かず。あとからHPを見ると良さげな感じ。行っておけばよかった。

宇都宮郊外の娘のアパートには17時頃にようやく到着した。
同居人のパートナーはまだ仕事から帰っていないらしい。
家で納戸の肥やしになっていた輪島塗の器や御盆、さらに自宅にかけてあった絵画2枚を持ってきた。
1枚はフクロウを題材にしたもので、以前に知り合いからいただいたもの。
「不苦労」とか「福籠」とか「福来朗」とかで縁起がよいとされている。生前贈与みたいなもんだな。幸せな人生を。
彼女からは末娘へ渡すものなどを受け取った。
わずか3ヶ月ほどだが、生活はきちんと成り立っているようだった。余計なお世話、心配無用だったかな。
あと少しの大学生活、しっかり卒業して資格試験を乗り越えてください。

一旦ホテルに行き、彼女たちの車で拾ってもらって近くのイタリアンで夕食。ピザの店だった。彼氏くん、こんばんは。春以来、お久しぶり。
前菜・ピザ・パスタ・肉モノを適当に頼んで4人でシェアして食べた。
娘たち二人が並んで喋っている様はまるで夫婦のよう。落ち着いていていいハーモニーを奏でている。

お腹がいっぱいになって、締め。少しデザートを頼んだ。
明後日は娘の誕生日。店の予約は娘がしたのだが、あとで追加の電話をした。誕生祝いのデコレート付きのデザートをサプライズでお願いしておいた。
残念ながら感動して泣くような子ではないので、淡々とありがとと言うのみ。食い気のほうが勝っている。
食べ終えて今日は終了。
彼氏にいろいろよろしくお願いして解散した。

ホテルに戻ってシャワーしたらバタンキュー。

翌朝木曜日勤労感謝の日、6時に起きて準備。朝食を食べて7時半にホテルを出る。こんな時間に餃子屋はやってないし食べられない。
餃子は次回にとっておいて、帰路につきつつあちこち寄ることにした。

なにやら小山市におかしパークというのがあるという。
お土産購入がてら寄ることに。朝の8時半から営業している奇跡的な店(工場併設)。
仙台の方の有名な◯の月のレプリカのようなみかもの月のつかみ取りがあり、ビニール袋にいっぱい詰め込んで末娘に土産。

他にもそれぞれの職場にあれこれお買い物。早朝なので店頭で整列訓示営業開始挨拶をしていた。
店内には各種あんこを用いた和風菓子(トッピングする)の店頭販売があった。

その洋風版がAOYAカンパーニュ。車で30分ほど走ったらあった。
ザワつく金曜日で紹介されていたお店。7月に開業したばかりらしい。
映える店舗に映えるお菓子。おかしパークは昭和平成の香りだったが、ここは令和化されている。上手に商売している。

しっかり乗っかってあんガレットをいただく。はからずも長嶋一茂と同じレシピになったと妻。シェアして食べた。
あんこベースだが、しっかり洋風のお菓子になっている。これは流行るわー。
お昼前にも関わらずお腹は満たされてしまった。

少し運動が必要だろーということで、40分ほど走って出流原弁天池というところに行く。
ブラタモリで紹介されていたらしい。
湧き水池が清冽。透明で美しい。
弁天様をお参りするために階段アップダウン、少し消費できたか?

近くに清水を用いた豆腐屋があったが、買って帰るには保冷が難。諦めた。
車用のバッテリー稼働の保冷庫が欲しい。

もよりのICに向かって走るとすぐそこに足利市街地。どこか寄るなら足利学校か。
駐車場を探して停めて向かう。
なぜここに古くから学府が開かれたのかよく分かっていないが、重要な場所であったことは分かる。
展示物として、元号の出典の紹介がされていた。そのような書物が多く収蔵されているということらしい。ふむふむ。

隣に鑁阿寺という寺があった。足利氏のお館由来の寺という。周囲は堀に囲まれていた。
地域のお寺という風情で、七五三の家族連れが大勢。
酉年の守り本尊不動尊があったので、酉年生まれなので丁寧に参ってきた。

お昼も過ぎてそろそろ帰らないと…
高速に乗りひたすら運転。また小布施PAで休憩・コーヒー。暗くなる頃に自宅についた。

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