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スバルの自動運転の話

スバルの最近の車には自動運転系のアシストがついている。
使ってみて分かった事などをまとめてみる。

普通の(Xではない)アイサイトの機能

<前車追従クルーズコントロール>

クルーズコントロールに前の車両との間隔に応じて減速加速が自動化されたもの。

信号の少ない一本道で前に車がいる時に最適。前車がいないとカーブだろうが坂だろうが速度維持しようと暴走するのでお勧めできない。
車間を設定できる。一番広くしている。煽っていないくらいのちょうどよい車間になる。

驚いたのは前車が信号で完全停止すると、それに合わせて 完全停止まで勝手にしてくれること。前車がいるならばアクセル操作もブレーキ操作も不要と言うこと。もちろんいつでも操作できるように足は添えているが。

完全停止状態からの再スタート時はアクセル操作が必要。ただ一押しだけ。その後はまた自動的に前車を追従しつつ設定速度を上限に走ってくれる。
地元民にしか分からないが、白山登山口の市ノ瀬からの帰り道で白峰集落あたりから鶴来あたりまで用いると便利。

<レーンキープ>

クルーズコントロールにレーンキープを追加することができる。レーンの両端がきちんと認識できていれば、ほぼ勝手にハンドル操作してくれる。
レーンを認識できないときや、右折左折などの分岐がある場合は、レーンを判断できずあらぬ方向にハンドルを切ろうとする。しかもこちらでコントロールしようとするとハンドルが重い。ちょっと危ない。
高速道路ではないけれども自動車専用道路のような部分(バイパスとか)で有効かなと感じた。
金沢近辺だと産業道路とか東インターから能登道路入り口あたりまでのバイパスとか山側海側環状道路とか。

アイサイトXの機能

<高速道路内でのアシスト>

通常の速度指定のクルーズコントロールの場合、道の形状(カーブのきつさのこと)にお構いなく速度を維持して突っ込んでいく。まぁ普通に考えると危ない。ついブレーキが入りクルーズコントロールは解除される。
そのため上記のごとく前車が居る時しか使いにくい。
これがアイサイトXの場合、GPSでの位置確認から走っている地図を参照しカーブのRを判断してくれる。カーブがきついと勝手にブレーキが入り至適な速度にしてくれる。高速運転時のみ発動する。
ただし料金所手前のカーブでは減速し過ぎて少しもったり感あり。

<渋滞自動運転>

高速道路内で50km/hr以下の渋滞になると、画面全体が青くなって音が鳴り渋滞コントロールに入ったことを教えてくれる。
そうなるとハンドルに手を添える必要もない。停止からの再スタート時のアクセル操作もいらない。
一瞬体感できたが、とても楽ちん。
本当の手放し運転。

<顔認識>

あんまり顔を見ないで…

顔認識している。車に乗る時に顔認証し、あらかじめ設定してあったシートポジションなどを自動で調整してくれる。
よそ見するとすぐに怒る。居眠りというか少し下を向いているだけでも怒る。視線も確認しているようだ。居眠り時の怒り方は激おこプンプンだ。
アラートが繰り返されると、「休め、休憩施設はどこそこにあるぞ」と促してくる。
厳しくも優しいヤツである。
時々顔認識してくれないのが面倒だが…
画面操作での再顔認識は面倒。ドアを開け締めすると再度顔認識してくれる。

その他のアシスト機能

甲武信ヶ岳遠征は上越経由で高速を用いたが、本当に楽ちんだった。
日産のProPilotは検索したルートに合わせて右折左折してくれるらしい(高速道路内の分岐)。
アイサイトもまだ進化の余地はある。

純正のナビゲーションシステムについては可も不可もない。評判では酷評されていたが、まぁこんなもんでは?
純正ナビでルートを入れると、メーター画面を地図表示したときにもルートが表示される。眼の前の地図にルートが表示されるのは便利だ。

apple carplayが使える。有線接続限定。

appleのマップもGoogle mapも使ったが、どちらもかゆいトコロに手が届かない。
頭の中では、ここに行って次はここに行って最後はここって考えるが、それを一つ一つ入力するのは面倒。
もちろん音声入力もまだまだ弱い。siriってなんておバカなんだろうか…
AI化されて賢くなるのはいつなのだろうか…

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