よく「自宅待機を指示された」という表現がある。
新型コロナウイルス感染症に絡んで言えば、感染が疑われる状況で周囲に感染を拡大させないための安全措置としての自宅待機な訳だ。
例えば東京出張に行って満員電車に乗って来ました。車内でごほごほ咳をしている人がいました。
会社から念の為2週間ほど自宅待機してなさいよと…。
でも自宅待機ってどこまでしていいの?、どこまでしたら周囲は安全?と正直思う。
「自宅待機とは」とググっても有効な答えは見つからない。
日本感染症学会とかそういう類のところを覗いても明確な基準や定義はない。
自分が思うところをまとめてみる。
・自宅内では個室で過ごす。
・自宅内の同居者との会話は避ける。ドア越し・壁越し・携帯電話で話そう。どうしても話さなくてはいけないのならば、マスク着用で2m以上は離れよう。
・室内の換気は十分に。空気が個室から外に流れるようにするのが望ましい。家の中→個室→家の外。気密性の高い住宅は、集中換気システムを採用していることがある。どこかで吸気し各部屋に排気している。この流れは確認しておくべき。居室である個室から吸気することはないと思うが。
・トイレは個人で使用。一つしかなくて共用するならば、入り口・手洗いなど触ったところは、全て0.05%次亜塩素酸液やアルコール液を浸した布などで拭くのが望ましい。
・風呂は個人で使用。無理であれば、必ず最後に入浴。室内を0.05%次亜塩素酸液で洗浄し、翌日までに十分に乾燥させる。
・食事は個室内で摂取。運んでもらうことになるし、食器を取りに来てもらうことになる。紙容器などで使い捨てにすると安全。使った食器は0.05%次亜塩素酸に浸けてから洗浄するとよい。
・衣服は0.05%次亜塩素酸液に30分~1時間浸してから普通に洗濯して、十分に乾燥するまで干す。洗濯ものを他人が回収するのであれば、その際の手指の消毒は入念にすべき。
・ドアノブなど触るところは適宜0.05%次亜塩素酸液やアルコール液で拭く。
・外出は三密を避ければ構わない。風がビュービュー吹いてたらなお問題ない。
・買い物でスーパーに入る、コンビニに入る、はダメ。
なお、0.05%次亜塩素酸とはハイターのことである。
花王のHPに書いてあるのを参考に。
何より大事なのは気分転換。
自宅待機は通常2週間求められる。
2週間も「感染していたらどうしよう…」と考え続けていると心が病んでくるだろう。
残念ながらその答えは簡単に得られない。
それなりの症状がでないと逆に診断はつかないし、つけてもらえない。
2週間何も症状が出ないことを祈りつつ、周囲の家族のことを考え続けるしかない。
検索か何かで、ここにたどり着いたあなた。
頑張って乗り切ろう。
家族のために。