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のりすか

時間制限ありの日。藪いかもしれないが、ここしかないかなー。
VBL考も記載。

日付

2022年12月17日土曜日

メンバー

Hiroさん、Kさん、私

天候

山行当日の天気図
実際の天候は曇りのち小雪ぱらぱら

アクセス

乗鞍スカイライン入り口部分の路肩に駐車。作業車が通れるほどのスペースは空けておいた。

ウェア

  • ドライレイヤー ファイントラック ウォームロングスリーブ・タイツ
  • ベースレイヤー mont-bellジオラインクールメッシュロングスリーブ・ジオラインミッドタイツ
  • ミドルレイヤー Rab alpha flash jacket
    滑走時に着用
  • ダウン mont-bellパーマフロストライトジャケット
    使用せず
  • ウィンドシェル Karrimor wind shell pull over
    車の外に出てあまりの寒さにすぐハードシェルにした笑
  • アウター Norrona lofoten Gore-tex pro jacket(紺)・pants(黄色)
    着っぱなし
  • 帽子 MHWビーニー
  • 靴下 mont-bellトラベラー(薄手)メリノ5本指
  • 手袋 ニトリル手袋+ワークマン薄手軍手 → BD waterproof overmittsをadd-on
    VBLで

装備

  • ski Voile Women’s Hyperdrifter 165cm 149−115−132
  • binding Dynafit superlite 175
  • boots Dynafit tlt speedfit pro
  • pole BlackDiamond carbon wipet
  • シール G3 alpinist plus grid
  • ザック BlackDiamond cirque 45L
  • Dynafit ski crampon 130
  • ゴーグル 使用せず
    SWANS Rush-XED BLBK
    SWANS ROVO-MDH-CU SMBK
  • アイゼン Petzl leopard leverlock
  • ビーコン Mammut element barryvox
  • プローブ K2 probe alu230
  • ショベル Ortovox professional light
  • エマージェンシーその他
    湯沸かしセット・細引き20m・下降器・引き上げ用ガチャ・ツェルト・針金・結束帯・ダクトテープ・簡易シーネ・テーピング・非常食

地図・標高

合計距離: 15024 m
最高点の標高: 2080 m
最低点の標高: 1417 m
累積標高(上り): 872 m
累積標高(下り): -883 m
平均ペース: 8.89 km/h
総所要時間: 04:47:17
Download file: 20221217ノリスカ.gpx

EK度数

(距離km + 登り累積標高差m ÷ 100 + 下り累積標高差m ÷ 200) = 25

コースタイム

スタート地点 0519 – 0637 平湯峠 – 0703 崩落地点(1815西側) – 0806 夫婦松 0818 – 0915 2078m地点 0936 – 1006 スタート地点

コース状況

1815西側でスカイライン崩落。
幅4-50cmのみ通れる。

消費フード

  • ホットレモンティー150ml
  • ゼリー1

ギャラリー

記録

やっとまともに降るらしい。しかし積もったと言えるのは限られたところだけだろう。
しかも今日は時間制限あり。
移動距離的に行ける範囲は限られている。

乗鞍スカイライン経由で大崩山となった。猫岳はまだハイマツの隙間が埋まっていないだろうと考えた。大崩山とてかなり藪いだろう。スカイラインのショートカットは全くできないかもしれない。
そのあたりを承知の上で決定。

甘かったのは時間配分。思ったより林道に時間がかかった。もう1時間早く出ないと厳しかった。
とはいえ、Kさんが調子悪くて離脱した時点でモチベーションはおよそ無くなってしまったのだが…

まぁそんな日もある。降りて見上げたら上部はガスの中ですでに風が吹きまくっていたので、継続しても楽しくはなかっただろう。

さて、今回はVBLを試してみた。VBLについては色々調べているが、まずは実践だろう。
今日のように汗をかかない極寒の日こそよい。
スタートは-7℃、日が出ると少し緩むがそれでも行動中は-4〜5℃くらい。
まずはニトリル手袋に薄手軍手でスタートしてみた。もう指先は冷たい。保温層が全くないセットではダイレクトに冷やされて冷たいのは当たり前か。
ついでBDの透湿防水オーバーグローブをつけてみる。軍手とグローブの間には空気が沢山。理屈上は透湿すべき水蒸気は発生しない。防水されていて軍手は外からも内からも濡れない。
とても快適に進める。時々オーバーグローブを外しても冷たくはならない。軍手が濡れていないから気化熱で表皮温度が奪われることもないからだ。
ニトリル手袋をつけていないと汗で濡れた軍手は冷たくなってしまうだろう。
そういう意味では有効。
しかし標高が上がるとそもそも外気が冷たすぎるので指先が冷たくなってくる。
たまらずオーバーグローブの下の軍手をメリノ手袋に変更した。
そうするとまたポカポカとしてあたたまる。時々オーバーグローブを外すが冷たくはならない。
十分に目的を達成できているようだ。
いつも軍手が濡れて冷たくなったら交換していた(大体3-4双持っていっている)が、今日は1双で間に合いそうだ。
滑走もそのままオーバーグローブでこなした。

さてVBLの問題点はニトリル手袋下の汗。汗で皮膚が浸軟(ふやけること)すると皮膚はダメージを受けやすい。臭くもなる。そもそも浸軟した皮膚で極冷気に触れるとそのまま凍る。
今日はあまりに寒かったし時間も短かったからか、汗はほとんど出ていなかった。ベトベト感なし、浸軟なし。いつもこれならいい!

大事なのは保温層(今日の場合は軍手とメリノグローブ)の程度を調節して、指先が暑くなりすぎないようにすることだろう。
よいヒントを得た。

今日の体験からは、ニトリル手袋の予備は1双で十分だろう。また保温層は軍手1、メリノグローブ1、極厚手毛グローブ1(mont-bellの手袋のインナー)の3種類で十分と判断した。

オーバーグローブは登行時のBDグローブと滑走時のmont-bellの手袋のアウター。より極寒時のみmont-bell手袋のインナーアウターをBDガイドのインナーアウターに入れ替えるという感じか。

汗をかきそうな暑い日はニトリル手袋は不要とすればよい。軍手1双は予備に必要かもしれないが。

装備のセットを入れ替えることにしよう。また装備を収納する部分も固定してしまおう。

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