低山も仕上がっている。いつでも行ける山なので備忘録的にルートの記録はやや詳細に。
Hiroさん撮影。ありがとうございます。ヘルメットが斜めって白髪露出笑。
日付
2023年1月29日日曜日
メンバー
高岡カラコルム(Kさん、Hiroさん、Sさん、Nさん)
某市役所山岳部(Yさん、Kさん)
私
ウェア
- ドライレイヤー ファイントラック ウォームロングスリーブ・タイツ
- ベースレイヤー teton bros. power wool grid hoody、mont-bellメリノウールショーツ+ジオラインタイツ
- ミドルレイヤー Rab alpha flash jacket
使用せず - ダウンアウター mont-bellパーマフロストライトジャケット
使用せず - アウター Norrona lofoten Gore-tex pro jacket(紺)・pants(黄色)
着っぱなし、ベンチレーションだけで対応 - 帽子 mont-bellジオラインクールメッシュキャップ
- 靴下 mont-bellトラベラー薄手メリノ五本指ソックス
- 手袋 ニトリル手袋+ワークマン薄手軍手+BD waterproof overmitts → ニトリルそのままでBDガイド インナー アウター
換装時のみ凍えた
装備
- ski Voile Women’s Hyperdrifter 165cm 149−115−132
- binding Dynafit superlite 175
- boots Dynafit tlt speedfit pro
- Dynafit ski crampon 130
- pole BlackDiamond carbon wipet
- シール G3 alpinist plus grid
- ザック BlackDiamond cirque 45L
- サングラス mont-bellアルパイングラス
- ゴーグル
SWANS Rush-XED BLBK
SWANS ROVO-MDH-CU SMBK - アイゼン Petzl leopard leverlock
- ビーコン Mammut element barryvox
- プローブ K2 probe alu230
- ショベル Ortovox professional light
- エマージェンシーその他
湯沸かしセット・非常食
細引きアルミステーラダー・Beal backup line φ5mm x 30m・8環(mago 8)・スリング・引き上げ用ガチャ・ハーネス・ツェルト
針金・結束帯大小・工具・ダクトテープ
簡易シーネ・薬・テーピングテープ
渡渉用ビニール袋
地図・標高
最高点の標高: 1594 m
最低点の標高: 552 m
累積標高(上り): 1290 m
累積標高(下り): -1286 m
平均ペース: 5.16 km/h
総所要時間: 06:12:26
EK度数
(距離km + 登り累積標高差m ÷ 100 + 下り累積標高差m ÷ 200) = 25
コースタイム
登山口 0900
0915 水場 0930
1000 稜線
1030 避難小屋 1100
1200 ピーク 1230
1245 避難小屋
1330 水場
1400 登山口
コース状況
ゲートから取り付き : 先行者トレースあり。
植林地 : 少し藪が出ているが全く問題ない。トレースあり。先行者は右の尾根に入っていき登山道に向かうのだろう。まだ藪いであろうと沢に入る。
林道1まで : 沢左岸を進む。沢は完全に埋まっていない。林道に出るところに大きな側溝がある。転落注意。
滑走斜面1(林道2まで) : 左岸を滑ることになるので割れた沢沿いに登行。滑走時はトレースを超えなければ沢に落ちない。林道2手前は少し急。
滑走斜面2(林道3まで) : 同じく沢沿いを上げる。1100mで左に沢崩壊地、右に小ポコが見えるので、その間を登り林道3に至る。同じくトレースより下に行かなければ崩落地には落ちない。
登山道 : 先行者のトレースに合流。細尾根を過ぎるまで藪い。滑走時は北側を滑走すると少し避けられる。
ここまでの沢の雪はスラフが流れるようなこともなく雪崩の気配はない。終始日が入らない斜面であることがよいのだろう。
1334m : 右から巻いて夏トイレ上にルート工作されていた(o36氏)。さすがです。
1334m過ぎのポコから林道4 : 急斜面。登るしか無い。トレース活用。
林道から尾根取り付き : 先行者が通った法面の雪はもう残り少なくまっすぐは無理そう。左に巻いてHiroさんがルートを切り開いて尾根に。またトレースに合流してごっつぁん登行。
滑走時は雪庇したの雪をトラバース。
ピーク台地 : いつもの如く一部氷結して雪は少ない。
消費フード
- オレンジジュース100ml
- お茶500ml
- ゼリー1
- パン小1
ギャラリー
記録
3週間ぶりの登山で動かない体。怠けすぎだな。
今回の山行の失敗はシールトラブル。スタート時にシールを貼ったが、うっかり雪の上に落としてしまいテール側に雪がついてしまった。そのまま貼ってしまったらやっぱり剥がれる。
雪がつかなかった方は剥がれない。
くだらないミス。そのせいでラッセル中断となってしまい不完全燃焼となってしまった。
先行者が居た。車があったのでそうかもなーと思っていたがやはりo36氏だった。ヤマレコのyukionnaさんと一緒になったようで強い二人が切り開いてくれたので随分楽させてもらった。
今シーズンはこんなラッセル泥棒ばかり。
そりゃ力がつかないわー。
滑走は最高。
カメラマンとして先に滑らせてもらうが、みんなが滑りたくなるようなオープンなところはできるだけ避けつつ、気持ちよさそうな斜面を選んで思いっきり落としていく。
体重移動だけで容易に浮き沈みしターンが切れる雪面は素晴らしい。底付きもなし。
ごちそうさまでした。
途中や帰りに無線の状態を確認した。
いわゆる特定省電力トランシーバーなのでおもちゃのようなもんだが、携帯の届かないところでは何かの役に立つだろうと購入。人柱ですな。
機種は八重洲無線のSR40L。
スペック的には市街地300m、郊外500m、遮蔽物なし1kmというもの。
実際に使ってみた。
滑走の1ピッチ程度の距離(200-300m)であれば視界から消えても問題ない。
林道に出てから距離をとって使ってみた。起伏や尾根が間にある状態で600m離れても十分に届いていた。
最も使いたくなるのは、尾根を間違えて離れてしまったときの二点間だろうか。尾根を挟んだ隣の谷では届くだろうか?
とりあえずおもちゃ以上の能力はありそうなのでパーティでは用いていくようにしよう。