シュウさんとの久しぶりの山行にHiroさん、Tekapoさん、私が集合。
日付
2023年2月12日日曜日
メンバー
シュウさん、Hiroさん、Tekapoさん、私
ウェア
- ドライレイヤー ファイントラック ウォームロングスリーブ・タイツ
- ベースレイヤー mont-bellジオラインクールメッシュロングスリーブ・ジオラインMWタイツ
- ミドルレイヤー Norrona trollvegen warm/wool1 zip hoodie 登りで暑くなって脱いだ
Rab alpha flash jacket 使用せず - ダウンアウター mont-bellパーマフロストライトジャケット 稜線休憩中に使用
- アウター Norrona lofoten Gore-tex pro jacket(紺)・pants(黄色)
- 帽子 mont-bellジオラインクールメッシュキャップ
- 靴下 mont-bellトラベラー薄手メリノ五本指ソックス
- 手袋 ニトリル手袋+ワークマン薄手軍手+BD waterproof overmitts
装備
- ski Voile Women’s Hyperdrifter 165cm 149−115−132
- binding Dynafit superlite 175
- boots Dynafit tlt speedfit pro
- Dynafit ski crampon 130
- pole BlackDiamond carbon wipet
- シール G3 alpinist plus grid
- ザック BlackDiamond cirque 45L
- ヘルメット Petzl sirrocco
- サングラス mont-bellアルパイングラス
- ゴーグル
SWANS Rush-XED BLBK
SWANS ROVO-MDH-CU SMBK - アイゼン Petzl leopard leverlock
- ビーコン Mammut element barryvox
- プローブ K2 probe alu230
- ショベル Ortovox professional light
- エマージェンシーその他
湯沸かしセット・非常食
細引きアルミステーラダー・Beal backup line φ5mm x 30m・8環(mago 8)・スリング・引き上げ用ガチャ・ハーネス
ツェルト・SOLビビー
針金・結束帯大小・工具・ダクトテープ
簡易シーネ・薬・テーピングテープ
渡渉用ビニール袋
地図・標高
EK度数
(距離km + 登り累積標高差m ÷ 100 + 下り累積標高差m ÷ 200) = 36
コースタイム
大橋登山口駐車場 0549 – 0613 林道分岐 – 0641 トレース復帰 – 0827 佐渡山 0847 – 0857 沢 0901 – 0906 1472m地点 0916 – 0955 外輪稜線 – 1102 1893m付近 1144 – 1252 黒姫山 1302 – 1428 大橋登山口駐車場
コース状況
然るべきルートにはばっちりトレースがある。
詳細は本文中にあり。
消費フード
- オレンジジュース200ml
- お茶600ml
- ホットレモンティー200ml
- ゼリー1
- パン1
- ドライレモンカット1袋
ギャラリー
記録
計画では佐渡山→北東の谷滑走→外輪から黒姫山→七ツ池シュート→御巣鷹山の予定。のんびり回ったので七ツ池シュート以後は省略となった。
コース取りにはいろいろポイントがあると思っていた。
まずは佐渡山への取り付き。
林道にはバッチリカチカチのトレースがあり。黒姫山方面・佐渡山方面・乙妻山方面と順に分岐していく。分岐点を間違えないようにしないといけない。
答えとしては、林道は左に橋が出てくるまで(正面に尾根突き当たるまで)真っ直ぐに進む。
左の橋を渡ってから右に折れてただ尾根を進めば佐渡山に着く。
ただし乙妻山方面に向かう鞍部から向かってもさほど急な斜面ではないし樹林内。鞍部からの登りはわずか200mほどの標高差。鞍部までトレースがあるのなら楽することもできるだろう。
実際、尾根上部で左から合流してくるトレースが2本ほどあった。西斜面もツリーランが楽しめそうだった。
次は佐渡山からの滑走方向。
ピークで大きく90°右折。鞍部まで下りずに谷に入る。谷の中には沢形状が出てくるだろうし横切る必要もある。そしてできるだけ1738mの北尾根近くに寄っていき回り込む場所を見極める必要がある。
実際に一つ沢を越えた。ちょうど谷の真ん中。幸い割れてはいなかった。
あまり大きな声で言いたくはないが、この斜面は最高の滑走斜面だった。日が当たらない面が多く広くて木のある程々の斜度の斜面。クリーミーなパウダーが詰まっていた。白木峰の谷も素晴らしいが、負けていない。手つかずのブナ林の雰囲気も素晴らしい。
後半は1738の北尾根沿いにトラバースしたが、1470付近、地図上の境界線に向けて回り込んだ。ここには大ダルミからの沢が流れているらしく、通過した部分より下流(北側)は割れて水流が見えていた。3mほどの深さがあり、渡渉はまず無理だろう。高度を落としすぎるとハマる。
その次は外輪への取り付き。急な斜面が出てくるかなと思っていた。
実際はさほど急な場所もなく、尾根に取り付けた。
1700までは日が当たりにくく木もまばらで楽しい滑走ができそうな斜面だった。釜には入っていないが、御巣鷹南から沢沿いに西向きに入ってこの斜面を滑っても楽しいのではないだろうか。
ただし1700から上は灌木が多くなり雪も少ない。時折穴があったり、風でできたうねりがあちこちにある。1893までのこの区間は普通に滑走できそうな斜面はないと感じた。藪マニアの方はどうぞ。
登山道に合流後はワカン・スノーシューも入り交じるトレースがあり、考えることが無くなった。
適当にコースを外して写真を撮ったりしつつピークへ。
帰りの滑走は1750までは滑れる雪だった。その下は緩んだストップスノー。ねっとりまとわりつく雪で難儀した。
トレース上は高速道路。快適。
この山はトレースを最大限に活かして滑りたい斜面に入る山なのだなということが分かった。
中妻山(仮称)の北斜面は最高の斜面だと約束されたものだな。
マニアック(笑)な方はmaco氏やo36氏のように北側から入ってピークを踏むべし。北斜面には極上の雪があるだろう。
個人的には乙妻山北側の、西は堂津岳、北は焼山、東は妙高の未開の地!?はとても興味がある。3日休みが取れたら入ってみたいなぁ…