遅刻軍団(仮)の面々とコラボ。
日付
2022年1月22日土曜日
メンバー
Nishidenさん、Chikauさん
遅刻軍団(仮)の皆様
天候
山行当日の天気図
実際の天候はガスのち晴れ
アクセス
車で大長谷温泉駐車場まで。
エネルギー
- オレンジジュース 150ml
- ホットレモンティー 200ml
- お茶 500ml
- ゼリー1
- パン1
- ソーセージ1本
- いちご大福1
- ぜんざい(Nishidenさん作)
ウェア
- ドライレイヤー
ファイントラック ウォームロングスリーブ・タイツ - ベースレイヤー
mont-bellジオラインクールメッシュロングスリーブ・ニーロングタイツ → 上半身は仁王山でPatagonia capline 4に交換 - ミドルレイヤー
Rab alpha flash jacket 小屋横からスタート時にadd-on - 保温アウター
Patagonia nano air hoody 小屋横休憩中にハードシェルの上に - アウター
Norrona lofoten Gore-tex pro jacket(紺)・pants(黄色) - 帽子
mont-bellジオラインクールメッシュキャップ → 仁王山からMHWビーニーとNorronaネックゲイター - 靴下
無名メリノ薄手 - 手袋
ワークマン薄手軍手×1 → mont-bellアウトドライグローブ
装備
- ski
voile women’s hyperdrifter 165cm - binding
Dynafit superlite 175 - boots
Dynafit tlt speedfit pro - pole
BlackDiamond carbon wipet - シール
G3 アルピニストプラスグリッド - ザック
plus one works shumari 50L - Dynafit ski crampon 130 使用せず
- ゴーグル 使用せず
SWANS Rush-XED BLBK
SWANS ROVO-MDH-CU SMBK - Petzel leopard leverlock 使用せず
- ビーコン
mammut element barryvox - プローブ
K2 probe alu230 - ショベル
Ortovox professional light - 火器・細引・下降器・レスキュー用ガチャ・ツェルト・エマージェンシービビー・針金・結束帯・ダクトテープ・簡易シーネ・非常食
地図・標高
最高点の標高: 1592 m
最低点の標高: 553 m
累積標高(上り): 1366 m
累積標高(下り): -1365 m
平均ペース: 5.42 km/h
総所要時間: 06:03:38
コースタイム
大長谷温泉 06:34 – 09:35 仁王山 -10:39 白木峰山荘 11:14 – 11:34 白木峰 11:41 – 11:52 八合目登山口 – 11:59 七合目登山口 – 12:38 大長谷温泉
コース状況
温泉駐車場 – 取り付き : 温泉横からまっすぐ上り初めて林道ショートカット、一旦林道に出て園地の手前からまっすぐ尾根に向かう。雪はたっぷり。深いと膝。
取り付き – 仁王山: 途中で遅刻軍団(仮)のメンバー5名と合流。8人で順にラッセルを回すが、元気な若者たちはどんどんトレースを伸ばす。おじさん達楽させてもらう。ピーク直下のオープンバーンは少し硬いが踝ラッセルほどでクトーいらず。
仁王山 – 鞍部 : なだらかな部分はヤブが濃いが、すぐに樹林滑走に。
鞍部 – 小屋 : 膝ラッセルのところも多い。
小屋 – ピーク : ピーク周囲の平らな部分はクラスト。
ピーク – 登山道5合目 : 一部細く右雪庇形成部分は注意。8合目下のポコは左から巻く。
5合目 – 国道 : 左の谷筋に入る。軍団は主に右岸、我々は主に左岸を滑走して降りた。国道に降りるとトレースがあり、ありがたくボブスレーさせてもらう。そのまま車までスキーで滑走。
ギャラリー
記録
スキー道具一式は大学卒業時に知り合いに譲った。遊びは終わり、と思っていたのだろう。
社会人二年目のシーズンにふとスノーボードを始めたらどっぷりハマってしまった。妻もボード好きだったので新婚旅行はニュージーランドに滑りに行くほどだった。
遊びは終わりじゃなかったのか⁈ 笑
この頃の休日はスクールの手伝いをしながらいわゆる基礎系の活動をしていた。B級インストを目指して頑張っていたし、真剣に白馬近辺に転職しようかと考えていた時期もあった。
なかなかしがらみから抜け出すこともできずそのままキャリアをつみ、子育てに時間を割いているうちにただのゲレンデの人になった。
当時からバックカントリーへの憧れがあり格好だけモンベルのBC対応のものを着ていたりしていたが、サイドカントリーを食べることも無く真面目⁈に圧雪面を滑るのみだった。格好だけ。
そのうち年に数回子供たちをゲレンデに連れて行くくらいになり徐々にゲレンデからも離れていってしまった。
あの時にBCに踏み込んでいたら? 登山をやっていたら? 山スキーに出会っていたら?
たらればの話。
小学校からしていたサッカーは社会人になってからも細々と続けていた。
草チーム → 県地域リーグ → 県2部リーグ → 県3部リーグ → シニアチーム + 草フットサル
当時はランニングするのは大嫌いだった。必要な体力・筋力は日頃の運動の実践(当時はサッカー)で培われる、という持論だった。
登山なんて考えもしなかった。
実際は週1-2で軽く球を蹴っても体力なんてどんどん落ちていく。そして体重も…
今日は若い遅刻軍団(仮)の方々とご一緒させてもらった。
若い彼らは言うまでもなく元気いっぱいでどんどんトレースを伸ばしてくれる。ありがたやー。
20-30代の彼らの会話・楽しむ様を見聞きしていると、本当に楽しそう。真面目に真剣に楽しんでいる。
自分の昔を思い出しつつ、エネルギーを沢山もらった。
おじさんも年甲斐もなく遅ればせながらたくさん楽しませて貰いますよ。
駐車場はうっすら雪が積もっており、車から板をはいていく。
登りは曇りで寒く快適かつラッセル出番も少なく楽をさせてもらった。
仁王からの僅かな滑走中、深い雪の中に隠れている木に板を引っ掛けてしまい埋没。板をロストしたかと焦ったが流れ止めが繋がっており回収。事なきを得た。
小屋陰でぜんざいをいただき暖まってからガスって寒い稜線に向かいと登り始めると、ピークにいる若者たちの歓声と共に徐々にガスが消えていく。素晴らしいタイミングでのご褒美。撮影タイムになった。
チカさんおすすめの斜面はパウダー三昧。気持ちよかった。自分の経験の中では北陸での滑走では一二を争う条件だった。
少し藪くなった下部をこいで進んで国道に無事着地した。効率がよい。
別ルート?のトレースがあり、ありがたく乗らせてもらってボブスレーで帰着した。
ネタではあるが、無理やり道路の雪を繋いで車まで行きスキーのまま運転席のへりに着席。
スタートからゴールまでまさにdoor to doorの山行になった。
1 comment for “仁王山から白木峰”