会の山行で薬師岳ピストン。
日付
2023年9月10日日曜日
メンバー
Yさん、Aさん(高岡カラコルム)、Yさん、私
ウェア
- ベースレイヤー Mountain Equipment grace hooded top
- パンツ Axesquin タドルタドル
- ミドルレイヤー mont-bell ULサーマラップパーカ
- ウィンドシェル Patagonia houdini jacket
- アウター mont-bellトレントフライヤージャケット・パンツ
- 帽子 Patagoniaダックビルキャップ
- 靴下 injinji中厚手メリノ
- 手袋 ワークマン薄手軍手
- シューズ HokaOneOne challenger 6 GTX
装備
- Backpack exped stormrunner 15
- ストック Black Diamond distance carbon FLZ
- 細引き20m
- ツェルト・ペグ
- 非常食
- バッテリー・ケーブル各種
- ヘッドランプ(Petzl swift RLバッテリー×2、bindi)
地図・標高
最高点の標高: 2925 m
最低点の標高: 1351 m
累積標高(上り): 2368 m
累積標高(下り): -2382 m
平均ペース: 3.49 km/h
総所要時間: 09:48:36
EK度数
(距離km + 登り累積標高差m ÷ 100 + 下り累積標高差m ÷ 200) = 47
コースタイム
駐車場 06:37 – 06:44 折立 06:51 – 06:53 十三重之塔 慰霊碑 – 07:32 太郎坂 – 07:56 青淵 07:57 – 08:05 積雪深計測ポール 08:06 – 08:26 ベンチ 08:33 – 08:57 五光岩ベンチ – 09:12 太郎兵衛平 – 09:31 太郎平小屋 09:48 – 10:00 薬師峠 – 10:26 薬師平 – 11:01 薬師岳山荘 11:18 – 11:47 薬師岳避難小屋跡 11:53 – 12:04 薬師岳 12:25 – 12:36 薬師岳避難小屋跡 – 12:52 薬師岳山荘 12:53 – 13:11 薬師平 – 13:25 薬師峠 13:31 – 14:07 太郎平小屋 – 14:39 太郎兵衛平 – 14:52 五光岩ベンチ – 15:08 ベンチ – 15:47 積雪深計測ポール 15:48 – 15:52 青淵 15:53 – 16:04 太郎坂 – 16:25 十三重之塔 慰霊碑 16:26 – 16:35 折立
コース状況
テン場上の沢水が枯れそう。歩きやすい。テン場の水は豊富。
小屋の水はいつもよりも細い
消費フード
- アクエリアス500ml
- ソルティライチ500ml
- 水1000ml
- ゼリー2
- パン1
- 各種フルーツ(Aさん提供)
ギャラリー
記録
ケガ直後からAさんから度々連絡があり、足のケガを気にしていただいた。
そろそろ山行でも…とのお誘いがあり、可能な分量をお伝えしたところいくつかの選択肢から薬師岳となった。Yさんの高所トレーニング!?の目的もあったようだ。
会の古参のYさん(現会長さん)も加わることになり心強い。よろしくお願いします。
終始Y会長さんに引いてもらう。もう一人のYさんの足が分からないこともあってゆっくりペースでスタート。帰りの歩きっぷりを見ていると体力的には全く問題なさそうだったが。
何はともあれ自分には都合のよいペース。やんわり温存しながら歩く。今日の登りはポールは使わずに登ってみた。少し以前の歩き方を取り戻せたかな…
早すぎず遅すぎずで太郎小屋に到着。一息入れてピークへ。
沢筋は水が少なく冷却感がない。薬師平を越えた斜面は風が少なく太陽にさらされてつらい。早く稜線へ…
稜線に出ると爽やかな風に包まれる。気持ちいい。この頃には少しガスも上がってきて海側の視界が悪くなってきた。
避難小屋から先は本日が初登のYさんに先に歩いてもらってピークへ。
奥社は新品ピカピカになっていた。
周囲にはネパール風の旗が張り巡らされていた。
周囲には黒石が敷き詰められていた。那智黒石だろうか?
長持ちしてくれたらよいなと思う。
感染症があちこちで猛威を振るっているので手を合わせてきた。
下りに入ると突然Y会長の歩みが早くなる。噂に聞いていた高速下山か。
後続は駆け足にならないと追いつかない。
だが、Y会長が走っているかと言うと全く走っていない。体重移動にすべてを集中して足を前に置いているようだ。飛んで(蹴って)はいないが足の振りははやい。体幹・腰主導で振り出しているかというとそうでもなさそう。
本人に言わせれば、「減速動作は膝が痛くなるし、この方が楽やろー」と。
全くその通り。
おそらく「トレランの格好をしているだけの人」の誰よりも速い(ガチ勢のぞく)。
こういうのが受け継がれているんだなー。盗もう。
発動条件はありそう。荷物の量、斜度など。まさかあれを20kgの重荷ではするまい。
昔のことを思い出した。スノーボードにハマっていたときのこと。どうしてもショートターンカービングがうまくならず上手な先輩に相談したら、「じゃあ一回見せて」と言われて滑った。
一本見た後に、「その滑り方は違うから、見せてあげるからついておいでよ」と斜面に連れ出され何も言わずに前を滑っていった。具体的には何も言わずにただ4‐5本滑る。
ビデオで見るのと異なり、真後ろから見ると体の使い方やテンポがわかる。すぐに再現することは難しいがついていくことで少し掴めるものはあった。
その後、それなりに練習をして人並みに滑れるようにはなったものの、先輩と同じレベルの滑りには至らなかったかな。
目で見たイメージを越えることって難しいのだ。それを越えれる人が真の一流なんだと思う。ましてやイメージ無くそこに辿り着く人や違うイメージを作り出す人は天才と言われるんだろうな。
Y会長の背中はできるかな?と語っていた。ありがとうございました。