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白山東面台地

雪の白山へ久しぶりに行く。

日付

2022年5月3日火曜日

メンバー

Chikauさん、route581さん

天候

山行当日の天気図
実際の天候は晴れ

アクセス

車で平瀬林道ゲート前まで。4台駐車可能。すでに1台あり。我々3台。
MTBで13kmの林道ヒルクライム。
取り付きまで雪なし。

ウェア

  • ドライレイヤー なし
  • ベースレイヤー
    mont-bellジオラインクールメッシュロングスリーブ・ニーロングタイツ・キャップ
  • ミドルレイヤー
    Rab alpha flash jacket
  • ウィンドシェル
    Karrimor wind shell pull over
  • アウター
    Norrona lofoten Gore-tex anorak(赤)・pro pants(黒)
  • 靴下 mont-bell5本指トラベルメリノ
  • 手袋
    ワークマン薄手軍手 → BD waterproof overmittsをadd-on → mont-bellアウトドライアルパイングローブ

装備

  • ski
    Voile V6 BC 163cm 126-96-108
  • binding
    Dynafit speed radical
  • boots
    Dynafit tlt speedfit pro
  • pole
    BlackDiamond carbon wipet (片方は中段なし)
  • シール
    G3 alpinist plus grid
  • ザック
    BlackDiamond cirque 45L
  • Dynafit ski crampon 100 使用せず
  • ブンリン カポカポ(ヒールリフター)
  • ゴーグル 使用せず
    SWANS ROVO-MDH-CU SMBK
  • アイゼン 剣ヶ峰とのコルへの下降に使用
    Petzl leopard leverlock
  • ビーコン
    Mammut element barryvox
  • プローブ
    K2 probe alu230
  • ショベル
    Ortovox professional light
  • エマージェンシーその他
    細引・下降器・引き上げ用ガチャ・ツェルト・針金・結束帯・ダクトテープ・簡易シーネ・非常食

地図・標高

合計距離: 38906 m
最高点の標高: 2718 m
最低点の標高: 635 m
累積標高(上り): 2556 m
累積標高(下り): -2536 m
平均ペース: 11.53 km/h
総所要時間: 11:16:16
Download file: 20220503白山東面台地.gpx

EK度数

(距離km + 登り累積標高差m ÷ 100 + 下り累積標高差m ÷ 200) = 76

コースタイム

スタート地点 02:59
05:00 東面台地取付点 05:2 1
07:29 コブラツリー 07:30
10:10 白山 10:56
12:07 コブラツリー 12:08
13:09 東面台地取付点 13:17
14:17 ゴール地点

コース状況

林道 : 雪なし。崩落箇所なし。木の枝や石などは多くはなく整備良好であった。

取り付き斜面 : 木の枝をホールドに登下降可能だが、滑落注意。巻いた奥の谷までは何となく踏み跡があるようなないような状態。

取り付き横の谷から転法輪谷のコルまで : 雪がつながっている。中部で5cm、上部で10cmほどの新雪が乗っていた。その下は悪雪ザラメ。登行している時間帯ではスラフが落ちるようなことはなかったが、破断面を形成することは確実。

コル〜御前峰ピーク : 県境尾根は雪豊富で急峻でアイゼン歩行となりそう。踏み抜くような雪面ではなかっただろう。今日はスキーで室堂側に回り込んで、登山道に合流。さらにトラバースして逆くの字から登り詰めた。ハイマツの上は時折スキーでも踏み抜くような感じになり、そろそろスキー登行は賞味期限。

ピーク〜剣ヶ峰とのコル : 今日のリーダーのroute581さんは少しスキーで下ってから岩が出ていればアイゼン換装と提案。途中でのアイゼン換装は難しいと思ったので、最初からアイゼンを提案した。斜面を覗き込んで協議の結果、アイゼンで下降となった。

コル〜 : 出だしはやや重い新雪だが、新雪の乗っている斜面とそうでない斜面のゼブラで慎重に。すぐに吹き溜まっている部分がくるが、すでに緩んでいてモナカチック。
スラフが流れるようなことはなかった。
その後は溶けて緩んだザラメと新雪のミックス。
下部は枝などのゴミが多く板が走らない。

消費フード

  • お茶 750ml
  • マスカットジュース 500ml
  • ゼリー3
  • クッキー1
  • チョコシフォン1
  • 柏餅1

ギャラリー

記録

久しぶりにこの3人での登行。大門山以来か。Nishidenさんがいないのが寂しい。
route581さんはますます強くなっている。残り二人が普通に一生懸命行動している部分でも体力的に余裕があり、ここぞと言うところでスイッチをいれて速く強く動くことができる。頼もしい。

今日は自分は致命的な装備のミスをした。
先日のUTMF遠征の時に冬山装備を全て車から降ろしており、昨日再度積み込んだ。
ウィペットは山行が終わるとすぐに分解して乾かしているので、バラバラのままだった。
夏用ストックと一緒に置いてあったので、無造作に掴んで乗せる時に1本忘れたらしい。
3段ウィペットのパーツが全部で6本あるはずが5本しか乗っていない。中段が一つない。
ピック部分は使うかも知れないとのアドバイスで持っていく。途中で枝を拾ってストック代わりにすることにした。今日は夜の気温が低くて雪面は固いので大丈夫だろうと判断もした。

自転車パートが終わり取り付き斜面をよじ登って雪面が出てきてからスキーに換装。その時点でよい感じの枝があり、ストックにする。あまり沈むこともなく無事使えそうだった。
ただずっと握っていると手がつかれるので、ループバンドが欲しい。
スリングをクローブヒッチで結びつけてループを作って手を入れると快適になった。

丁度よい位置に節があってそこに引っかかって下には下がっていかない。
無事ピークまで到達。

御前峰からコルに下降する際はダブルウィペットだったのでザックにくくりつけていた。その時に枝は落としてしまったらしい。
コルにたどり着いてさぁ困った。滑走時のストックは1本しかない。
しょうがない。滑落停止にはなるだろうと片方はピック部分だけを持ちエアーストックにした。

右手は先無し(笑)

ジャンプターンしないといけないような急斜面だと、斜面下にストックをつかないとターンのきっかけは作れない。
今日はそこまでの斜面はなく、ついたフリのエアーストックでもターンのきっかけは作れた。ぎこちなかったとは思うが。

一段降りて樹林が出てきたところでいい感じ(笑)の枝を見つけて、またストックにした。
あぁ快適滑りやすい。
斜度がなくなって漕ぐときも快適。やはり2本ないといけないな。

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