自分を見つめ直しに。
日付
2024年2月12日月曜日
メンバー
ソロ
ウェア
- ドライレイヤー ファイントラック ウォームロングスリーブ・タイツ
- ベースレイヤー Mountain Equipment glace hooded top (濃紺)、patagonia キャプリーン4タイツ
- ミドルレイヤー Rab alpha flash jacket(使用せず)
- ダウンアウター mont-bellパーマフロストライトジャケット(使用せず)
- ウィンドシェル Karrimor wind shell pull over
- アウター teton bros. TB jacket (blue gray)・pants (azuki)
- 帽子 patagoniaダックビルキャップ
- 靴下 mont-bellトラベラー薄手メリノ五本指ソックス
- 手袋 ニトリル手袋+ワークマン薄手軍手 → BD waterproof overmitts追加 → BDガイド
装備
- ski Voile Women’s Hyperdrifter 165cm 149−115−132
- binding Dynafit superlite 175
- boots Dynafit tlt speedfit pro
- Dynafit ski crampon 130
- pole BlackDiamond carbon wipet
- シール G3 alpinist plus grid
- ザック BlueIce Kume 40L
- サングラス mont-bellアルパイングラス
- ゴーグル
SWANS Rush-XED BLBK
SWANS ROVO-MDH-CU SMBK - アイゼン Petzl leopard leverlock
- ビーコン Mammut element barryvox
- プローブ K2 probe alu230
- ショベル Ortovox professional light
- エマージェンシーその他
Jetboil micro mo・非常食
細引きアルミステーアブミ・Beal backup line φ5mm x 30m・8環(mago 8)・スリング・1:3引き上げ用ガチャ・ハーネス
ツェルト・SOLビビー
針金・結束帯大小・工具・ダクトテープ
簡易シーネ・薬・テーピングテープ
渡渉用ビニール袋
地図・標高
最高点の標高: 1893 m
最低点の標高: 671 m
累積標高(上り): 1126 m
累積標高(下り): -1391 m
平均ペース: 6.73 km/h
総所要時間: 06:51:20
スタートから林道を離れるまでのログなし。
EK度数
(距離km + 登り累積標高差m ÷ 100 + 下り累積標高差m ÷ 200) = 30
コースタイム
除雪最終地点 6:10頃 – 7:18 林道最終地点 -(286分)- 12:04 風吹岳 12:21 -(86分)- 13:47 除雪最終地点
コース状況
林道:トレースで高速道路状態
取り付きから鞍部まで:沢の右岸の1110mの岩峰まで沢は埋まっていない(いつもは完全に埋まっているのだろう)。岩峰を見つつ左岸を適当に登り巻く。スネラッセル。
登り返しを作らないように鞍部に乗り上げて南俣谷に向かうが、先行者がたどる右岸の稜線に向かうトレースあり。先行者につられて乗ってしまう(楽してしまう)。そのまま稜線まで上がる。
稜線から見える範囲では谷は埋まっているよう。
トレースの元の主は斜面のパウダーを食べに滑り降りたよう。
本日の先行者は谷に滑り込み(標高で6−70mほど落としたか)横前倉に向かっていった。
自分はそのままトレースのない稜線を進むことにした。スネ〜膝ラッセル。ところどころ穴が開いていて地面が見える。積雪量は1.5−2mほどしかない。
稜線には細かいアップダウンがあるが、登り返しになるのは2箇所ほど。1627mは登り返しができる。以後は急斜面ながら雪崩れる気配がなかったのでゆっくり高度を上げつつ谷に合流。
谷の右岸側は吹き溜まっていて膝ラッセル、左岸は日当たりよくモナカでくるぶしラッセル。
滑走。
頂上直下の右岸側は極上パウダー。モナカを踏まないように選んで滑った。
以後の緩斜面はトレースを外すとほとんど下りラッセルになるためほぼトレース通り。
藪にムチうたれる。
1627mのところは標高差2−30m程度のことだがシールを貼って登り返した。
1450−1250mは日陰でまだ雪が生きていた。ヒャッハーする。
林道に出ると高速道路。
消費フード
- オレンジジュース800ml
- ホットゆず200ml
- ゼリー2
- パン1
ギャラリー
記録
ケガをしてから気持ちはとても保守的。
厳しい山行をまたできるだろうか?
自分の心持ちを確認するためにソロで向かった。
コース取りは無駄だらけのダメダメだし人のトレースをあてにしているので、ログを残すのも恥ずかしい限り。
それでも足を前に出し続ければいつかはピークにたどり着くのだから、諦めないということを再確認できて良かった。まぁこの分量の山行で大げさだけど。
それにしてもラッセルが深くて辛かった。先行者と分かれてから稜線の雪庇を避けて谷側斜面を歩いたのだが、もうずっと膝ラッセル。頂上直下の左岸だけモナカで楽させてもらえた。モナカをこんなに喜んだことはないかも。
稜線は穴だらけだし(1mほどの浅い穴なので地面が見える)、藪は多くて帰りはピシピシと鞭打たれるし…
いい修行になりました。
自分の滑走を動画にしてみるとTomahawk氏がいかに尋常じゃないスピードで滑走しているかということがわかる。